2017-12-15『「慰安婦」問題と未来への責任』(大月書店)刊行


この日記に記事を書くのは久しぶりですが、宣伝をかねて。
この12月15日に大月書店から中野敏男・板垣竜太・金昌禄・岡本有香・金富子編『「慰安婦」問題と未来への責任―日韓合意に抗して』が刊行されます。
以下の画像は、そのチラシです。
私も「破綻しつつも、なお生き延びる「日本軍無実論」」という一文を寄せました。これは2015年8月に雑誌『世界』に掲載した「破綻した「日本軍無実論」」の再掲ですが、同年12月の日韓合意についての見解を加えて再編集しました。「日本軍無実論」はそのかたちを変えつつも、日韓合意によって延命した。日韓合意は、「日本軍無実論」による「河野談話」の再解釈(継承しつつ、それを否定する)であるというのが、追加した見解です。ご関心のある方はご覧ください。
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