長島ダムに国交省職員が転落死亡

13日昼すぎ、川根本町の長島ダムで作業をしていた国土交通省の男性職員がダム湖に転落し、まもなく死亡しました。
きょう午後0時20分ごろ、川根本町犬間の長島ダムで、「転落してけがをした人がいる」とダムの管理所から消防に通報がありました。
警察や消防によりますと国土交通省中部地方整備局長島ダム管理所の管理係長、長野幸司さん(53)が管理所の近くの施設から約30メートル下の水面に転落しました。
長野さんはほかの作業員によって救助されましたが、頭を強く打ち、駆けつけた医師によって死亡が確認されたということです。
警察によりますと長野さんは、ほかの作業員など数人と一緒に、ダム湖の水質調査やパトロールに使う船を格納する施設で故障した船を交換する作業中に誤って転落したとみられるということです。
国土交通省中部地方整備局によりますと長島ダムは大井川の上流にあり、▼高さが109メートル、▼長さが308メートルあります。
警察は関係者から話を聞くなどして、当時の状況や転落した原因などを調べています。

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