Twitterでのアカウント凍結とマストドンにまつわる話題が3件起きた。1つは、mstdn.jpの管理人であるぬるかるさんのTwitterアカウントが凍結された事件。12月14日午前中に凍結されたことが話題になり、ぬるかるさんが起きるころにはTogetterでまとめられるほどの騒ぎに。そして、Togetterへのコメントは現在できなくなっている。
タイトルとは異なり、そこに陰謀やライバル関係などはなく、Twitter側が挙げた凍結の理由は、Twitterアプリ開発者としてのぬるかるさんが複数アカウントを使っていることを問題視し、規約違反であるというもの。その複数アカウントというTwitter側の認識が誤りであるというぬるかるさんの指摘により15日、凍結は解除。ぬるかるさんは「鶏肉が解凍された」とトゥートしている。
同じ状況はTwitter投稿のまとめサービスであるTogetterでも発生している。Togetterのトップページには「TogetterのログインがTwitterにより凍結されており、ログアウトするとログインできない状態」と記載。
これはTogetterの開発者であるyositosiさんのTwitterアカウントが凍結されていることによる影響で、yositosiさんは経緯をマストドンのトゥートで報告している。
Twitterは現在、Twitter APIを利用する開発者の粛清を行なっており、それにぬるかるさんとTogetterは巻き込まれたようだ。他にも被害を受けた開発者がいる可能性もある。
今年7月に行なったTwitter幹部へのインタビューでサードパーティ開発者への対応を聞いたとき、その回答はポジティブなものだったのだが……。
もう1つは、茜新社の成人向けコミック誌「COMIC LO」のTwitterアカウント凍結にまつわる話題。
COMIC LOのTwitter公式アカウントは12月4日に凍結され、それ以降も解除されていない。
ところがCOMIC LOで執筆している漫画家、あかざわREDさんが「LO編集部がマストドンにアカ作るって、ちょっと待って下さいね」と14日、Pawooでトゥート。近日中にPawooにCOMIC LO編集部の公式アカウントができるそうだ。
今夏、成人向け漫画家や絵師のTwitterアカウントが次々と凍結され、絵師・イラストレーター向けのインスタンスであるPawooへの移住が話題となったが、COMIC LO編集部がPawooに移籍すればさらに次の波が来るかもしれない。
Pawooは15日、32万ユーザーを突破した。
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