SIerからWeb系に転職したんだが楽しくて仕方がないブログ

しがないラジオ Advent Calendar 2017 14日目の記事です。

adventar.org

 

自己紹介

いけ(@otty_375)です。本記事が初のブログ投稿です。よろしくお願いします。
経歴
2015年 理系大学卒業(非情報系)
2015年 SIerに新卒入社
2017年 Web系企業へ転職
 

しがないラジオと私

数ヶ月前からTwitterで「しがないラジオ」の名前を目にするようになりました。
本格的に聴き始めたのは今月からというライトなリスナーです。今は最新話を聴きつつバックナンバーを順に辿っているところです。
聴き始めた理由は、パーソナリティのお二人といくつか共通項があることを知り親近感を抱いたためです。具体的には
 
  • 社会人3年目
  • 非情報系出身
  • SIerからWeb系に転職したんだが楽しくて仕方がない
です。そんなこんなで聴き始めたところ、AdventCalendarを開催しているとの情報を聞きつけ、気がついたらエイヤと登録していました。
 
 
さて、本題です。
書いていて自分語りが長くなってしまったので先にまとめます。
 

まとめ

現状にモヤモヤしていたりやりたいことがあるならば転職すればいいと思います!
Web系楽しいです。
 

SIer時代

パーソナリティのお二人は大手SIerのSE出身とのことですが、私の場合は二次〜三次請けSIerのPGとして社会人生活をスタートしました。
そこで丸二年ほど働いてみて、いいこともありましたが様々な問題点を感じました。例えば以下のようなことです。
(あくまで個人の経験の範囲で記載しています。)
 
新しい技術を簡単には導入できない
私がIT業界に入ろうと思ったきっかけは「新しい技術が次々出てきて面白そう」と感じたからなのですが、実際の仕事では世の中の流行りの技術を使うことはありませんでした。
すでに市場に出回っているシステムを安定稼働させ続けることが優先なので、そう簡単には新しい技術を取り入れることができないためです。
言語やOSのバージョンが最新でなかったり、ソースの修正時にはソース内コメントに変更日付と変更範囲を記載するといった具合でした。ドキュメント類で言うとエクセル方眼紙にも大変お世話になりました。
 
受託開発案件の細分化
下請けSIerなので顧客から案件を受注するわけですが、私が入社した時と数年前を比べると長期の大規模開発案件は少なくなり、短期の細かな機能追加案件などが大部分を占めていました。(市場での競争力が弱い結果だと言われればそれまでですが…)
開発期間が長くても三ヶ月程度、短くて二週間です。
そのような単位で案件が変わるので、メリットとして様々な技術に触れることができる一方、デメリットとして数ヶ月後に自分がどんな仕事をしているかのイメージが湧かないという不安な気持ちを常に抱いていました。
 
もはや何でも屋
受託案件の細分化と関連しますが、必ずしも開発・保守系の仕事ではないものもありました。調査系やドキュメント作成などですね。
システムに関わることなら何でもやる「何でも屋」です。
私は開発に携わりたかったので、調査系やドキュメント作成の仕事が連続した時は心に来るものがありました。仕事としてはきちんと納めますが、できれば開発がやりたい。それをきっかけに転職を決意しました。 
 

転職活動

転職活動を始めるため以下のエージェントに登録しました。

転職エージェントならtype転職エージェント|人材紹介・転職支援サイト 

エージェントの方と面談する中で自分のやりたいことが整理できたりしたので、個人的にはエージェントを利用して良かったです。
 
転職先の希望として、自社サービスを持つWeb企業を中心に見ていました。
できれば受託開発は避けたいと思ったのと、社外のTechコミュニティなどを見ていてWeb系への興味があったためです。
前職ではWeb開発経験が無いため、以下のような勉強をしました。
転職の面接では、Web開発は未経験ですが興味があって勉強中であることを伝えました。
 
Ruby on Rails チュートリアル

Ruby on Rails チュートリアル:実例を使って Rails を学ぼう

転職活動を開始した時は「APIとは?エンドポイント??MVCって??デプロイ??そもそもDBも触ったことないし…」な状態だったので、Webアプリケーションの基礎を学びました。
 
Gitに触れる
上記RailsチュートリアルでGitが出てくるので、基本的なコマンドは覚えるようにしました。また前職の在職中、自分用にローカルリポジトリを作成して自分のドキュメントをGitで管理するなどして慣れるようにしていました。
 
自分で何か作ってみる
自分用のSlack Botを作ったりしました。自作せずとも探せば他にありそうな機能のBotですが、APIを叩くといったWeb開発の基礎を理解するためなら車輪の再発明は無駄じゃないと言い聞かせて作りました。
 

転職活動の注意点など

実際に転職活動をしてみて思った点です。
 
転職が本当に必要かを考える
そもそも論ですね。
今の仕事になんとなく疑問や不安を持っているとき、即転職を考えるのではなく、現職で出来ることをやりきってから転職を考えたほうがいいと思いました。
自分で職場に働きかけて雰囲気を変えていったり、部署異動の希望を出したり。それでも解消できないときに転職という選択肢が現実味を帯びてくるのかなと思います。
私の場合は受託開発の構造自体にモヤモヤを抱いていたので転職を考えました。
 
働きながらの転職活動は結構大変
転職先に内定をもらってから辞めるのが一番スムーズですが、働きながらの転職活動は思ったより大変でした。
企業によりますが平日しか面接を受け付けていない場合、定時後の時間はすぐ埋まっていきます。業務都合などでギリギリになってしまった場合などに面接に集中できないリスクもあります。
半休を取って臨むことをおすすめしますが、在籍中だと同僚の目もあり頻繁に半休を取れないこともありました。そういった意味で大変でした。
私の場合は先に退職をして、そのあと自分のペースで転職活動をしました。
 

Web企業に転職した現在

まさに「しがない」です。
現在は社内でWebシステムの開発をしています。比較的モダンな環境で楽しく開発しています。幸運にも前職での問題点は全て解消されています。
未経験の私を採用してくれた会社や、受け入れてくれている同僚には感謝しかないです。
もっとバリューを出せるように日々勉強中です!
 

再びまとめ

現状にモヤモヤしていたりやりたいことがあるのであれば転職すればいいと思います!
Web系楽しいです。
 

最後に

これからも「しがないラジオ」応援していますー!
以上です。