結婚教育カウンセラー 棚橋美枝子です。

 

東広島市でのイベントのレポートを書かせていただきます。

結婚教育を見守っていてくださる神様がいたとしたら、ようやく少しはましな仕事ができるようになってきたんじゃない?って、入門編のおほめの言葉をいただけたかなと思うお仕事ができました。

 

それはこちらです。

 

東広島市のこういう催しです。

 

実は2013年に補正予算で婚活事業に関する新しい取り組みに国が予算をとっている。

との情報を受けて、協会の顧問をしてくださっている福井正樹先生から

「まちがいなく、棚橋さんの言ってる婚育100年プロジェクト®が必要だから一緒に広島にいかないか?」とそう声をかけてくださり、今はうちのカウンセラーとしても活躍をされている

「障害児を持つパパママのためのカウンセリング」をされている山本カウンセラーhttps://www.facebook.com/minetakashi?fref=tsと共に広島を回らせていただきました。

 

その時に、福井さんがどんなに大切なことでも声を出して形になるのは2年も3年もかかることがあるからねと言ってくださったことを思いだします。

 

結婚には婚活年齢だけではなく全年齢を通しての教育的な活動が必要だと私はいつもお伝えをしています。

それは結婚と恋愛の違いにもなりますが「結婚は男女ふたりだけの問題ではないから」ということです。どうせするなら結婚さえさせればいいのではない。離婚に至らない夫婦、家族形成までの取り組みをしなければ、目先の課題だけしか焦点をあてていなければ、結局離婚にいたり社会保障費を使うことだけが大きくなるからです。

目先のことだけを追いかけない。それが私のいつもお話をさせていただく基本です。

 

婚活イベントをしてカップルが何組できたとかできないとか、そんなことを追いかけるのではないのです!ということなのです。

その基本に必要なもののひとつが婚育100年プロジェクト®であるということです。

 

いうことの思いが少しでも届いていたのでしょうか^^広島での県をあげての婚活事業は何だか違います。またその中でも結婚教育を取り入れられた活動をしてくださっている呉市、東広島市の取り組みには本当に目を見張るものがあります。

 

去年の呉市で開催してくださった海上自衛隊さまや国立医療センターさまでの講師もそうです。

呉市の職員の方が、「結婚にはイベントよりも先に教育が必要なんだ!」という私の思いをご理解くださったことからのスタートでした。

「先生!どれだけイベントをうっても結婚に学びが必要ですよ!とてもわかります。結婚をさせることさえしたらいいわけではないですもん!」

そう担当課長さまがお聞かせくださっていました。

 

今回私がお招きをいただきましたイベントは4回シリーズの第4弾でした。

なんと、責任者の方の深い思いが届いているようで、県内、尾道市、呉市、竹田市他広島県各地からお越し下さり、全部で60名の方のご参加でした。

 

最後まで大変に盛り上がりを見せ、終わってからも男女が仲よさそうにお話をされたり、また、「声かけてみます!!」と私に宣言をされてから、女性に声をかけられる男性の方などもおられました。

 

お帰りになられる際にもエレベーターのところで、様々な方から思いをお聞かせいただきました。涙で語ってくださる方も数名おられ、本当に私も私のしたい講座の意味が私も3年かけて温めてきたものが私の中でもストンと深まる一瞬でした。

 

わたしがわたしらしくあるために・・・そんな思いで、講師と受講者の壁を越えて語り合えたように思います。

 

みんな結婚に迷っている。思い悩んでいる。前に向いてすすめていないこと。

私がしていることは「社会的課題の解決ではない、夫婦問題なんていうのは個人のわがままだ」と言われる方がおられました。

 

決してそうではない!様々な自分の事業への確信が持てました。そして、私の目指す方向は決して間違いではない!この婚育100年プロジェクト®こそが社会の大きな障壁を乗り越える柱のひとつであることは間違いない!そう確信ができました。

 

しかし、その思いになぜなれたのか?参加者の方が一体の場を共有する仲間であったからだと思います。私もその仲間の一人であったと思います。では、なぜそうなれたのか?

 

私は東広島市の職員の方々への感謝で今でも胸が熱くなります。

今回、このご縁をつないでくださいましたのは広島国際大学の梅田弘子先生です。

先生の大学で今年4回目になります講座をさせていただきますが、大学での講座開講の必要性を私にチャンスを下さったのは梅田先生です。

 

その梅田先生が東広島市に「結婚の専門ですばらしい先生が奈良にいてくださる!」と私をご紹介くださったのです。

 

そのあとは、その担当者の奥原さんと福住係長が昨年、呉市の国立医療センターさまで開講をされた講座にお越し下さり、「婚活はイベントからではなく教育からなんだ!」と強く感じていただき、「こんな講座にしよう」と色々な思いをメールでくださいました。

担当の課長さん、他職員の皆様とも心が通い合うとはこういうことなのだと実感させていただきました。

ホントに言葉では言えないんですね。

なんていうか・・・本当に市民のために一生懸命なんだな、この課は課長を中心にチームなんだ!と、心が震える思いでした。

この感覚はチーム作りをいつも課題にしてるからこそ感じるのかもしれません。

 

あー公務員っていい!!って初めて思いました。こんなに市民のために一生懸命できるなんて!決められた行事をこなすために時間を使うのではなく、職員が市民の皆さんと共に一体になって取り組みをされる。

 

あー公務員っていい!!こんな公務員さんがどんどん増えていけば日本はどうなるの??

って思い、おわかりいただけますでしょうか?

こんなよくもこんな人柄の方々が集まったよね?と思えるこの空気感。

「結婚して、子育てをするなら、東広島市だね」

こんな時代はそう遠くはないのではないかしら?^^


手抜きなく今回のイベントに熱い思いを感じて市民の方々のために取り組みをしてくださったチーム東広島市子ども家庭課の皆様との協働で、私は使命を再確認すると共に原点に返ったそんな一日でした。

 

東広島市のみなさま、丸一日のお付き合いをいただきありがとうございました!

 

 

私の考える「今、行政ができる、どうせするなら離婚になって社会保障費を無駄に使わせない婚活事業」について、終了後もわきあいあいと様々お話をさせていただきました。

 

それを熊本に持って帰ろうと熊本から駆けつけてくれた平田カウンセラー、お仕事が終わられてから高速を飛ばし尾道から駆けつけてきてくれた沢口カウンセラー、

同じ志をもってくださる方々とも様々語り合い、深めあうことができました^^


結婚教育という今までにない概念を伝えるのは、攻守両方が必要です。

婚育100年プロジェクト®の名前に相応しくじっくり腰をすえて、取り組みを今後も丁寧に行っていきたいと思います。

長いレポートを読んでいただきありがとうございました。