これは Beer Advent Calendar 2017 14日目の記事です。
Beer Advent Calendar 2017 - Adventar
フクロウラベルの常陸野ネストビールでおなじみの木内酒造さんで、ビール造り体験をしてきました。 hitachino.cc
木内酒造さんの手造りビール工房
どんなビールを造れる?
スタイルはホワイトエール、ペールエール、アンバーエール、スタウトの4種類。
上記のスタイルをベースに、使用するホップやアルコール度数、苦味をお好みで設定できます。
また、コリアンダーやオレンジピールなどの副材料を加えることもできます。
どのくらいの量を造れる?
15L、瓶にして45本分のビールを造ることができます。
費用はいくらくらい?
土日祝だと15Lで28,350円。ランチ代が1,080円。
これに別途配送料がかかります。
9人で2釜作ると、ひとりあたり9,000円弱くらいになるでしょう。
都内からの交通費は往復で7,000-8,000円ほどです。
(金額は2017年12月現在のもの)
変わったビールを造りたい!
上にも書いたとおり、食品を副材料として加えることもできます。
過去にはみかんジュースや、はちみつ入りのビールを造りました。
食べ物かつ油っぽくないものであれば基本的に OK とのこと。
混ぜてみたいものがある場合、事前に相談してみてください。
事前にやること
工房の予約
木内酒造さんのサイト上にあるフォームから予約について問い合わせできます。
送信後、木内酒造さんからのお返事を待ちます。
予約完了のメッセージが来れば OK です。
希望の日時で予約できなかった場合はメールで日程を調整します。
ビールについての相談
造りたいビールのこと、心配事は事前にメールで相談できます。
副材料の分量や注意点なども丁寧に教えてもらえます。
ランチの予約
待ち時間にランチを食べることができます。(有料、希望者のみ)
木内酒造さん特製の鯖サンドです。
アレルギーのある方は事前に相談しておきましょう。
経路の確認
都内から JR を利用して行く場合は下記ルートがおすすめです。
ひたちの切符はえきねっとで事前購入すると割引があります。
服装の準備
当日は動きやすく、多少汚れても大丈夫な服装がおすすめです。
靴はスニーカーや滑りにくいものがおすすめ。
当日
道のり
ひたち→水郡線を利用する場合、水戸駅では改札を出ず、そのまま水郡線へ乗ります。乗り換えは3-4分あれば可能です。
注意する点がひとつ。常陸鴻巣駅は Suica を利用できません。運賃は現金で、水郡線電車内か常陸鴻巣駅下車時に支払います。できれば電車内で清算しておくとよいでしょう。
常陸鴻巣駅から木内酒造さんまでは徒歩で10分かかりません。
Google マップにお任せすれば迷子にもならないと思います。
いざビール造り
木内酒造さんに入って「ビール造りに来ました」と伝えると、工房に通してもらえます。中に入ると釜がずらり。
まずはどんなビールを造るか、試飲しつつ決めます。
スタイル、アルコール度数、苦み、ホップを選ぶと、工房の方がレシピを作ってくださいます。レシピはこんな感じ。
レシピに従い、モルトやホップを計量します。
計量したモルトを湯の入った釜に投入し、混ぜていきます。
写真手前にあるのが初期の麦汁。
奥にあるのが濾過の作業を行ったあとの麦汁です。
濾過後の方が澄んでいるのが伝わるでしょうか。
初期の麦汁にはぐっとくる麦の甘さがあり、それに比べると濾過後の麦汁はややすっきりした印象を受けます。
数回に分けてホップを投入!
最後に冷却を行います。
冷却した麦汁を飲むとびっくり。
ホップが効いてちょっとビールっぽい雰囲気になりました。
まだ甘さが残っていますが、この糖分を酵母が食べてアルコールに変えます。
この後の酵母添加、発酵から先の作業は木内酒造さんにお任せです。
あとはできあがったビールの到着を待つばかり。
帰り道
電車の本数が限られているので時間には気をつけてください。
水戸駅までの切符を持っていない場合は、常陸鴻巣駅で乗車駅証明書を入手しておきます。常陸鴻巣駅内に設置されている発行機をポチッとすると乗車駅証明書が発行されます。乗車駅証明書は降車駅で清算する際に使用してください。
また、水戸駅には木内酒造さん直営のバーがあります。
時間に余裕があればこちらもおすすめです。
後日
ラベル作成
好きな写真やイラストを木内酒造さんに送ると、できあがったビールと一緒に送ってもらえます。指定の日までにデータを送ります。
ビール到着
ビールとラベルは4週間〜7週間程度でお手元に届きます。
到着したら瓶にラベルを貼ってできあがり!
(……と、ここでできあがったビールの紹介をしようと思っていたのですが、到着が年明けなりそうなのでまた今度更新します!)
まとめ
ビールは飲むのも造るのも楽しいです🍺
手造り体験をした方、素敵なビールができたらぜひ教えてください。