ガッテン!「あなたの朝が変わる!“目覚め”解明SP」[解][字] 2017.12.13
ガッテン!ガッテン!ガッテン!ガッテン!今夜の「ガッテン!」は50年もの間我々の目に触れなかった…
(アラーム音)我々はその解決のカギをついに見つけ出す!真実の扉が今開かれる!
(拍手)さあみんな…起きてるかい?
(岡田大島)起きてますよ。
(森口)本番ですからね。
(岡田)本番やもん起きてますよ。
(大島)バッチリ起きてます。
これから出す問題にちなんでこうやって言ってみただけです。
職業を当てて頂きましょう。
(森口大島)え〜職業?それではこの職業でございます。
(大島)えっ?
(森口)この職業?
(岡田)シャボン玉…!
(大島)左の方。
(森口)見たまんま。
女優さんではございません。
女優さんではない。
つまりね役柄に扮してるわけじゃございません。
(ゲスト一同)えぇっ?
(岡田)右の方はこっち側は…棒を持ってます。
(岡田)左の方は吹き矢やないけどそれで上のものを何かしようと…。
そこまで分かったらもうお分かりでございましょう。
はいお答え頂きましょう。
(笑い)初登場で爪痕残そうとすな!真剣ですよ!上のもので吹き矢とかだと海外にもいるか分かんないですけどハチ?
(岡田)あっそうや!そやそやそや!よく最近スズメバチバスターみたいなんようテレビでやってるわ。
そう!今ない職業当てるってどういう事!?分からないですよ。
私が最初に意味なく叫んだそのひと言を思い出して下さい。
「みんな…」。
(ゲスト一同)「起きてますか?」起きて…えっ!もしかして…
(岡田)…という仕事あんの?見てみましょう。
これはすごい職業が昔ありました。
(岡田)何?
(森口)そういう職業?これは時代は…?
(岡田)えっこれ?はい。
(森口)朝が始まるっていう合図?こうやって起こすんですか?
(大島)たたいてるの?
(大島)え〜!
(ゲスト一同)目覚まし屋!?
(小野)はい目覚まし屋さんです。
(大島)え〜トントントントンって?
(森口)画期的!
(大島)えぇ〜!産業革命の以降同じ時間にきちっと起きて同じように皆働いてもらわなきゃ困るのでそれまでみたいに起きたいやつから順に起きたやつから集まるような時代は終わりました。
全員同じ時間だ起きろ!という。
(ゲスト一同)えぇ〜!当然その時代目覚まし時計なんかないから目覚まし屋さんというのが…。
(大島)なかったんだ目覚まし時計。
(笑い)眠れない!というわけで…
(ベル音)お困りの方も多いんじゃないですか?埼玉県にお住まいのこちらの女性もエレガントな雰囲気とは裏腹に朝は大の苦手なんだとか。
ある朝の様子を見せてもらうと…。
目覚ましを止めて…更に…。
起きなきゃいけないのは分かっていてもなかなか布団から離れられないんですよね。
(岡田)これええんよ。
これええねん。
(大島)気持ちいいんですよね。
こちらは小学生の男の子の寝起きが悪くて困っているというご家族。
毎朝お母さんが起こしに行くんですが…。
(大島)眠いのよね朝。
(岡田)あ〜これやで子供は。
もう〜これこれ。
起きへんほんとに。
もうすぐ寝る。
毎日たっぷり寝ているはずなのにスッキリ起きてくれません。
18世紀の…その最前線に今夜「ガッテン!」が迫っていきますよ!さあいい睡眠をとっても寝起きが悪くては何の役にも立ちません。
(岡田)目覚めが。
本当のクイズはこのクイズからです。
ご覧下さい。
今世界中でニュースで紹介されております人気の「あるもの」です。
さあこれは一体何を紹介してるんでしょう?
(大島)何何何?
(岡田)えっ?
(大島)え〜?何?
(森口)何?
(大島)あっ中国。
(大島)ん?
(森口)えっ?
(岡田)「Answer」やない!
(大島)全然分かんない。
(笑い)世界各国の…と言いましても今3か国ですかね。
皆さんこんなにたくさんの方々がこれを使っていらっしゃいます。
本当に大人気なんですね。
(森口大島)えぇ〜?さあ…!
(岡田)えぇっ?
(大島)「ウェイクアップ」しか分かんなかった。
あと「フラッシュ」も出てきた。
フラッシュアンドウェイクアップ!あっ…分かった。
(大島)おっ。
(岡田)言ってあげて。
(笑い)
(岡田)ちょっと!まさに閉店ガラガラ。
(笑い)それでは正解は小野君の手の中にあります。
はいこちら。
スマートフォンの中の…皆さんをよりよい目覚めに導くアプリが世界中で今大人気なんです。
(森口大島)えぇ〜!
(岡田)よりよい目覚め…。
そう。
今……が大人気なんです。
その使い心地を聞いてみると…。
これなんですけど。
こっちのアプリなんです。
こういうオレンジのは使ってます。
(岡田)マジで?
(森口)ただ起こすだけじゃないんだね。
目覚ましアプリを使っている人の多くが寝起きがよくなったと感じているようなんです。
ではこうしたアプリが…それは…。
そう!このスッキリ起きられるタイミングで起こしてくれる事がポイントなんです。
睡眠中に…ほぅ…。
(大島)なんで?
(森口)その違いは何なんだろう?一番目覚めのいい時に起こしてくれるシステムが共通してる事なんです。
(岡田)なるほど。
でもなんで私たちが知らないのに…
(大島)あれでしょ。
あれ。
(岡田)よう聞くわ!睡眠の時よく聞く…。
それは単語は知ってますか?聞いた事あるけど実際ほんとに何やいうのは分からないですね。
偶数…奇数の何か…。
あぁそうそう。
その「何か」っていうやつ。
(森口)奇数の何かです。
1時間半!
(大島)あぁ〜。
そう。
1時間半90分の睡眠サイクルって皆さん聞いた事ありませんか?街で聞いてみると…。
海外の方にも聞いてみると…。
へえ!海外でも有名なんですね。
その内容はこちら。
睡眠には深い眠りと言われるノンレム睡眠と浅い眠りと言われるレム睡眠があります。
レム睡眠は90分の周期で現れると言われておりこのタイミングで起きると浅い眠りからスッキリ目覚められるという説なんです。
(森口)なるほど!人間大体6時間から7時間よく寝る人でも8時間。
だけど起きるんだったら6時間かこの理屈でいったら7時間半に目覚ましかけときゃ一番浅いとこに当たるから目覚めがフッとすぐ起きられるという理論というかかなり浸透した…だよね。
そうです。
はい。
そこでガッテンボーイが睡眠というものを見せてくれました。
2人の…。
(岡田)ガッテンボーイ?トーン!と行って思いっきり寝てこの理論どおりにやってみました。
ご覧頂きましょうどうぞ。
ガッテンボーイの…90分サイクルで起きるとどれほどスッキリ起きられるのか。
じゃあ早速寝ましょう。
寝ましょう。
睡眠中の状態を調べるため体にはさまざまなセンサーを装着。
(大島)これ寝れるのかな?これがね。
就寝時刻は夜の12時。
(大島)めっちゃつけて…。
(岡田)結構つけたなぁ!朝6時まで眠ってもらいます。
果たして6時間ピッタリの睡眠でスッキリ起きる事ができるのか?不安を抱えながらも…
(大島)3分後だよ!
(岡田)結果寝てんのかい。
早いなぁ!
(笑い)
(大島)神経質ぶってただけですね。
(岡田)さすがガッテンボーイいいよ。
6時間しっかり寝てもらって…
(大島)ちょうど…理論で言うとちょうどですよね。
(大島)目覚め悪いな〜。
(岡田)あらどうなの?これ。
一方亀井君は…。
(大島)眠そうだもんな。
えぇ〜!2人とも失敗って事?ならばもう1日。
(大島)あぁ運動してね疲れさせて。
日中たっぷり体を動かしてもらって…。
(大島)疲れるとよく寝れますからね。
夜!今度は頼むぞガッテンボーイ!
(森口)今度寝れんじゃない?6時間ぐっすり眠ってもらいました。
さあ目覚めの感想は…?
(大島)え〜亀井君もダメ?
(森口)なんで?90分サイクルならスッキリ起きられるんじゃなかったの〜?
(ゲスト一同)えぇ〜!?
(大島)なんで〜?見たいなと思うんですがどうぞここからはい。
(岡田)来たかガッテンボーイズ!
(大島)二人とも違うんだなぁ。
実際実験してくれた亀井君とそして…していない彼女は行ってしまいましたね。
(笑い)ほんとだ。
2日目の宮森はもうここで…ちょっとここでレム睡眠の状態に入って90分説はありかな?と思っておりますと亀井君はどうですか?あぁ〜。
(森口)ズレズレだね。
1人の人間が寝るだけでもこんなに違うわけだ。
それはまた関係ないの?この実験に関しては二人とも一度もトイレに起きなかった。
えぇ〜!若いな〜!
(笑い)
(笑い)それ多すぎない?
(岡田)俺水分ようとるから。
あらま〜ごめんなさいちょっと。
あと話余談やけどバッティングセンター案外バッティング下手やな。
(笑い)見た目かっこええのにブサイクな…。
初心者だったもので。
よくそういうとこ見ながらも他の情報も入ってくるよね。
(笑い)それが偉いと思って。
結局今回のガッテンボーイの実験ではレム睡眠は90分サイクルでは現れず。
その理由を目覚めに詳しい睡眠の専門家に聞いてみると…。
(ゲスト一同)えぇ〜!そう睡眠のサイクルはそもそもバラつきが出やすいもの。
睡眠の研究者たちの間では常識なんですって。
では一体なぜ90分サイクル説がこんなに広まってしまったのか。
こちらは30年ほど前に人のレム睡眠の周期を調べたデータです。
確かにレム睡眠は90分の周期で多く現れていますが時間にはかなりバラつきがある事も分かります。
しかし何かのきっかけで「90分」だけに注目が集まり90分サイクル説が広まってしまったと考えられるのです。
そして今回睡眠の更なる驚きの真実が明らかに!これまでレム睡眠といえば浅い眠りと思われてきましたがそこにも誤解があったというんです。
実は今回取材していてとても…
(大島)おぉ!見せて下さい。
さあ驚くべき記述が載っている本でございます。
(大島)睡眠…。
「睡眠の臨床」としてございます。
(岡田)見た目は結構歴史ある本よ。
睡眠学の教科書に載っているこれからお見せする実験は1967年に行われておりました。
(森口大島)えっ!そうしましたら目が覚めてる時に音が聞こえたらそりゃ反応できますよね。
100%。
ではノンレム睡眠。
(森口)そうだよね。
10%の人しか反応できませんでした。
でもレムはすごいですよ。
レムは多分もうかなり浅いとこまでいってますからこれぐらいでしょう。
さあいってみましょう。
レムは?
(大島)えっレムのほうが低い!
(森口)意外!反対じゃないの?はい6%。
反対じゃないです。
こっちが深い眠りでこっちが浅い眠りってさっきから口が酸っぱくなるほど言っております。
その浅い眠りの時に音を流したら聞こえる率がこんなもん?そうなんです。
えっ?
(森口)えっ意味分かんない。
不思議ですよね〜。
今回「ガッテン!」でも睡眠の状態と目覚めの関係を実験で調べてみました。
協力して頂いたのは…まずは…
(アラーム音)アラームを鳴らしてもなかなか起きません。
(アラーム音)続いて本題の…これまで浅い睡眠と言われてきましたがいざアラームを鳴らします。
(アラーム音)ノンレムで起きた15秒をこえても全く目を覚ましませんでした。
一体なぜか?人はレム睡眠の間多くの時間夢を見ています。
その時脳は活発に働いていますが夢の世界に入り込んでいるため外の情報からは遮断されているんです。
そのためアラームの音にも気付きにくく無理に起こしても目覚めはよくない事が多いんだとか。
というわけで深いノンレム睡眠もレム睡眠も目覚めのタイミングとしてはふさわしくないという結論になってしまいました。
実はこの事が正確ではなかったという事が分かったために新しくさっきのアプリが登場する事になったんです。
(ゲスト一同)えぇ〜!つまり長い間言ってきたの。
こんな事言ったらなんですけど私たちも何回か言ったの。
(岡田)あららららら!
(笑い)
(大島)分かんなくなっちゃう。
実はもう一つこの実験には条件がありましてある状態の時同じ音の刺激にどのぐらい反応できたかというデータが載っていました。
それはなんと…。
(大島)あ〜すっごい高い。
(森口)え〜!
(岡田)えぇ〜?
(大島)ノンでもなく。
さて何でしょう?
(大島)あっ「ノン」だからノンの逆は「イエス」って事ですよね。
だから「いけ!」って事だから…
(岡田)Goレム?ごめんなさい。
(笑い)どういう状態だと…。
(森口)それでいったら分かった。
なんだもう分かっちゃった?ノンレムと覚醒の間で…。
その状態!「深い眠り」「浅い眠り」「目覚め」のその間よ!はいはい!ごめんなさいもう次いって。
(笑い)いよいよ皆さんこの二人の実験の一番意味ある瞬間が出てまいります。
いきます。
(森口)何?これ。
(大島)黄色…。
(岡田)何ですか?これは。
この黄色いところです。
(大島)わぁすごい!
(森口大島)うわぁ〜!
(岡田)…いる状態?そうなんです。
この状態が先ほどのグラフの90%というところを意味しています。
(岡田)でもこんな深い・浅い・間の時…。
おぉ〜寝返り?
(大島)あぁ〜。
寝返り打ってる時って…違う?起きてる?最終的にはそれにつながってくるでしょう。
(岡田)えっ!?
(森口)えぇ〜?私たちは名付けて…。
こう呼びたいと思いました。
(森口)あるんだ〜。
(岡田)ゴールデンタイム?一応テレビ界的には今放送してる時間をいっております。
(笑い)黄色が全部ゴールデンタイムです。
(大島)すごい!
(岡田)そうですね周期性は見られませんよね。
そしてほんとに細かい…その時の亀井君の感想を聞いてみましょうよ。
起こしたの?だって本人裏にいるよ。
呼びましょうか?うん。
はい亀井君!
(大島)あっ来た。
(森口)こっちから来ました。
ではまいります。
ゴールデンタイムになってるかどうかを脳波で判定して「今だ!」っていうタイミングで起こします。
これで鳴らします。
(アラーム音)もう脳波計で見て担当のディレクターが中に入る。
(大島)おぉ起きてる。
(ゲスト一同)はぁ〜。
一方これがゴールデンタイムじゃないタイミングで起こした時の映像。
(大島)目が開かないもんな〜。
ぶざまだね〜。
(笑い)
(大島)実験中ですからね。
こっちがやらせてんだって。
失礼いたしました。
(岡田)寝ぼけてるね。
こんな感じ多いよ普通ね。
寝ぼけの。
(大島)へえ〜。
(森口岡田)はぁ〜。
ディレクターが入ってくる感じすらも感じられるぐらいの…?
(亀井)もうすぐ分かるっていう。
(森口大島)へえ〜。
ではこの亀井君に起こった事をきちんと先生にご説明を頂きたいと思います。
睡眠学がご専門。
睡眠評価研究機構代表白川修一郎さんです。
どうぞ。
ようこそお越し下さいました。
お願いします!先生。
よろしくお願いいたします。
(拍手)これはかなりですね…
(白川)皆さん方も例えば…あの時は外に何となくやっぱり意識を向けてるんですね。
ちょうどそういうアンバランスな状態になっているのがこのゴールデンタイム。
基本的にやっぱり外から何か音がないと分からないですよね。
(大島)音が必要なんだ。
自分で探せないんだ。
という事は前々から分かっていたのにいまだ「ゴールデンタイム」は私たちが勝手に付けた言葉ですけどこのよいタイミングの事というのが情報として世間に流布しないのはやっぱり…「教えてもらったって…」って感じ。
なるほどね〜。
(白川)それが今言ったアプリですよね。
このアプリはですね…えぇ〜。
そうなんです。
ゴールデンタイムの亀井君の様子を見てみると…。
無意識に体が動いているのが分かりますよね。
これが…実はこの体動こそゴールデンタイムのサイン。
そもそも…これまで家庭でこのタイミングを捉えて起きる事はほぼ不可能でした。
そこに登場したのがスマートフォンの目覚ましアプリ。
スマホを枕元に置いて寝るとスマホの中のセンサーが…そして朝ゴールデンタイムの前触れとなる体動を捉えるとアラームがスタート。
心地よく目覚めさせてくれるってわけなんです。
ただし…使ってみたい人は説明書きをよく読んで下さいね。
このアプリはですね…この枠で入れるんですか?
(白川)そうなんですね基本的に。
例えば7時30分に起きたいというふうにするとここに……って出てくるんです。
(岡田)幅持たせて。
なるほど!
(白川)基本的にはですね…
(大島)へえ〜。
「あんたは今ゴールデンタイムだよ」「目が覚めると一番気持ちいいよ」っていうのを教えてくれる。
もし脇に誰かが起きていてくれて「はい」って言ったら「あっ何だ?」というぐらいの心地よい起き方をする?そうなんですね。
(森口)へえ〜理想的。
ただやっぱり朝方なんですね。
ある程度の睡眠時間はいっているというのが大切なんですよね。
でも本来的にはアプリなくてもですねいつも同じような時間帯にちゃんと起きてるとゴールデンタイムがうまくそのころにぶつかるような…学習している可能性もあるんですよね。
はぁ〜!規則正しくね。
そういう事。
規則正しいやっぱりリズム。
規則正しい人に割とこのゴールデンタイムとこの目覚ましがピタッと合う事は多いですか?
(白川)多いですよね。
それもある程度6時間以上ちゃんと寝ているような人。
そして睡眠負債があんまり蓄積していないような状態だとやっぱりその時にポンと起きてくれるという…。
人類誕生以来眠りと目覚めとずっと研究が続けられてますがいまだに正直言いましてベストな眠りとか何かに関してはどれだけ番組でやってもどれだけ雑誌で特集しても皆さんお悩みですけどこれ永遠にこれが続きますかね?まだしばらく続くでしょうね。
(岡田)はぁ〜なるほど。
面白いですね。
はいどうもありがとうございました。
(拍手)そういうアプリがあるそうです。
その理由を解明したら一つの目覚めについての理屈が分かりました。
ガッテンして頂けましたでしょうか?ガッテン!はい!さあここからはアプリがなくてもスッキリ起きられる方法をご紹介しますよ!やって来たのは世界最高峰の睡眠研究機関と言われるアメリカ…これまであまたの研究者たちが睡眠という謎の世界の解明に挑み続けてきました。
(森口)永遠のテーマだね。
(岡田)そうです。
このスタンフォード大学にある睡眠生体リズム研究所の所長を務めているのが…。
こんにちは。
日本人研究者の…30年以上睡眠の覚醒に関する研究を重ねてきた…
(大島)へえ〜すごい。
実は今西野さんは50年ほど前の睡眠学の基礎研究に注目しそこから目覚めの秘けつを導き出そうとしています。
何かいい方法は見つかったんですか?
(スタッフ)何でしょう?これです。
ん?先生が取り出したのは目覚まし時計。
何かすごい仕掛けでも?
(目覚まし時計のベル音)え〜ほんとに?というわけで朝起きられないという方々に試してもらいましょう。
まずは埼玉にお住まいの上田さん。
毎朝二度寝三度寝は当たり前。
布団を出るまで30分以上。
そんな上田さんが先生の目覚ましを使うと…。
(目覚まし時計の鳥のさえずり)翌朝目覚ましが鳴りました。
(大島)鳥みたいな。
(目覚まし時計の鳥のさえずり)なんとすんなり起きられちゃったみたい。
(森口)何が違うの?あんなに起きられなかったのに一体どうして?
(上田)出来ました〜。
更にこちら小学1年生の…毎朝お母さんに起こされてもなかなか起きられません。
そんなひろと君にも先生の目覚ましを使ってもらうと…。
さあ起きられるかな?
(目覚まし時計の鳥のさえずり)
(森口)あんなに起きれなかった子が?
(目覚まし時計の鳥のさえずり)
(大島)あれ!一人でえっ?
(森口)何?うそ。
(大島)一人で起きたの?
(森口)一発じゃん。
プチュプチュプチュプチュプチュ。
(大島)刺さったのね。
朝から元気いっぱい!
(大島)一発ギャグ。
(岡田)「プチュプチュプチュ」と謎の…。
どういう事やひろと!教えてくれその「プチュプチュ」の謎を。
ひろと教えてくれ!「プチュプチュ」の謎!さあこの目覚まし時計どんな秘密があるんでしょう?えぇ何〜?ひろと君新しいギャグくれましたね。
「プチュプチュプチュ…」。
ひろと頂くな!いやいや…。
(笑い)
(大島)貫通しちゃう。
さあゲストのお三方お考え下さい。
目の前にありますこの目覚まし時計。
特に奥様が目覚めよかった。
朝食ふだんトーストですけど今回サンドイッチ作ってた。
(森口)なんで分かるの?ふだん多分トーストだけやのにサンドイッチでコーンポタージュつけてたから。
手が込んでた。
目覚めがいいからやっぱり。
(大島)時間もねちゃんと余裕があるから。
スタンフォード大学西野教授。
さあ考えに考え抜いて気が付いた「これだ!」っていうのがここにございます。
(岡田)そこや!鳥のさえずりが正解ですか?あのですね…これを先生は…。
(少しずつ音量を下げて)
(ゲスト一同)えぇ〜!?つまりここで起きる事になっていてもここから鳴り始めてもここじゃ聞こえないんですよ。
ここへ来ると聞こえてくるって事は自分がゴールデンタイムに入ってきたんだっていう事を同じ音量が知らせるんですと。
(ゲスト一同)えぇ〜!
(森口大島)すご〜い!そうだ!そうそうそうそう。
やかましいわ!
(笑い)やかましいわ!やっと俺のゴールデンタイム来た。
バカタレが!
(笑い)細くてごめん細くて。
分かりやすい!これを西野先生は研究された。
ボリュームを小さく…。
要するに我々は起こされてたのよ。
そうなんです。
もしこの時間に起きたいという時間さえ正確ならばさっき言ってくれた自分から起きられるタイミングがあるのでひょっとすると自分のセットした時間より10分早く目が覚めるかもしれないけどそれがゴールデンタイムなんです。
その時に人間は普通最初慣れない時に思うんだよね。
「もう10分寝られる」と思ってそれで完全に遅刻をする時間が必ずあるんだけど10分早くてもそれはあなたのゴールデンタイムだからそれが一番心地よい目覚めなんだという事を教えてくれるの同じ音量が。
ですね!
(岡田)あ〜設定ねこれ。
どんなもんですかね?でも20分でもスッキリすればその20分惜しいと思わない。
そう思わなきゃいけない。
これを知っといて頂いて「20分早く目が覚めちゃった」じゃなくて20分早くゴールデンタイムが来たんだと思って得したと思って起きない事には意味ないですよね。
ほんとですよね。
(大島)朝食食べる時間に余裕が持てたりしますからね。
大事。
また二度寝で20分してもちょっとしんどい時ありますからね逆に。
目覚ましを使ったこの方法。
試してみた〜いという人にやり方をご紹介。
音量調節ができない目覚まし時計の場合はスピーカー部分にテープを貼るか厚手のタオルで時計をくるんで音量を調節して下さい。
アラームに気付かずに…更にスッキリ目覚めるために大切な睡眠の基本も押さえておきましょう。
まず…それより短いとスッキリ目覚める事は難しいとされています。
こうした習慣が睡眠のリズムを整えてくれるんですって。
すごいね眠りっておかしいね。
眠りと目覚めず〜っと研究してんですよ。
(森口)終わりがないですよね研究にね。
(大島)30年もやってどんどん新しい事ができてくるから。
私たちが名付けて「ゴールデンタイム」ですけど非常に爽やかな目覚めをしやすいタイミングは私たちは毎晩たくさんの機会を持っているんだという事でございます。
ガッテンして頂けましたでしょうか?ガッテン!はい!その謎の人物を探してやって来たのは…こちらにその方が住んでいるんだとか。
一見ごく普通のおばあちゃんという感じですが…。
どれほど朝に強いのか聞いてみると…。
えぇ〜!さ…3時!?なんとこのベッツィさん89年の人生の間ほぼ毎朝3時に起きてきたんですって。
何かそんなに早起きする理由でも?へえ〜そんな人がいるなんて…!というわけで…。
今午前3時です。
まだ辺りは真っ暗なのですがベッツィさんの家だけ明かりがついています。
翌朝3時に訪ねてみると…。
(スタッフ)グッドモーニングベッツィ。
グッドモーニング。
本当に起きてますね。
しかも…。
こちらの方は…?もしかしてキャリーアンさんも朝起きるのが得意とか?とここで…。
キャリーアンさんの母親キャンディさん。
という事はキャンディさんも朝起きるのが得意?そう実はベッツィさん一家は先祖代々みんな朝起きるのが得意な…亡くなったベッツィさんのお母さんも毎朝3時に起きていたんだとか。
実は今世界中でベッツィさん一家のような早起き家系の発見が相次いで報告されているんです。
報告例は日本にも。
一体なぜこうした家系が存在するのか。
それには去年のノーベル賞で話題になった時計遺伝子が関係していると考えられています。
私たちの細胞の中には時計遺伝子が存在しその違いが朝型・夜型に関係している事が分かり始めているんです。
いや〜眠りって本当に奥深くてまだまだ謎の尽きない世界なんですね。
でも30年ですかあの西野先生。
ねえ〜ほんとにもう研究研究重ねて。
でも逆に西野先生の眠りが心配ですよほんとに。
眠りの事考え過ぎて逆に眠れないんじゃないかと。
(大島)先生が寝れてないかもしれない。
そういう努力があってこそ我々こうやっていい事知れたんでね先生ぐっすり寝て下さい。
(大島)岡田さん今日ねギャグももらいましたしね。
そうですね。
え〜チュプチュプ…何やったかな?忘れた!
(笑い)次回も…。
(一同)ガッテン!ガッテン!
増え続ける世界の人口。
2017/12/13(水) 19:32〜20:17
NHK総合1・神戸
ガッテン!「あなたの朝が変わる!“目覚め”解明SP」[解][字]
朝の目覚めの新常識!90分サイクルで起きれば目覚めがよいという話は、都市伝説だった!?最近人気の「目覚ましアプリ」の秘密や、至高の目覚めを実現する裏技を大公開!
詳細情報
番組内容
毎朝スッキリと目覚めたいあなたに、驚きの新常識を大報告!90分サイクルで起きればスッキリ目覚められるという話は、実は都市伝説だった!?さらに「目覚めのゴールデンタイム」の存在が判明。極度の睡眠不足でなければ、そのタイミングで起きると、至高の目覚めが実現!最近人気の「目覚ましアプリ」も、ゴールデンタイムに着目したもの。アプリが使えなくても、目覚まし時計に「ある工夫」をすればOK。最高の朝をお届け!
出演者
【ゲスト】森口博子,岡田圭右,大島麻衣,【司会】立川志の輔,小野文惠,【語り】山寺宏一
ジャンル :
情報/ワイドショー – 健康・医療
情報/ワイドショー – グルメ・料理
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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