ニュース速報
清水聡司(しみず・さとし)
大阪府営 箕面公園昆虫館
副館長
蝶から水生昆虫まで、昆虫館で展示する昆虫たちの飼育全般を担当しています。同じように昆虫を扱っている施設でも、それぞれに個性があります。ぜひ、いろんな昆虫展示施設を訪ねてみてください。
丸山宗利(まるやま・むねとし)
九州大学総合研究博物館 准教授
私は小さいときから昆虫が好きで、そのまま昆虫学者になりました。昆虫にはとにかくいろいろなものがいて、みんなそれぞれ違った生活をしています。あまりにもたくさんの昆虫がいるので、まだまだ不思議でわからないことがいっぱいです。みなさんに質問をいただいて、一緒に考えるのを楽しみにしています。
久留飛克明(くるび・かつあき)
非営利法人 昆虫科学教育館
館長
昆虫は、自分が生きる場所を見つけたスペシャリストです。昆虫の生き方など、新しい切り口で考えるヒント、気づきを発信したいと思っています。
国司眞(くにし・まこと)
かわさき宙と緑の科学館
プラネタリウム解説員
小学生の頃から星が大好きで、レンズを組み合わせて望遠鏡を作り、月や惑星の観察をしました。その時に見た月のクレーターは忘れられません。冬休みは宇宙の神秘や星空の美しさを体験できる好機です。ぜひ冬の星空を見上げてください。
永田美絵(ながた・みえ)
コスモプラネタリウム渋谷
解説員
夜空に輝くたくさんの星座の星は小さな点のように見えますが、本当は一つ一つが太陽のような星です。宇宙を知れば知るほど、大きな世界が見えてきます。大きな世界が見えると気持ちも大きく育っていきます。大きな宇宙の不思議を一緒に解き明かしていきましょう。そして星を大好きになってくださいね。
本間希樹(ほんま・まれき)
国立天文台 水沢VLBI観測所
所長
私は天文学の研究者です。現在、岩手県奥州市にある国立天文台 水沢VLBI観測所の所長を務めています。私たちは電波望遠鏡を用いて天の川を観測し、天の川の地図を作成したり、天の川の中心に潜む巨大ブラックホールの撮影にチャレンジしたりしています。皆さんもぜひ星空を見て、この宇宙の不思議さに思いを巡らせてみてください。
田中修(たなか・おさむ)
甲南大学 特別客員教授
みなさんは、「植物は動きまわることができない」と思っていませんか。でも、植物は動きまわることができないのではなく、動きまわる必要がないのです。それが本当かどうか、動物が動きまわる理由を考えて、それに対して、植物がどうしているかを考えてみましょう。動きまわる必要がないための、植物の“しくみ”や“工夫”が見えてきます。
高橋 亘(たかはし・わたる)
農業・食品産業技術総合研究機構
畜産研究部門 上級研究員
みなさん、冬休みを楽しんでいますか?休みの間にいろいろな生きものを見て、ふしぎに思ったことがあるのではないでしょうか?植物のふしぎについて、いっしょに考えてみませんか?私たち人間と植物は体のつくりや生き方がちがいますが、植物のきもちになって考えてみれば、いろいろなことが分かるかもしれません。
塚谷裕一(つかや・ひろかず)
東京大学大学院
理学系研究科教授・
同附属植物園園長
葉の形と大きさがどのように決まっていて、どう変化し進化していったのかを、遺伝子から調べています。またボルネオ島などで、新種の植物の探索などもしています。冬休みはいろいろな生き物を見るチャンス!ぜひ様々な植物を見て、驚きの体験をして下さい。
多田多恵子(ただ・たえこ)
植物生態学者 /
立教大学・国際基督教大学
兼任講師
植物の生き残り戦略や虫や鳥や動物たちとの関わりを、いつもワクワク追いかけています。葉っぱの工夫、風や虫を利用する花々の「知恵」、タネたちのデリバリー作戦、虫や動物や菌類との損得入り交じった関係の数々…。身近な野山にも不思議や発見がたくさんあって、科学の世界への扉も、ほら、あちこちに開いてますよ。
小菅正夫(こすげ・まさお)
札幌市円山動物園参与
みなさんの周りには、いろんな生きものが元気に活動しているはずです。折角のお休みなので、少し時間を掛けて生きものの活動を追ってみてはどうでしょう。ヘビの動きや小鳥の飛び方、近くに暮らしているイヌやネコ、動物園へ行ってカバやキリンの動きをじっと観ていれば、なにやら不思議な動きをしていることに気付くと思います。カメラがあれば写真を撮ってみましょう。面白いですよ。
成島悦雄(なるしま・えつお)
日本動物園水族館協会 専務理事
動物園で動物たちの健康管理の仕事や園長として動物園全体をみる仕事を経験しました。現在、日本の動物園水族館が協力して発展するための仕事についています。動物園や水族館は野生動物に手軽に出会える施設です。冬休みの時間を利用して、動物園や水族館にでかけていろいろな動物に出会ってください。
藤田貢崇(ふじた・みつたか)
法政大学教授
ふだんは大学で「自然界の法則性」を学ぶための物理学という科目を担当しています。雪遊びやスケートなど、寒い冬ならではの楽しみがありますね。そんな遊びの中でも「どうしてだろう」とか「なぜだろう」と感じることがあるでしょう。科学する心を大きく育てましょう。
中村忠昌(なかむら・ただあき)
葛西臨海公園鳥類園 スタッフ
小学生の頃、庭にエサ台を作って鳥を呼んだのをきっかけに、野鳥に興味をもちました。近くの公園で鳥を探したり、図書館で本を読んだりして勉強しました。今ではどんな鳥も大好きです。少し注意してみると、身の回りでも野鳥は暮らしています。朝早く起きると、街の中でも鳥の声が聞こえます。どんな声がしたか、ぜひ教えてください。
川上和人(かわかみ・かずと)
国立研究開発法人森林研究・
整備機構 森林総合研究所
主任研究員
大学時代に鳥の研究を始めてから20年以上、小笠原諸島の鳥の研究をしています。鳥の特徴は何といっても、海も山も町も越えて空を飛べること。彼らは自然に飛んでいますが、重力に逆らって飛ぶということは、実はとてもすごい能力です。飛べない動物と飛べる鳥の違いを見ていくと、きっと鳥がもっと面白くなるでしょう。
篠原菊紀(しのはら・きくのり)
諏訪東京理科大学 教授
大学で、脳や人の仕組みを教えています。最近、人工知能の応用研究を始めました。つくづく思うのは、「若い人はうらやましいなあ」「子どもたちはうらやましいなあ」ということです。ワクワクするような新しい知識、手法が本当に手近にある。その幸せをかみしめ、頑張ってほしいと思います。
小池龍之介(こいけ・りゅうのすけ)
お坊さん
私はお坊さんです。「心と体をおだやかに、落ち着かせるやり方の一つ」として人に瞑想(めいそう)を教えています。子どもの頃から仏教のおけいこをして、大学では哲学を勉強し、「人間とは」「世界とは」「自分とは」などを考えていました。坐禅(ざぜん)の修行などで感じ取った、「心と体をスッキリさせるコツ」を伝えたくて、本も書いています。「自分についてのふしぎ」「人間についてのふしぎ」など、どんどん聞いてみてくださいね。
大日向雅美(おおひなた・まさみ)
心理学者(恵泉女学園大学学長・
発達心理学)
“ソクラテスもプラトンも、みんな悩んで大きくなった!”というCMが昔、流行ったことがあります。悩むことは素敵なこと、私たちが成長する力です。皆さんからどんな質問が飛び出すのか、楽しみです。みなさんの心の中で、不思議に思うことや困っていること、なんでしょう。上手くお応えできないかもしれませんが、ご一緒に考えていきたいと思います。ドキドキ、ハラハラしながらお待ちしていますね。
林公義(はやし・まさよし)
横須賀市自然・人文博物館
前館長
どんな生き物でもいいから、身近な自然(海・山・川)に出かけて、自分の目で見つけ、その暮らしぶりを観察してみよう。情報ネットワークを通して知る発見よりも、もっと不思議な生き物の知恵を発見できるでしょう。
石垣幸二(いしがき・こうじ)
沼津港深海水族館
シーラカンス・ミュージアム
館長
子どもの頃から海が遊び場で、大人になっても海の生き物のお仕事をしています。いろいろな国に行ってダイビングしたり、漁師さんと一緒に魚を採りに行ったりしていますが、毎日が発見の連続でとても楽しいです。みなさんと、海の生き物について楽しくお話したいと思います。
小林快次(こばやし・よしつぐ)
北海道大学総合博物館准教授
中学一年生で化石に出会って以来、毎日のように化石を採集する日々を過ごしました。大学でアメリカに留学し、日本人で初めて恐竜の博士号を取得。一年のうち4ヶ月ほど海外で恐竜発掘をしていますが、今年もこのラジオのために帰国しました。みなさんの質問を楽しみにしています。
高橋智隆(たかはし・ともたか)
ロボットクリエイター
東京大学先端科学技術
研究センター特任准教授
ロボット開発では人間と機械の両方を研究しています。私たちがいつも無意識に行っていることも、いざロボットにさせようとすると、とても難しく、私たちがとても細かい注意や動きをしていることに気づきます。みなさんの質問は、きっとロボット開発の大きなヒントになります。
山田敦子(やまだ・あつこ)アナウンサー
ついに登場、『冬休み』子ども科学電話相談!藤井彩子(ふじい・あやこ) アナウンサー
わたしたちのまわりには、ふしぎなことがいっぱい!