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【格闘技】

36歳細川が初の日本タイトル

2017年12月15日 紙面から

チャンピオンベルトを巻き祖母・フミ子さん(右)とポーズを取る細川=後楽園ホールで(藤本敏和撮影)

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 ボクシングの日本スーパーライト級タイトルマッチが14日、東京・後楽園ホールであり、同級6位・細川バレンタイン(36)=角海老宝石=が王者・麻生興一(31)=三迫=に10回判定3-0で勝って新王者になった。2008年の東日本新人王決勝で対戦し引き分けて以来という友人同士の対決で、細川はプロ12年目、3度目の挑戦で初の日本王座を獲得した。

 「めちゃめちゃうれしい! 麻生は友達だけどリングでは怖かった。スポーツは気持ちが体を上回る瞬間が本当にあるんです」と細川。ナイジェリア人の父と日本人の母を持つ。英ケンブリッジ大医学部への推薦入学試験に合格した秀才で、現在は外資系の金融企業勤務。試合後は、86歳の祖母フミ子さんをリングに上げて顔をくしゃくしゃにした。 (藤本敏和)

 

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