合羽橋の老舗料理道具店「飯田屋」の6代目、飯田結太氏がイマドキの調理道具を徹底比較。3回にわたって、今人気の高い100円均一ショップ(以下、100均ショップ)の調理グッズはプロの目から見て使えるのかどうかを検証する。今回は「ダイソー」で見つけたスグレモノ調理グッズを紹介する。

驚きの連続だったダイソーの調理葬具
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合羽橋の老舗料理道具店「飯田屋」の6代目、飯田結太氏
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 こんにちは、飯田結太です。今回から3回にわたって、人気100均ショップで選んだプロも使いたくなる調理グッズを検証します。正直にいうと、100均ショップの製品はプロとして使えるモノはほとんどないだろうと思っていましたが、今回久しぶりに足を運んで驚きました。コスパの良いもの、プロが使える道具が次々と出てきたのです。実はあなどっていた部分もありましたが、これは定期的に足を運ばないと時代に乗り遅れると感じました。そんな驚きの連続だった100均ショップ。最初に取り上げるのは「ダイソー」です。

 飯田屋で販売している商品に似たものがたくさんあったというのが正直な感想です。それらをどうすればコストを抑えられるかということがよく考えられていて、用途は同じでも素材感がリーズナブルだったり、機能にあまり関係のない部分は素っ気ない作りだったりするんです。でも、プロ仕様のものは決して安くないので、試しに使ってみたいという入門編としては十分。テレビや雑誌で取り上げられた製品がいち早く並んでいることにも驚きました。そんななかでこれは使ってみたいと思った調理道具を5つ紹介します。


【プロが驚いたダイソーの調理道具はコレ】
■定量を簡単に測れるキャップ
■耐熱230度、プロも驚く本格派のスパチュラ
■ドレッシングもラクラク、150円のハンドミキサー
■コスパ最高、人数分の「みそ」がとれる棒
■家族分欲しくなるミニスキレット