田中 博文
ジェイ・キャピタル・パートナーズ株式会社 Founder…
7分前
もともとWDには、勝ち目のない訴訟でした。 東芝のアドバイザーであるゴールドマンも、 そこのChange of Controlは解釈として問題ないと判断したから、ビッドにしたのだと考えています。  そしてWDもおそらく自分たちは勝てないことも分かっていました。 しかしそれでも、執拗に抵抗して来た。  それはおそらく、 勝てないからゴネないということでなく、 ゴネること自体に意味があるからです。  勝てなくても、時間軸も含めて、 ゴネて、ディールのキャスティングボードを握ることで、東芝の上場廃止リスクを盾に、WDは自分たちに少しでも有利な条件と引き出すことと、自分たちのプレゼンスをアピールするということだったのでしょう。  しかし、東芝は第三者割当増資を行うことで、上場廃止リスクを回避したことで、WDの目論見は意味をなさなくなりました。  それを考えれば、東証の特設注意銘柄解除が今回のディールのターニングポイントだったことになります。  しかし公募でなく第三者割当なら、それ以前でも出来たはずですし、東芝メモリを売らなくても良かった。  経営者が多い経営者たる所以は、意思決定の的確性と適時性です。今回は極めて残念です。  しかし、ここに書かれている様に、公募でなく敢えて第三者割当でアクティピストに東芝メモリを売るなという意見を、外から株主の声として醸成させることを当初から考えいたのであれば、東証も東芝もゴールドマンも相当な策士です。  明後日、JPX CEOの清田さんに高校の同窓会で会うので、少し話を聞いて来ます。 (おそらくここでは話せませんがw)
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(事事無碍→記事)