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プーチン大統領 シリア駐留ロシア軍の撤退命令
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中東シリアの内戦で、アサド政権を支援してきたロシアのプーチン大統領は、11日、事前の予告なしにシリアを訪れ、駐留するロシア軍の大部分の撤退を命じました。ロシアがアサド政権と協力して内戦の終結にめどをつけたと強調する狙いがあるものと見られます。
ロシアのプーチン大統領は、11日、シリア北西部のラタキア郊外にある空軍基地を事前の予告なしに訪れ、出迎えたシリアのアサド大統領やロシアの兵士たちを前に演説を行いました。
このなかでプーチン大統領は「この2年にわたってロシア軍は、シリア軍とともにテロリストたちとの戦いを続けてきた。シリアにおけるロシア軍の大部分を撤退させる方針を決めた」と述べ、内戦終結のめどはたったとして、駐留するロシア軍の大部分の撤退を命じました。ただ、シリア国内にあるロシア軍の基地には、一部の部隊が引き続き駐留するということです。
ロシア軍は、過激派組織IS=イスラミックステートの台頭などシリアの混迷が深まっていたおととし9月、内戦に介入してISや反政府勢力に対する空爆を繰り返し、これをきっかけにアサド政権は攻勢に転じました。
プーチン大統領としては、ロシア軍が、アサド政権と協力し、内戦の終結にめどをつけたと強調するとともに、今後もロシアがこの地域で影響力を維持していく姿勢を示す狙いがあるものと見られます。
このなかでプーチン大統領は「この2年にわたってロシア軍は、シリア軍とともにテロリストたちとの戦いを続けてきた。シリアにおけるロシア軍の大部分を撤退させる方針を決めた」と述べ、内戦終結のめどはたったとして、駐留するロシア軍の大部分の撤退を命じました。ただ、シリア国内にあるロシア軍の基地には、一部の部隊が引き続き駐留するということです。
ロシア軍は、過激派組織IS=イスラミックステートの台頭などシリアの混迷が深まっていたおととし9月、内戦に介入してISや反政府勢力に対する空爆を繰り返し、これをきっかけにアサド政権は攻勢に転じました。
プーチン大統領としては、ロシア軍が、アサド政権と協力し、内戦の終結にめどをつけたと強調するとともに、今後もロシアがこの地域で影響力を維持していく姿勢を示す狙いがあるものと見られます。
アサド大統領 ロシア軍に感謝の意
シリア国営通信によりますと、アサド大統領はラタキア郊外の空軍基地を訪れたロシアのプーチン大統領に対し、「ロシア軍がシリアのために成し遂げたことをシリアの人々が忘れることはないだろう」と述べ、ロシア軍が「テロとの戦い」で大きな役割を果たしたと感謝の意を伝えたということです。
プーチン大統領 シリア駐留ロシア軍の撤退命令
中東シリアの内戦で、アサド政権を支援してきたロシアのプーチン大統領は、11日、事前の予告なしにシリアを訪れ、駐留するロシア軍の大部分の撤退を命じました。ロシアがアサド政権と協力して内戦の終結にめどをつけたと強調する狙いがあるものと見られます。
ロシアのプーチン大統領は、11日、シリア北西部のラタキア郊外にある空軍基地を事前の予告なしに訪れ、出迎えたシリアのアサド大統領やロシアの兵士たちを前に演説を行いました。
このなかでプーチン大統領は「この2年にわたってロシア軍は、シリア軍とともにテロリストたちとの戦いを続けてきた。シリアにおけるロシア軍の大部分を撤退させる方針を決めた」と述べ、内戦終結のめどはたったとして、駐留するロシア軍の大部分の撤退を命じました。ただ、シリア国内にあるロシア軍の基地には、一部の部隊が引き続き駐留するということです。
ロシア軍は、過激派組織IS=イスラミックステートの台頭などシリアの混迷が深まっていたおととし9月、内戦に介入してISや反政府勢力に対する空爆を繰り返し、これをきっかけにアサド政権は攻勢に転じました。
プーチン大統領としては、ロシア軍が、アサド政権と協力し、内戦の終結にめどをつけたと強調するとともに、今後もロシアがこの地域で影響力を維持していく姿勢を示す狙いがあるものと見られます。
アサド大統領 ロシア軍に感謝の意
シリア国営通信によりますと、アサド大統領はラタキア郊外の空軍基地を訪れたロシアのプーチン大統領に対し、「ロシア軍がシリアのために成し遂げたことをシリアの人々が忘れることはないだろう」と述べ、ロシア軍が「テロとの戦い」で大きな役割を果たしたと感謝の意を伝えたということです。