これまでにない新しい『スター・トレック』が誕生するかもしれません。
長い歴史を持つSFドラマに新たな風を吹き込もうとしているのは、先週名前が挙がって世界をビックリさせたクエンティン・タランティーノ監督。あのゴアで「ファ○ク」な映画を得意とするタラちゃんです。
彼はリブート版『スター・トレック』シリーズ4本目のアイデアを、1、2の監督でシリーズのプロデューサーを務めるJ・J・エイブラムスに提案し、エイブラムスもノリノリ。
Deadlineによると、すでに何人かの脚本家と話し合いの場が持たれており、最有力候補は『レヴェナント:蘇りし者』のマーク・L・スミスなんだとか。実現すればR指定の『スター・トレック』になると報じています。
ただ、暴力表現と卑語は今回が初めてというわけではありません。現在放送中のドラマシリーズ『スタートレック:ディスカバリー』では「ファ○ク」を口にするキャラクターが登場していますし、これまでにない暴力描写も話題になりました。実際、『ディスカバリー』のレイティングはTV-MA(成人向け、17際未満の子供に不適切。映画レイティングのR指定と同じ)です。
タランティーノのアイディアがハードRよりなのか、ソフトRよりなのかはわかりませんが、シリーズの雰囲気と品位を保つ必要もあるはずなので、そこまでぶっ飛んだ内容にはならないのでは。ただ、タランティーノはメガホンも握りたいらしいので、もしかすると私たちの想像を超えた『スター・トレック』になるかもーー?
Image: Mike Windle/Getty Images Entertainment/ゲッティ イメージズ
Source: Deadline
James Whitbrook - Gizmodo io9[原文]
(中川真知子)