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デュアルDAC構成/バランスヘッドホン出力搭載

Astell&Kern、デスクトップ向けのDAC内蔵アンプ「ACRO L1000」。約12万円

編集部:川田菜月
2017年12月14日
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(株)アユートは、同社が取り扱うAstell&Kernより、デスクトップ向けのDAC内蔵オーディオアンプ「Astell&Kern ACRO L1000」を12月22日から発売する。価格はオープンだが、直販サイト価格は119,980円(税込)。

ACRO L1000

本機は先日開催された「空きのヘッドホン祭」に参考出展されていたが(関連ニュース)、今回正式な発売が決定。価格と発売日がアナウンスされたかたちだ。

本機はDACを内蔵しており、デジタル入力はUSB-micro Bを搭載する。パソコンのほか、別売のUSB OTGケーブルを使用して「AK70 MKII」や「SP1000」などAstell&Kern製品をはじめとするデジタルプレーヤー、スマートフォンとも接続できる。

スピーカー出力に加え、4pinXLRバランスをはじめとするヘッドホン出力も備える

DACチップは、旭化成エレクトロニクス社の32bit DAC「VERITA AK4490」をL/R独立して1基ずつ搭載している。GNDもL/R独立させたデュアルDAC構成とし、ACRO L1000用に再設計したという新アンプ回路を採用。「驚異的なクロストークとS/N比、ダイナミックレンジの拡大と徹底した低歪化を実現する」としている。

32bit CPUを搭載しており、PCMは最大384kHz/32bit、DSDは最大11.2MHzのネイティブ再生に対応する。サウンドはニュートラル(デフォルト)、バスブースト、ハイゲインの3つモードから選択可能。本体左サイドのフィルタースイッチを押すことで切替でき、選択モードはLEDライトの色で判別でき、青色がニュートラル、緑色がバスブースト、赤色がハイゲインとなる。

側面から見たところ。本体のトップには大型ボリュームノブが設けられている

スピーカー用のアンプは総合30W(15W×2/4Ω)で、バナナプラグ対応のスピーカー端子も搭載。コンパクトなオーディオシステムを構築できるとしている。

加えてヘッドホンアンプも搭載。ヘッドホン出力は3.5mm/3極、6.3mm/3極、2.5mm/4極(バランス)、XLR(バランス)の4種類を装備する。出力レベルはアンバランス 6Vrms/バランス 8.5Vrms (負荷無し)。

本体素材はアルミニウム、カラーはガンメタル。外形寸法は約112W×160H×112Dmm、質量は約920g。

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