YouTubeが次世代ビデオブロガー育成事業を発表
YouTubeが、次世代ビデオブロガーを育てるための新企画を発表した。
Next Vloggerと呼ばれるその新事業は、YouTube Next Creator事業の一環で、後者はその名のとおり、YouTube上の未来のスターを見つけたり育むための企画だ。これまでにもすでに、料理やフィットネスそれに非営利事業の分野で、育成事業を開始している。
クリエイティブ事業のマネージャAustin Lauによると、とくに求めるヴロガー(vlogger)は、“これまでにもYouTubeに秀作を提供している”者で、その後続作品を作った者、ただしトップクラスのスターでなくてもよい。選ばれた人たちは5000ドル相当のビデオ機器と1万ドル相当のYouTube上その他でのプロモーションを受け取る。またGoogle+の教育事業にも参加し、Justine Ezarik(通称iJustine)のような“トップヴロガーたち”から教えてもらえる。
Ezarikはこれを、彼女がやっているVlog Universityの延長のようなものだ、と考えている。彼女は、技術的/非技術的なアドバイスを提供するだけでなく、場合によってはコラボレーションでビデオを作ってもよい、と言う。
EzarikはYouTubeのスターからテレビの人気者にもなった人物なので、YouTubeは本物のスターへの登竜門か、とよく聞かれる。もちろんそれはありえるが、彼女が強調するのは“YouTubeがすでにテレビに劣らぬビッグメディアであること”だ。
Next Vloggerが終了したら、Lauの希望としては、有名人になるだけでなく、自分が学んだことを共有して“もっと大きなYouTubeコミュニティへの大使”になってもらいたい、という。Lauによれば、ヴロガーはふつうの人たちに比べてYouTubeのパートナー事業などへのアクセス性でも有利だとか。
Next Vlogger事業への参加申し込みは、ここで。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))