こんにちは.id:moznionです.普段は仕事をしています.
というわけでタイトルの件です.ミネストローネを食べ続ける話です.ミネストローネは作り置きにうってつけの存在なのです.
さてミネストローネを食べるには,まず作らねばなりません.従って作ります.
対戦カードです.珍しくセロリや芽キャベツなどといったブルジョワ野菜が見られます.もやしやエリンギがあるあたりに一抹の不安を感じることでしょう.そういった「効果」を狙っています.
エリンギは正しい切り方がわかりませんから適当に切ります.本来ミネストローネとなるとマッシュルームあたりが正しい選択なのでしょうが,いかんせんマッシュルームは高いので不可能です.エリンギは煮込んでも歯ごたえが残るし香りもあるし,なにより安い.カレーなどに入れても良い仕事をします.
芽キャベツです.普段はこんな高い野菜は買いません.普通のキャベツを食います.この写真のように尻を十文字に切ると味が染みやすくて良いとキューピー3分間クッキングかなにかで学びました.ようやく実践です.
セロリも正直切り方がわからないので適当に……
迫力のあるケヴィンです.ベーコンは厚い方が良いスープを取れそうだったので登用しました.
羊羹のように厚めに切ります.左の細かいのはこの日のお昼ごはん用です.
ここらで下ごしらえが終了.
たっぷりのオリーブオイルでにんにくをじっくり炒めます.たっぷりのオリーブオイル,今回は50ccくらいです.
玉ねぎが入り,
ケヴィンも入ります.
俺ももっとオレンジページみたいな小綺麗な写真を撮りたい……
しかるのち二郎です.この時点で作る量を見誤ったことが分かりつつあります.もやしがあると食感が良くなり,加えてかさが増えて良いのですがこれは多いのでは.
コンソメで煮ます.気が済むまで.
ホールトマトを加えます.ここでドーピングの意味合いを込めてカゴメの濃縮トマトペーストを加えました.トマトジュースで煮るなどといった手法も有効でしょう.
いい具合に煮詰まったら塩と呼称で味を付けます.ここで隠し味程度にウスターソースと赤ワインを加え,ひと煮立ちさせたらゲームセットです.
なぜ木の椀なのか.しかしオレガノを散らすことで見た目に気を使っていることをアピールするといういじらしさがあります.
味は美味い.香味野菜の風味が良いですね.しかし具が多いので添え物としてのスープよりも,むしろ主菜と化しているフシがあります.
この時点でかなりの量があることがわかっているので多めに食べる.早くも飽きつつあります.
その後も数食プレーンなミネストローネを食べ続けるもいい加減に飽きたのでパスタをスープに投入してスープスパゲティのようにしてみる.美味い.しかし器がラーメンどんぶりのためにとうていパスタには見えない.見た目が悪い……
その後,パスタの代わりにマカロニを使うことで変化を持たせていたもののやはり飽きる.仕方がないので最終手段のカレー粉です.S&Bの赤缶に加えて,自宅にあった適当なスパイスを突っ込む.写真の見た目からはまったくわかりませんがスメルはカレーのそれです.
実食すると強いカレーの風味の後にじっくりとトマトの酸味と旨味が来て美味い.これが一番美味い気がする……もっとカレー感を強めるためにカレー粉ではなくカレールーを突っ込むという方法も良いかもわかりません.
ところでまだミネストローネは残っており,しかし本当に飽きてきました.というかこれはミネストローネなのか? これからどうすれば良いのだろうか? これだからつくりおきはやめられませんね.助けてくれ.
なおこの記事はつくりおき Advent Calendar 2017の11日目の記事として書かれました.よろしくお願いします.