この映画では、あずみが浅野長政や加藤清正を始末したので、いよいよ最後の敵である真田昌幸を討つ事になります。しかし真田側には強力な忍びが従っていたので、あずみたちは苦戦する事になるのです。そこで、この映画をまだ見た事がない方のために、ネタをあまりバラさないようにキャスト・ストーリー・見所を紹介します。
『あずみ2 Death or Love』のキャスト
2005年3月12日に上映された日本映画『あずみ2 Death or Love』は、あずみを演じる上戸彩さんが、人間離れした技を駆使する上野甲賀衆と激しく斬り合う事になります(DVDの収録時間は112分)。
- 監督:金子修介
- 脚本:山本又一朗・川尻善昭
映画『あずみ2 Death or Love』に出演している一部のキャストを紹介します。
- あずみ(演:上戸彩)
- ながら(演:石垣佑磨)
- こずえ(演:栗山千明)
- 銀角・なち(演:小栗旬)
- 天海(演:神山繁)
- 服部半蔵(演:宍戸開)
- 真田昌幸(演:平幹二朗)
- 真田幸村(演:永澤俊矢)
- 空如(演:高島礼子)
- 土蜘蛛(演:坂口拓)
- 六波(演:謙吾)
- 勘兵衛(演:北村一輝)
『あずみ2 Death or Love』のストーリー
あずみたちは、遂に加藤清正を討ちますが、加藤清正の家臣である官兵衛が、執拗に主君の仇討ちにためにあずみたちを追いかけ回します。あずみの仲間は、ながらだけになっていて、2人は断崖絶壁に追い込まれますが、断崖絶壁から飛び降りてなんとか窮地を脱します。
官兵衛は、真田昌幸に謁見して、あずみたちが真田昌幸を始末しようとしている事を知らせにいきます。真田昌幸は徳川家康と戦を始めるつもりでいましたが、幸村はまず豊富の意向を伺いに出立します。あずみたちは酒屋で飯を分けてもらっている所で、野党まがいの人間たちと遭遇します。所が、その酒屋では、あずみが斬ったはずのなちに瓜二つの男がいました。その事に驚くあずみでしたが、店を立ち去っていきます。
あずみたちは、天海の元へ行き、浅野長政や加藤清正を討った事を報告して、次は真田昌幸を討つ事を誓います。そこで、こずえという女忍者も、あずみたちに強力する事を誓います。こずえは半蔵と共に天海に従っていましたが、こずえはあずみと同じ女という事もあって、すぐに意気投合します。
あずみたちが真田昌幸を討つために旅を続ける中で、真田の兵たちが襲いかかってきますが、そこには、なちソックリの銀角が再び現れて、あずみに助太刀をします。あずみは銀角と共に、野党の仲間たちが住んでいる家へ向かう事になりますが、多くの子供たちを養っている所でした。決して、私利私欲で野党まがいのことをしていた訳ではなかったのです。所が、そこにいた女たちは人を斬る刺客を毛嫌いしていたので、ながらは怒って出立しようとするので、あずみも一緒に旅立ちます。
そのような事があっても、こずえは長良が真田兵の弓を避けながら戦っていた事に関心していたら、長良は「8歩の距離であれば避けられる」と自慢します。こずえは笑いながら感心して、あずみはその光景に微笑みます。しかし、こずえは長良と二人っきりになった所で、あずみの事が好きなのか聞いてきて、長良は「妹のようなもの」と答えます。そこで、こずえは「あずみは銀閣の事が好きな事は知っているだろう?私たち二人だけで使命を果たして、あずみは銀角に任せよう」と提案するのです。
あずみたち3人は、その後も旅を続ける中で、再び銀角たちと再開した所で、ながらは使命を続ける事が嫌になったら、こずえと二人っきりで旅に出ると言い始めます。その事に衝撃を受けるあずみでしたが、ながらは、こずえの言う通りにあずみには本当の事を言わずに銀角へ任せたのです。
しかし、あずみはそれでも使命を諦めようとしないで、真田昌幸を討とうとします。所が、そこには再び、こずえだけが現れるのです。あずみは、何か違和感を抱く中で、こずえから衝撃的な事を知らされるのです。それでも、あずみは真田昌幸に接近しようとします。しかし真田昌幸の元には、薙刀のような武器をブーメランのように扱う六波や、糸を巧みに扱う土蜘蛛などが立ちはだかって苦戦するのです。しかし野党たちの命がけの強力があって、ついに真田昌幸と対峙します。
真田昌幸は、多くの家臣たちを始末された事に激怒して、家臣たちに「手出しするな」と言って、あずみと一騎打ちをする事になります。はたして、あずみは真田昌幸を討って、戦のない世を作る事ができるのでしょうか?
『あずみ2 Death or Love』の感想
あずみ2 Death or Loveは、前作の監督とは違っているので、大きな違いが出ていました。そこで、私が、この映画を見た感想を紹介するので参考にしてみて下さい。
あずみ2の残念な所
あずみの第一部作では、リアリティーのある時代劇でした。所が、あずみ2 Death or Loveでは、上野甲賀衆が薙刀のような物をブーメランのように使うあたりは、アクション映画というよりはSF映画の域に達しているように感じました。あそこは、もう少しリアリティーがあるほうが良かったのではないかと思ってしまいましたね。
あずみ2の見所
あずみ2 Death or Loveは、時代劇というよりはアイドル映画という感じがしました。それは、あずみを演じる上戸彩さんが常に綺麗な状態でいたからです。そのため時代劇が好きな方には物足りなく感じるかもしれませんが、私は上戸彩さんが主演として出ている以上は、その辺りは十分に予想できた事なので、時代劇としては珍しい設定になっている所が逆に好きでしたね。
そしてストーリーが中盤辺りから、意外な展開に進行していくので、その意外性も、あずみ2 Death or Loveの大きな見所です。