反射材配り交通安全呼びかけ

11日から始まった年末の交通安全県民運動にあわせて、金沢市のスーパーで、事故防止のための反射材付きのかばんがお年寄りなどに配られました。
この取り組みは11日から今月20日にかけて、北陸3県で行われている年末の交通安全県民運動にあわせて金沢市が市内のスーパーで行いました。
13日は、金沢市の職員3人が出て、スーパーに買い物に訪れたお年寄りたちに交通事故防止の呼びかけをしました。
職員は、お年寄りに夜間の交通事故防止のため反射材を着用するよう声を掛けながら、▼表面に反射材が縫い付けられているかばんや▼夜間に自転車に乗る際は早めにライトを点灯することなどを呼びかけるチラシを配っていました。
警察によりますと、ことし県内で起きた交通事故で亡くなった人の数は12日までに33人で、このうち、65歳以上の高齢者が21人と約6割を占めています。
また、ことし起きた交通死亡事故の約6割が夜間に発生しているということです。
金沢市歩ける環境推進課の小西枝里香さんは「自分の身を守るためにも、夜間に出かける際には手首などの見えやすいところに反射材を付けてほしい」と話していました。
年末の交通安全県民運動は今月20日までで、警察や金沢市は期間中、交通安全の呼びかけを続けることにしています。