【RPE】★バノン、中国「3つの覇権拡大戦略」を語る RPE Journal============================================== ロシア政治経済ジャーナル No.1662 2017/12/12 =========================================================== トランプ政権の首席戦略官だったバノンさん。 東京で、「中国の戦略」について語りました。 詳細は、本文で!!! ↓ 【極秘】 ●あなたの【魂の声】を聞く【自動書記】をマスターする方法 北野です。 いつもお世話になっているICCさまから、こんな案内が届きま した。 ↓ <このキャンペーンはなんと、、 誰でも簡単にできるのに、他にはない、 “自動書記”という特殊なスキルで、 自分自身が抱える悩みや不安を解消したり、 『本当の自分』を見つけることができ、 さらには、自分だけでなく、 顧客やクライアントの本当の悩みを“自動書記”で 根本から解消し、感謝されながら収入も上げられる… そんな魔法のような手法を 具体的にお伝えしていきます。 講師の山下 美樹(やました みき)先生は これまで25年間、 述べ1万2千人以上のクライアントの 「心の叫び」を自動書記化し、 人生を大きく好転させてきました! これまで1000人を超える方に、 “自動書記”を指導し、 その再現性は『100%』! どなたにでも体感していただける 本当に素晴らしい方法です。 “自動書記”ができるようになった実践者の方からは ・家族との関係がよくなった ・長年のトラウマが解消された ・毎日が生きやすくなった ・自分の方向性に自信が持てた ・人間関係に恵まれるようなった ・ストレスや不安、悩みがものすごく減った ・変な人が周りに来なくなった ・収入が数倍に上がった ・セッションに自信が持てるようなった ・勝手に集客できるようなった などなど、 挙げだすとキリがないくらい、 たくさんの感謝の声を頂いています。 “自動書記”はとても『本質的』で 一度身につけてしまえば、自分に対しても、 周りの大切な人や、顧客・クライアントに対しても 一生使っていただける最高のスキルです。 是非、一人でも多くの方に“自動書記”のスキルを 身につけていただきたいと思います。> 自動書記・・・。 なんか、霊媒みたいなのをイメージしがちですが。 しかし、山下先生の美しい笑顔を見てみると、 「おどろおどろしさ」とは無縁な感じです。 人生、「あっちにいこうか、こっちにいこうか」迷うことが しばしばありますね。 もし、あなたが迷いや悩みをもっているのなら、こちらをた めしてみてはいかがでしょうか? あなたの「魂の声」が聞こえるようになるかもしれません。 【無料】↓ http://bit.ly/2j7QbUz ▼本文へ =========================================================== ★バノン、中国「3つの覇権拡大戦略」を語る 全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは! 北野です。 新刊、好調です。(発売4日で重版決定) これを読むと、中国の対日戦略と、戦闘なしで中国に勝つ方法 が完璧にわかります。 まだの方は、是非ご一読ください。 ↓ ●中国に勝つ日本の大戦略 (詳細は→ http://amzn.to/2iP6bXa ) では、本題。 先日、トランプ政権の首席戦略官だったバノンさんが、 アメリカに亡命申請中の中国人大富豪、郭文貴さんと組んで、 「中国の体制転換を目指す」という話をしました。 すると、読者のアールレインボー様から、こんなメールをい ただきました。 ↓ <北野 様 いつもメルマガを楽しみに拝読しております。 No.1661「★バノンは、中国の「体制転換」を目指す?」 にて取り上げられたスティーブ・バノンについて、関連があり そうな記事がありましたので、 勝手ながらお送り致します。 ↓動画元<トランプ大統領元側近バノン氏来日 中国人権問題 会議で講演20171119新唐人TV 11月20日公開> https://www.youtube.com/watch?v=441_Cg2ApKo ↓書き起こし版「エキサイトニュース」 https://www.excite.co.jp/News/world_g/20171119/Ntdtv_111898.html <同研修会は2000年から中国民主化運動団体「公民力量」 により開催されており、毎年中国、台湾、香港、マカオから漢 民族、チベット族、ウイグル族、モンゴル族のほか、法輪功や キリスト教団体のメンバーが一堂に会しています。> <今年は人権財団と共催で行われ、60人以上の各民族代表が 参加したほか、スティーブン・バノン元米国大統領首席戦略官 とマイケル・ダビン・オーストラリア国会議員も出席しました。 > <中国政府は会の開催を中止に追い込もうと、様々な圧力をか けましたが、無駄に終わりました。> この面々を見れば、そりゃ中国としては妨害したくもなります よね(笑) ちなみに、共催者である人権財団のホームページには、次のよ うにあります。 ↓団体公式サイト「一般財団法人 人権財団」【第12回諸民 族青年リーダー研修会開催 2017.11.20】 http://www.seishu.org/20171120.html <バノン氏は研修会において、 「中国の影響と脅威に対応するためのアジアの民主国家同盟の 形成」と題する講演を行いました。氏によれば、中国には覇権 拡大に向けた3つの戦略があるということです。> この3つの戦略は、少し長いのでホームページでご確認くださ い・・・そこには驚きの内容が!(笑) そして結論は・・・ <こうした事からバノン氏は、 「中国はパートナーではなく敵であることに気付け」と警告し ています。> 私はこの新唐人TVの動画と人権財団のホームページを見て、 やはり【中で動くトランプ。外で動くバノン】という役割分担 のために辞任させたんだと、改めて確信しました。 以上です。お忙しい中失礼致しました。> 【メールここまで▲】 なるほど~。 バノンさんは、一貫性がありますね。 ところで、「中国三つの戦略」とはなんでしょうか? 見てみましょう。 <第1は、21世紀の全世界の製造業において中国が支配的 な地位に立つ為に、シリコンチップの製造、ロボットの製造 、AI(人工知能)といった10の産業分野で2025年ま でに世界的優位に立つという戦略です。 今後8年以内にそれを実現しようとしています。> これ、可能性あります。 なぜかというと、中国は、「国が大金をつぎ込んでやる」か らです。 ソ連は、アメリカより早く「有人ロケット打ち上げ」を実現 しました。 ソ連も、「国が大金をつぎ込んで」やっていたので、アメリ カが負けるほど、ある分野の技術は進んでいたのです。 <第2は、「一帯一路」の交易を通じて、経済的、文化的、政 治的な影響を与えるという戦略です。 この構想は、世界を「ランドパワー」(大陸勢力)と「シーパ ワー」(海洋勢力)とに分け、 そのいずれにおいても中国が覇権を握ろうとするもので、「一 帯一路」構想とは中国の覇権拡大に向けた地政学的戦略に他な らないということです。 さらにバノン氏は、「一帯一路」が中国と中東とを結び付けた 場合、イスラム原理主義の危険な国々と中国とが連携する危険 性がある事も指摘しています。> よくわかる説明ですね。 「一帯一路」は、「覇権拡大戦略」だと。 そして、中国と中東イスラムが結びつく。 これもありそうです。 トランプは、「エルサレムをイスラエルの首都と認める」と宣 言し、 世界15億のイスラム教徒を敵にまわしてしまった。 中東イスラム、今はプーチン・ロシアになびいていますが・・。 そのうち金のある中国と結びついてもおかしくないですね。 アメリカは、「シェール革命」で、中東への関心を失った。 中国は、中東の資源を独占したい。 アメリカに捨てられた中東イスラムは、「チャイナマネー」が 欲しい。 利害が一致していれば、ひっつくのは当然です。 < 第3は、欧米諸国が中国に制裁を課すことが出来ないレベ ルになるまで金融操作を発展させ、人民元が米ドルに取って代 わるという戦略であります。> 人民元がドルにとって代わる??? これ、今は「そんなバカな!」という感じですが。 しかし、明確な目標を持ち、一歩一歩問題をクリアしていけば、 大抵のことはできるものです。 10年前、中国が国際金融機関を立ち上げ、80か国が参加するな ど、想像できたでしょうか? 日本人は、「中国はどんぶり勘定」「習近平がこんな変なこと をした」 などなど、「中国の失敗」を喜ぶ傾向があります。 しかし、ルトワックさん流にいえば、「相手国を自分の都合の いいように『発明』する」のはよくありません。 いいにしろ、悪いにしろ、「あるがまま」に見るべきです。 (●今回の出所は、こちら。↓ http://www.seishu.org/20171120.html ) 事実をいえば、中国は、大きな戦略を描ける強敵です。 日本、このままでは勝ち目がありません。 勝てる方法があるとすれば、こちらになるでしょう。 ↓ ●PS 北野の最新刊、出ました! ・これを読めば、中国、驚愕の対日戦略の全貌がわかります。 ・これを読めば、中国に、「戦争(=戦闘)」なしで勝つ方法が 完璧にわかります。 ・発売4日で重版決定 ・アマゾン外交・国際関係部門1位。 ・国際政治情勢部門1位。 ・政治入門部門1位。 とトリプル1位を達成。 ●中国に勝つ日本の大戦略 (詳細は→ http://amzn.to/2iP6bXa ) =========================================================== ○メールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」 発行者 北野 幸伯 Copyright (C) RPE Journal All Rights Reserved. 358 アドレス変更・解除は http://www.mag2.com/m/0000012950.html ===========================================================