組織外組織

日馬富士の暴行問題は一向に収まる気配がなく
いまでは白鵬VS貴乃花親方の様相を呈している。
なぜこんなことになっのか?
思うにやはり報道されいる「モンゴル会」なる
組織外組織の存在が問題なのだろう。
日馬富士は引退会見で貴ノ岩に
「礼儀・礼節を教えようと思った」と述べているが
それは貴乃花親方からすれば「大きなお世話」だろう。
「礼儀・礼節」を教えるのはあくまでも親方の領分であり
例え横綱とは言えども、他の部屋の力士に
「礼儀礼節」などを言うべきでないのである。
少し前の、あべひ君とちよさんの言い分も全く同じである。
人間同士である以上「ほかの組織の人間と仲良くなってはいけない」
などと言ってみたところで仲良くなってしまうのは仕方ないことで
それを組織外組織と非難したところで意味がない。
先の「モンゴル会」もそうだが、
自然とそのような集まりが出来てしまうのは止められないのだ。
組織の上層部にとって組織外組織がなぜ好ましくないのかというと
それはガバナンスが効かなくなるからだ。
ガバナンスが効かなくなということは
組織(体制)の崩壊になるからそ恐るわけである。
なぜガバナンスが効かなくなるかといえば
組織外組織の中に、組織をワクを壊す力のある者が現れ
自分の思う通りにやりたがるからである。
「モンゴル会」で言えば白鵬がそうだろう。
実際に白鵬は言いたい放題でそれに対し
相撲協会側は何も言えないような状況に見て取れる。
なので、あべひ君がちよさんのことをどうこう心配する必要もない。
彼女にはそんな「力」などないので組織を壊すことなどできない。
ところが白鵬ではないけど、力のある人間が組織外組織を作ると
その組織は、やがてどうしても崩壊の道をたどることになる。

戸田二代会長が創価学会を法人化したのが
組織外組織の始まりである。
つまり最初から創価学会は組織外組織だったわけだ。
それでも、戸田二代会長は多少の問題はあったものの
大御本尊や宗門を守り抜いたので大きな問題にはならなかった。
それが何故、宗門から破門され敵対し
大御本尊まで捨てるような謗法団体に創価は成り下がったのか?
それは、大作センセが「組織外組織」を作り
創価学会を私物化したからにほかならない。

52年路線で大作センセは会長職を引責辞任し名誉会長となった。
この時点で池田センセには創価学会の組織運営に関して
何の権限もなくなったわけだ。
本来であれば名誉職として一線から退き
大人しくしているのが組織人としてのありかただろう。
ところが大作センセは勝手に全国をまわり
激励という名の組織外組織作りに奔走したわけである。
その間、北条・秋谷という会長が存在しながら
それ以上の存在として己の存在感を誇示したわけである。
それを止められなかった北条・秋谷にも問題もあるが
その当時そうした池田名誉会長の行動を規制していたら
おそらくその時点で池田センセは、
創価を割って自分の組織を作り上げたことだろう。
北条・秋谷以下の幹部連中はそれを畏れたのだと想像する。
池田センセに会員をごっそり抜かれたら自分たちはオシマイだから。
正宗と違い大作センセと会員がいなくなった創価は
滅亡する以外に道はないからな。

それにしても「組織外組織」を作った大作センセの罪は大きい。
もしも、今創価の中でそんな動きをする人間が存在したらどうだろうか?
速攻で除名処分されるだろう。
「学会を私物化した」
「組織外組織をつくって混乱させた」
などと言われ組織を追われることだろう。
それを平然とのほほんとしてやってのけたのが大作センセである。
もしも、本当に創価の組織を守るのであれば
わざわざ自分が出かけていって指導などしない。
俺も男子部活動家の頃は他支部もメンバーや女子部からも
「指導してください」と頼まれたことがあり話もしたが
自分からのこのこ出かけて行くことはなかった。
なぜならそれは越権行為であるからだ。
(まぁ本当は忙しくでそれどこじゃなかったんだけど)
名誉会長などという何の権限もない人間が
全国を回って会員とコンタクトをとるのは
例え会員が喜んだとしてもやってはいけないことだ。
いや、影響力がある人間ほどすべきではないのである。
それをしてしまうのは、自分の人気と実力を過信し
それを誇示したいと驕っている人間ということだろう。
要は「品格」がない。のである。

かくして、創価学会はいつの間にが池田学会となり
やがて宗門から独立を果たし大御本尊を捨てる暴挙を犯すわけだ。
すべてが大作センセの
「品格のなさ」「美学のなさ」「矜持のなさ」の結果である。
そしていま、創価の中はそこかしこに「組織外組織」が出来上がり
創価本部のガバナンスが末端まで行き届かない状況になっている。
公明党にNOを突き付ける会員
元職員3人組を支援する会員
現執行部を批判する会員
そうした会員さん達の行動を何もできずに見ていることしか
いまの創価の執行部にはできないのである。
日本国内ですらこの有様なのだから
SGI組織に関しても推して知るべしだろう。
組織としてはいよいよレームダックに近づいているような気がする。


にほんブログ村


コメントの投稿

非公開コメント

管理人さん

  こんばんは。

 今回は私にとっては出色の出来の稿だったと感心しています。
 「組織外組織」がキーワードです。 大昔「没個性」いわれた時代がありました。
 個性が貴ばれる時代が過ぎた時期もありました。 そして現在はコンプライア  ンスという語句でそれを括ろうとしている時ですね。 組織の持つ宿唖として、  異端は最も困る存在。 更にそれが実力と信望を集めるものであれば尚更で  すね。

 白鵬と池田氏とではいろんな意味で、ちと比較するのは難しかろうとは思いま すが、通底するものは理解できました。  ただ、白鵬の望むものは改革では  ない。
 それはただの「世俗化」であろうと私には思えます。 池田氏の心象と行動で最も目立つ点は、ただの「君臨」であり、「権力の維持」です。  ただ自己評価が異常に高い という点は共通ですね。  キーワードを軸にした創価の歴史観は判りやすい論考ですね。  結局、僧俗の在り方が「いびつ」だったということ。 

 更にそれを裏付けるのものとして、いわゆる「社長会記録」に明白です。 志向するものがまるで違うのです。  それを多くの、いや殆どの会員は「広宣流布の進展モデル」だ思い込まされ、その矛盾が今日の創価の様になってしまっただけのことでしょう。   
時代を変えるものはプロトタイプの破壊だけではないし、ごり押しで為されるものではない。  民心が付き添えない物事は一時の花火のように儚いものです。
いわゆる「歴史の審判」には耐えない、時代の「鬼っ子」でしょう。

 いまでは私も創価から遠く心は離れてしまいました。 「昭和の仇花」として記憶に留まるだけです。  たかだか80数年で崩壊局面に入ってしまいました。
「源が清くない」からです。  ついでに今の相撲界について言えば、やり方は少々「感情的な面」が色濃いですが、貴乃花親方の意思は私には伝わります。  正論すぎるほど正論を行ってますね。 同時に彼の将来を案じています。

 白鵬は、、  悪いけど、、論外です。 彼には「華」がないのです。 資質の問題です。

 では駄文を〆てこれより寝ます。 

蘭房さん

こんにちは。

>  個性が貴ばれる時代が過ぎた時期もありました。 そして現在はコンプライア  ンスという語句でそれを括ろうとしている時ですね。 組織の持つ宿唖として、  異端は最も困る存在。 更にそれが実力と信望を集めるものであれば尚更で  すね。

組織が小さいうちは実力のある異端者は重宝するのですが
組織が大きくなると邪魔になるんですね。
そしてそれを排除すると今度は「プロ」がいなくなります。
ところが弘教というのは個人の力量によるところが大きいので
「プロ」がいなくなると成果が上がらなくなります。

>  それはただの「世俗化」であろうと私には思えます。 池田氏の心象と行動で最も目立つ点は、ただの「君臨」であり、「権力の維持」です。  ただ自己評価が異常に高い という点は共通ですね。  キーワードを軸にした創価の歴史観は判りやすい論考ですね。  結局、僧俗の在り方が「いびつ」だったということ。

そういうことです。さらに言えば「信心がなかった」ということです。 

> 時代を変えるものはプロトタイプの破壊だけではないし、ごり押しで為されるものではない。  民心が付き添えない物事は一時の花火のように儚いものです。
> いわゆる「歴史の審判」には耐えない、時代の「鬼っ子」でしょう。

自然会は不要なものは淘汰される。それが「宇宙の法則」だと思います。

> 「源が清くない」からです。  ついでに今の相撲界について言えば、やり方は少々「感情的な面」が色濃いですが、貴乃花親方の意思は私には伝わります。  正論すぎるほど正論を行ってますね。 同時に彼の将来を案じています。

わたしも貴乃花親方よりですけど正直すぎて政治力に欠ける気がします。
まぁ、私は他人の事を言えませんが。もう少し政治力を発揮していれば創価を追放されなかったかも?
いや無理ですね(笑)

組織か信仰か?

相撲を単なる
プロスポーツ組織とするのか?

相撲を神事として又は相撲道とするのか?

白鵬は相撲に対する信仰心は
ないでしょう?

貴乃花親方は相撲に対する道(信仰)が
ある様に見受けられます。

どちらが正しいかは意見は
別れると思う次第。


創価に於いては
組織が盤石な一枚岩で無くなり
各所からヒビ割れの様子。
補修工事も追いつかない。
早くしないと、SGIからも不具合が
生じるでしょう⚒


池田センセのカリスマ性にすがり、
無能な創価貴族が私腹を守る為だけに
汲々としておりますが、
馬学会員と鹿学会員が、
まだまだ多数在籍しておりますので
彼らの給金は保証されるでしょう。

さて、財務の振込用紙は
私の大好きな地区部長には
申し訳ないのですが、
本日、生ゴミと一緒に破棄致しました。
夜勤明けの為、乱筆乱文ご容赦願います😺

空伽羅おじさんさん

こんにちは。

> 創価に於いては
> 組織が盤石な一枚岩で無くなり
> 各所からヒビ割れの様子。
> 補修工事も追いつかない。
> 早くしないと、SGIからも不具合が
> 生じるでしょう⚒

結局「人」を中心にするとこうなりますね。
「信心」の組織から「信心」がなくなれば
こうなるのは自明の理でしょうね。

> さて、財務の振込用紙は
> 私の大好きな地区部長には
> 申し訳ないのですが、
> 本日、生ゴミと一緒に破棄致しました。

活動家さんにバレないように
ゴミ袋の真ん中に入れて外から他のゴミで隠してください(笑)

そうかの理想と一般社会の現実は

コンプラ通りには、
ならないですね。

私の勤先でも一緒です。

上長が天パに耳打ちするのです。
天パさん、ちょっと、良い?
誰も居ない会議室に通される天パ。

うちは知ってるだろうけど、
上限残業時間は80時間だから、
それを超えない様に、
タイムカード(PC入力)を押してね!

上長さん心配ご無用!
貴方も立場ある方だから、私は文句なし。

世法の組織内ですら、
そんな感じ。

偉大なる池田センセが
流布たらしめた池田大学会!?

麗しの世界に忖度など有りはしマイ。

全てはセンセのご期待とやらに
酬いる事が我ら創価の誉れなのです?

マイ助と一緒に、
広布基金紙(真心の請求書)を収めた
ゴミ袋を蹴飛ばしながら拝見してます。

マイど、駄文失礼致しますた。
何時もありがとうございます😸

管理人さん、皆様。
スレ違いですみません。
昨日無事出産しました。
4000g超えの大きな女の子です。
私自身、大量出血して輸血寸前までなりましたが、今のところ輸血しなくて大丈夫そうです。
管理人さん、名前はほぼ決まってはいるのですが、届けを出したら身バレしないよう非公開コメントで書かせて下さい。

最後に祈っていただきありがとうございました。

空伽羅おじさんさん

こんばんは。

> コンプラ通りには、
> ならないですね。

そもそも創価のコンプラなんて存在しませんよね。

> 偉大なる池田センセが
> 流布たらしめた池田大学会!?
> 麗しの世界に忖度など有りはしマイ。
> 全てはセンセのご期待とやらに
> 酬いる事が我ら創価の誉れなのです?

その通り!(笑)

> マイ助と一緒に、
> 広布基金紙(真心の請求書)を収めた
> ゴミ袋を蹴飛ばしながら拝見してます。

マイ助がゴミ袋破らないように見張っていてください。

林檎さん

こんばんは。

> 昨日無事出産しました。
> 4000g超えの大きな女の子です。
> 私自身、大量出血して輸血寸前までなりましたが、今のところ輸血しなくて大丈夫そうです。

おめでとうございます!良かったですね。
そろそろかなと思いつつ、朝晩無事出産を祈っていました。
林檎さんに似て可愛いのでしょうね。(お会いしたことはありませんが)

> 管理人さん、名前はほぼ決まってはいるのですが、届けを出したら身バレしないよう非公開コメントで書かせて下さい。

ぜひぜひ、教えてくださいね。

おめでとうございます🎉🎊🎊㊗️

林檎さま🍎おめでとうございます㊗️母子とも健康であります様に南無南無😸

林檎さんへーお祝い

●赤ちゃんの誕生おめでとうございます。
これからの赤ちゃんの成長が本当に楽しみですね。
はじめての育児で大変だとは思いますが、二人で力を合わせて一歩ずつ前に進んで、子育てを楽しんでください。

空伽羅おじさん様
ありがとうございます。
今は自分の体調管理に気をつけます!

古本屋店主様
ありがとうございます。
まだ母親の実感がわかないのですが、育児をしていくうちに実感するものなんですかね。旦那と二人で育児頑張ります!
プロフィール

ダメ出しブログ管理人

Author:ダメ出しブログ管理人
創価幹部の謀略で本人も知らぬ間に創価組織から追放された元学会員。大聖人仏法史上、最大・最悪の謗法集団の創価学会とその不愉快な仲間たちに挑みます!

最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

2017.10.26~
FC2無料カウンターFC2無料カウンターFC2無料カウンターFC2無料カウンターFC2無料カウンターFC2無料カウンターFC2無料カウンター
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
学問・文化・芸術
74位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
哲学・思想
8位
アクセスランキングを見る>>