サンタは居る
クリスマスの季節になったな。
うちには男の子が三人ほど居る。
毎年この季節、ワタクシはサンタの格好をして、子供達にプレゼントをあげていた。
こんなカンジだ。
ちゃんとサンタの格好をして、おヒゲも眉毛もつける。こうすれば、ワタクシだとはわからない。わざわざサンタの格好までしなくても・・・と思うかもしれない。
けれども、うちではずっと「サンタは居る」と、子供達に言い聞かせてきた。
どうしてかって?
ワタクシが子供の頃、茶の間でテレビを見ていたら、二階で何か物音がした。行ってみると、枕元にプレゼントが置いてあったんだ。
その時はメチャクチャうれしかった。けれども、後から思った。
「サンタさんに逢いたかったな・・・」と。
だから自分はサンタになって、直接プレゼントをあげる事にしたんだ。
そしたら子供達も、大喜びだった!
しかし喜びもつかの間・・・。
今から3年ほど前に、ショッキングな事があった。三男がワタクシにぽつりと言った言葉だ・・・。
「サンタの正体はお父さんでしょ!?」
「バ・・・バレた!!」
そう、いつかはバレるのだ。サンタさんなんて居ないって。
ワタクシは、打ちのめされた・・・。
それでもサンタさんは・・・(以下略)
こうしてワタクシは、サンタの格好をやめようかと思った。
けれども、そんなワタクシに嫁が言った。
別にサンタがパパだって、バレてもいいじゃない。
でも・・・なんかシラけない?
それも含めて「思い出」にしちゃえばいいのよ!
そ、そうかなー!?
こうして、ワタクシは開き直った。
その年のクリスマス、ワタクシはいつも通りサンタの衣装は着たが、おヒゲを付けるのをヤメて・・・。
キリンの被り物を被った。
(現物が残ってないので、Amazonの画像でカンベンw)
・・・なんで、キリンにしたんだっけ?
プレゼントを首をながーくして待ってるかなァと思ったからですッ!!
当初、子供達はドン引きw
しかしワタクシは懲りずに、毎年違う格好のサンタになった。
ほかの動物を被ってみたり。
悪魔のお面を被ってみたり。
訳がわからないのを被ってみたりw
このようにいろんな格好をした。
当初は引いてた子供達だったが「今年はうちの親父、何をやらかすのかなァ?」といった感じで、だんだん盛り上がってくれるようになった。
だからワタクシは思う。
「サンタはいるんだ。家族みんなの、クリスマスの思い出として」
と言う訳で、思い出作りの一環として、これからもサンタの格好を続けていきたい!と思う。
シメのひとこと
ちなみに今年のクリスマスは、パンダの面らしい・・・w
と言う訳で今回はここまで。
皆様、良いクリスマスををを!