青森海上保安部によりますと、１２日午前７時４５分ごろ、深浦町北金ケ沢の「千畳敷海岸」の近くで「遺体のようなものが浮かんでいる」と地元の漁協から通報がありました。

海上保安部などが調べたところ、海岸からおよそ３０メートルの船だまりに、３人の遺体が浮かんでいるのが確認されました。海上保安部によりますと、３人はいずれも男性で、このうち１人は緑色のズボンをはいていましたが、ほかの２人は衣服などは身につけていなかったいうことです。

深浦町の沿岸では、先月以降、朝鮮半島から来たと見られる無人の木造船が５隻、相次いで流れ着いていて、今回、遺体が見つかった場所の近くでも今月４日、木造船が漂着しています。

海上保安部と警察は身元の確認を進めるとともに木造船との関連についても調べることにしています。