兵頭正俊

移民に反対しているのは何も国粋だけではなく、democracy派も多くの人が反対していて、逆に、日米独占資本の回転の側からは強烈に移民を要求している。移民はこの国の政治を暴力的権力、非合理な権力から、市民的合理的権力に変えれば全く不要。

むしろ、移民で労働の商品化が一層の拍車がかかる。移民も歳をとる。労働問題の解決は、移民ではなく、権力のdemocracy化にかかっている。

地球は有限であり、資源も有限であり、無尽蔵に拡大再生産をする発想ではなく、使い捨て人間の大量導入ではなく、いくらでも合理的国家権力で人口問題も労働問題も解決できる。むしろ移民に走る方向は傷口を大きくする。

移民を入れて、移民という個人の基本的人権を守れるのか？三等市民としての移民を待望しているのか？後者じゃ古代ギリシャの奴隷制に立脚した世界と変わらない。

日本エスタブリッシュメントとはだれのこと、どの階層の事を指してるのかしりませんが、日本会議を日本エスタブリッシュメントの側とみているなら日本会議は国粋を言いながら米国隷従を実現している。ようするに君が代日の丸をあげながら星条旗に忠誠を誓っている。

これは日本エスタブリッシュメントなどというのは本当はいなくて、日本独占資本は敗戦で日米独占資本が癒着したのであって、その意味では日本エスタブリッシュメントなどいなくて、独占資本の日米の癒着に支配されてる階級の上層ということ。