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【格闘技】

<ドラゴンゲート通信>斎藤了が福岡でドリームゲート戦

2017年12月15日 紙面から

鷹木信悟を破るなど絶好調の斎藤了(右)=後楽園ホールで(七森祐也撮影)

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 2017年最後のビッグマッチ、福岡国際センター大会(23日)の対戦カードが、14日までに出そろった。主要4タイトルすべての防衛戦が行われる超豪華ラインアップ。メインのオープン・ザ・ドリームゲート選手権で望月成晃(47)に挑戦するのは、元王者で現在乗りに乗っている斎藤了(38)だ。

 ファンから「サイリョー」の愛称で親しまれる斎藤は今、絶好調だ。約6年間所属した人気ユニットのジミーズが10月に解散し、その後の活動方向が注目されていたが、団体最高峰のベルトに照準を合わせていた。因縁のあったヒールの鷹木信悟と今月5日の東京・後楽園ホール大会で一騎打ちを行い、得意のドラゴンスープレックスホールドで一蹴。シングルプレーヤーとしての実力を見せつけた。

 そして、5日後の京都大会では、望月とタッグで激突。その望月から完璧な3カウントを奪ってみせた。赤っ恥をかかされた望月は、福岡での挑戦者に逆指名。斎藤は「俺はあんたの口から挑戦の言葉を引き出すために、この1カ月突っ走ってきた。ジミーズの元メンバーたちは頑張っている。俺もおとなしくしているわけにはいかない。ドリームゲートを奪うことで、すべてを清算する」と言い切った。

 斎藤は望月が空手出身であることにも触れ、「もっともっと蹴ってこいよ」と自信の態度。秘策ありげな笑みを浮かべた。 (大西洋和)

 

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