オーストリア 天然ガス施設が爆発 欧州各国への供給に懸念

オーストリアにある天然ガスの施設で、20人以上が死傷する爆発事故があり、ロシアなどから来た天然ガスをヨーロッパ各国に分配する重要な施設であることから、ヨーロッパの天然ガスの供給に影響が出ることを懸念する声があがっています。
オーストリアの首都、ウィーン近郊にある天然ガスの施設で12日午前、爆発が起き、警察によりますと、少なくとも1人が死亡、21人がけがをしました。

爆発があった施設は、ロシアや北欧のノルウェーから来る天然ガスのパイプラインが一か所に集まる場所で、この施設を経由してドイツやイタリアなど、ヨーロッパ各国に向けてパイプラインが伸びていることから、重要な拠点施設とされています。

このため地元メディアによりますと、イタリア政府がこの冬の天然ガスの供給に支障が出るおそれがあるとして、非常事態を宣言したということです。

事故があった施設を運営する企業は、爆発の原因について「技術的な問題でテロなどではない」としたうえで、できるだけ早く被害の全容を把握して復旧作業に取りかかりたいとしていますが、寒さの厳しい真冬の到来を前に、ヨーロッパの天然ガスの供給に影響が出ることを懸念する声が上がっています。

オーストリア 天然ガス施設が爆発 欧州各国への供給に懸念

オーストリアにある天然ガスの施設で、20人以上が死傷する爆発事故があり、ロシアなどから来た天然ガスをヨーロッパ各国に分配する重要な施設であることから、ヨーロッパの天然ガスの供給に影響が出ることを懸念する声があがっています。

オーストリアの首都、ウィーン近郊にある天然ガスの施設で12日午前、爆発が起き、警察によりますと、少なくとも1人が死亡、21人がけがをしました。

爆発があった施設は、ロシアや北欧のノルウェーから来る天然ガスのパイプラインが一か所に集まる場所で、この施設を経由してドイツやイタリアなど、ヨーロッパ各国に向けてパイプラインが伸びていることから、重要な拠点施設とされています。

このため地元メディアによりますと、イタリア政府がこの冬の天然ガスの供給に支障が出るおそれがあるとして、非常事態を宣言したということです。

事故があった施設を運営する企業は、爆発の原因について「技術的な問題でテロなどではない」としたうえで、できるだけ早く被害の全容を把握して復旧作業に取りかかりたいとしていますが、寒さの厳しい真冬の到来を前に、ヨーロッパの天然ガスの供給に影響が出ることを懸念する声が上がっています。