「ゲストハウスに泊まってみたい!」
そんなあなたのために、来年夏にゲストハウスを開業する僕が、ゲストハウスを満喫するためのポイントを解説していきます!
というわけで、今回のテーマは「初めてのゲストハウス宿泊で楽しめる王道スケジュール」です!
1. 泊まるゲストハウスを探す(準備)
なんといってもまずはゲストハウスを探すところから。
初めてのゲストハウス探し、僕の場合は日光に友達と釣りをしに行った時だったので、その時を例に説明します。
まず、インターネットで「日光 ゲストハウス」と検索。値段や立地、宿の雰囲気を確認します。
ここでポイントなのは、b〇〇king.com等のホテル予約サイトではなく、そのゲストハウスのHPを見ること!
ほとんどの宿はそれぞれのHPを持っていますし、そこには値段やベッドの写真なんかはもちろん、宿のコンセプトや想いも載っています。
「でもやっぱり他の利用者の評価が気になる」という方もいると思いますが、これは宿とゲスト(あなた)とのやりとりなので、僕は基本的にHPしかみないようにしてます。
それに、予約や問い合わせもHPからが一番スムーズですしね。
2. 予約する(準備)
気に入ったゲストハウスを見つけたら、HPから予約します。
カレンダー機能で空室状況を公開してるところと、してないところがあるので、よく確認しましょう。
また、“今週の土日”とか、GW、お盆などの時期はやはり予約が取りづらい事が多いです。
宿によって「何ヶ月前から予約受付」というのは書いてあるはずなので、それも確認しておきましょう。
(だいたい「3ヶ月前から」というのが多いです)
予約は大抵「メール(予約フォーム)」か「電話」だと思います。
先の日程の場合はメール、前日や当日の場合は電話、というように分けるのがいいと思います。
宿によっては、電話は前日からしか受けないというようなところもあるので注意。
メール確認は必ず毎日するものだし、送信時間がわかるので順番のズレが起きにくいです。
しかし電話だと、受けている間はその時やってる作業を止める必要がありますし、順番のズレも起きやすいので宿側としては敬遠がちなのです。
(ちなみに“ゲストハウスしあわせ”は今のところ電話受付をする予定はありません。)
3. チェックイン(当日 午後4時頃)
さて、いよいよ予約したゲストハウスに泊まるとき!
玄関をくぐったら、それらしい人に、「すみません今日チェックインのものなんですけど...」と声をかけてみてください。
その方がスタッフであろうが、他のゲストの方であろうが 、きっとどうすればいいか教えてくれます。(それがゲストハウスの面白いところです!)
その次は宿帳を記入し、(ホテルとかでも書く、名前や住所を記入するあの紙です)宿のルールを確認、そして施設の案内、と続くのがベターです。
宿のルールで特に大事なのは、
・消灯時間、外出可能時間(夜すぐに寝ちゃう人は別ですが)
・チェックアウトの手続きについて
・アメニティやレンタル品の用意
といったところでしょうか。
特に、チェックアウトについて。
シーツを返しておいてくれればOKというところや、声をかけてくださいというところなど、それぞれのルールがあると思います。
これがわからないと、「早朝から観光に出ちゃう」というときなどにちょっと困ります。朝は宿直スタッフも起きていないときがありますしね。
あと、このタイミングでスタッフの方に周辺案内をお願いしてみるのもいいと思います。
次に話しますが、近くの美味しいご飯屋さんとか、観光スポット、地元の人のみぞ知る...というお店なんかの情報も手に入るかも。
4. ご飯を食べる(午後6時頃)
さて、チェックインもすまし、ちょっとゆっくりしたらおなかすいてきたなぁ...
夜ごはんどうしましょう。
スタッフの方に周辺案内をお願いして、おいしいご飯屋さんを教えてもらう?
一緒に案内を聞いていた、さっき会ったばかりのゲストさんも誘ってみる?
はたまた近くのスーパーで食材を買ってきて、ゲストキッチンで料理する?
いろんな楽しい選択肢がありますね~。
僕がゲストハウススタッフとしてお手伝いしていた時は、2日に1組くらいはその日あったゲストさん同士でご飯を食べに行っているのを見ました。
また、BBQをみんなで始めたり、大鍋でカレーをつくったり、タコパ(タコ焼きパーティー)をしたりして盛り上がるのも楽しいと思います!
設備のこともあるので、料理したいときは事前に聞いてみるのもいいかも。
5. 思い思いの時間(午後8時頃)
ほとんどのゲストがチェックインを済ませ終わると、宿が一気に静かになりがち。
というのも、みんなご飯を食べに行くからですね。
8時くらいになると、だんだんみんな帰ってきて、シャワーをあびたり、お風呂に行ったり、お酒を飲んだり、本を読んだり、思い思いの時間を過ごしています。
バーが宿内に併設しているところなら、お酒を飲みながらゲストやスタッフとお話しするのもいいですし、みんなでおつまみとかを持ち寄って飲んだりするのも楽しい。
(僕は未成年なのでお酒は飲めませんが)
「今日どこ見に行ってきた?」とか、「明日どうする?」という旅の話をしたり、日ごろの仕事の話をしてみたり。
ついさっき会ったばかりの人と、心を開いてお話しをしている、そんなばしょってあまりないですよね。
そんな楽しみも味わえるのが、ゲストハウスの大きな魅力だと思います。
6. 消灯(午後11時頃)
消灯時間がないところもありますが、大体このくらいにはみんな寝る時間だと思います。
話が尽きず、近くの居酒屋さんで飲みに行ったりするゲストの方もいたり。
ドミトリーの中で明日の予定を練るのもいいですね。
余談ですけど、僕はドミトリーとか、カプセルホテルのような、秘密基地みたいな雰囲気がとても好きです。
7. 朝 散歩(午前7時頃)
これは完全に僕なりの楽しみ方ですが笑
まだお店もほとんど開いてない時間。
中高生が登校している時間。
地元の人たちにとっての日常の中に、自分がいるのがなんとも言えない不思議な感じ。
これも、ホテルなどにはない、地域に根付いたゲストハウスで味わえる面白さ。
8. チェックアウト(午前10時頃)
さて、朝ごはんを食べて、コーヒーを飲みながらゆっくりとした朝。
今日はどこへ行こうか。
ゲストのみんなやスタッフに挨拶して。
「いってきます。」
「いってらっしゃい。また、いつでもおいで。」
まとめ
いかがでしたか?
ゲストハウスに初めて泊まるときって、やっぱりちょっと不安ですよね。
相部屋ってどんな感じなんだろうとか、他のゲストはどんな人なんだろうって。
最初はみんなそうです。そして、泊まってみると結構「初めて」という人が多いです。
あなたが、ゲストハウスを楽しんでくれますように。
その力になられよう、できる限り協力したいと思います。
読んでくださりありがとうございました。
また、お会いしましょう。