【中日】ゲレーロ、本塁打王ほぼ手中で「バレを退場させた審判に感謝」!?
2017年10月2日21時7分 スポーツ報知
去就が注目される中日のアレックス・ゲレーロ内野手(30)が2日、ナゴヤ球場で調整。左脇腹痛の影響を感じさせず、フリー打撃などでサク越えを連発した。
休憩中には、わざわざ報道陣を「俺の近くに座れ」と呼び寄せて“独演会”を開催。まずは「バレンティンは残念だったな。でも、そのおかげで俺の本塁打王が決まった。あの審判に感謝しないと」とニヤリだ。
9月30日のヤクルト―中日戦(神宮)。バレンティンが32号3ランを放った直後の打席で、見逃し三振の判定を不服として本塁に足で砂をかける侮辱行為を働き、西本欣司球審(50)に退場処分を下された。その結果、翌10月1日の同カードは出場停止。貴重な1試合を空費したおかげで、残り試合は「1」となり、35本塁打のゲレ砲を逆転する可能性は限りなく小さくなったのだ。竜の主砲は「アリガトウゴザイマス」と、うやうやしく頭を下げてから「ハッハー!」と大笑いした。
さらに遠征先の食事についても語り出した。「フクオカでは何を食ってもウマかった。トウキョウだってそうだ。オオサカもいいな」と“三都”で平らげた料理を思い出して舌なめずり。しかし、なぜか「ナゴヤの飯だけはなあ。ソーソー(まあまあ)だな。いや、ノーグッドかもしれない」。本拠地の食事に話が及ぶと苦虫をかんだような表情になっていた。