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カメラでハッピーライフ!

狂おしいほど愛おしきマイクロフォーサーズレンズたち

今年2017年は、個人的に大革命の年。キヤノンのフルサイズ機からマイクロフォーサーズ機へシステムごと移行した年でした。

 

13年間キヤノン一筋でレンズも集めてきたので、悩みに悩んだ上での重大決心でありました。

 

その移行したマイクロフォーサーズの所感については、散々書いてきましたので、当記事では「とても良かった」とだけ言っておきますが、マイクロフォーサーズのレンズも非常に良い玉ばかりでした。

 

 

 

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移行した当初は、センサーサイズが小さいことをすごくネガティブにしか捉えてなくて、必死にマイクロフォーサーズ画質の欠点を探すような写真の見方しかできていませんでした。

 

 

 

 

ただ、10ヶ月近く使用してきて、画質面でもビハインドを感じることなんてほとんどないことに気づきました。

逆に良く感じる部分が多いんですよね。

 

 

 

その差はレンズ性能か

画質は物理的なセンサーサイズの壁を超えることはないと思います。

技術差がなければセンサーサイズと画質は、ある程度比例するでしょう。

 

ただ、センサーサイズとレンズ設計(容易さ)というのは、反比例しているというのを、最近とても実感します。

 

もちろん、設計については何もわかりませんから、ユーザー目線での推測です。

 

自分が所有していた、比較的新しめのLレンズEF 24-70mm F4 ISなどと比べても、全然見劣りしていないというか、PROレンズの方が良いんですよね。特に周辺部の解像や収差や歪みは。

 

 

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もちろん同じ時期に所有していなかったので、純粋な比較はできていませんが、その他のレンズを含めて、キヤノン時代の写真を見返すとそう感じる部分が多いです。

 

ただF2.8と比べれば…、もっと良い単焦点と比べれば…、その限りではないとは思います。

 

オリンパスPROレンズ全体的に、価格帯もLレンズよりは多少お手頃ですし(とはいえ高いが)、サイズもコンパクトなことを考えると、やはりレンズ性能を出しやすいんだと思います。

マイクロフォーサーズはPROじゃないレンズもほぼ欠点がなく、画質も良いんですよね。

キヤノンの頃使っていた凡レンズは、古い設計が多いこともあり、結構ひどかったです(^^;

 

画質とは関係ありませんが、PROレンズの鏡胴はすごく高級感あるんですよね。

 

と、前置きが長くなりましたが、今年マイクロフォーサーズに乗り換えたばかりなのに手持ちレンズは7本になってしまいました。

 

全部のレンズが甲乙つけがたく良く、焦点距離も違うので比べるのは難しいですが、その中でも自分好みのお気に入りレンズを紹介したいと思います。

 

なんとなく、厨二っぽい見出しをつけてみます。 

 

 

任務は日常を別世界へと誘うこと
LEICA DG SUMMILUX 15/F1.7

換算30mmなのですが、GRで培われた焦点距離(28mm )がしっくりきて、すんなりスナップが撮れます。

GRは開放からキレッキレで超お気に入りカメラの一つでもあるのですが、AFがねぇ。AFが遅いのはもちろん、合わないことも多々ありまして。

あと、天気が良いと液晶が見づらい。

 

このレンズをGX7 markIIにセットすることで完全に、ポストGRとなってしまいました。

GRほどのキレはないですが(それはどのレンズを使っても)、とはいえ、GRが異常なだけで、トップレベルのキレであることは間違いないです。

開放から十分シャープですが、F2ほどの絞りで、ハイレゾショットでもピークのシャープさになります。

あと、やはり色の表現が程よく濃いめで艶やかという印象です。

 

 

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やはり、絞りリングが有効になるパナソニックのカメラで使うと、より操作感もいい感じです。

 

 

P1020388-Pano-Edit-Edit

EM120501-Edit

LEICA DG SUMMILUX 15-F1.7_1-125 秒 (f - 1.7)

 

 

 

黒魔術により覚醒した濃密描写
LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2

LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2 ASPH. / POWER O.I.S.です。またもやパナソニックライカレンズです。

先日購入したばかりで、まだ持ち出し機会が少ないのですが、今の所文句なく一番雰囲気を感じるレンズです。

シャープでコントラストが高く、濃厚でボケも美しい。

マイクロフォーサーズでオートフォーカス単焦点を楽しむなら、ベストな選択肢とも言えるでしょう。

 

レンズの作りも非常に良く、金属フードが最高の雰囲気を醸し出しています。

 

これも、絞りリングはパナソニックのカメラでしか動きませんし(もちろんボディ側で設定できる)、レンズ内手振れ補正もオリンパスのカメラではOFFにしないといけないという(ボディ内補正と連動できない)縛りがありますので、パナソニックのカメラで使うと最高です。

 

 

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P1020647

EM020829

EM280794

EM250741

P1020659

EM020915

 ↑ 全て開放F1.2です。と思ったら最後のだけF1.8でした。

 

 

もちろんお値段も結構しますが、中古の玉も比較的流通しているので、ぜひ一度味わってみてください。

 

 

 

聖域(サンクチュアリ)をも超越したクロノスタシス
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

このレンズはずるいですよ。

描写も文句なく良いのに、24-200mm(35mm換算)の画角がこれ一本で撮れるんですから。

シビアに見て、ハイレゾショットだと開放F4が甘いというくらい。

通常の撮影であれば、開放から十分隅々までシャープです。

コントラストも強くパキッとした絵が撮れる。

 

しかも、E-M1 markIIと組み合わせれば、手持ち3秒くらいの撮影が、普通に手ブレを気をつけるだけで撮れてしまう。

鍛錬した猛者は手持ち10秒の壁を突破しています。

 

まさにクロノスタシス(時計の針が止まって見える現象)です!

 

いや〜、本当恐ろしいですよ。

これぞマイクロフォーサーズの底力というか、マイクロフォーサーズだからなせる技というか。すごいです。

 

 

 

 

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EM092739-Edit

EM032528-2

EM121376

EM183073-Edit

EM202239-Edit

 

これを持ってスナップ撮影すると、単純に撮影アイディア、表現力というか発想力の幅がすごく広がります。

ワクワクして撮影ができるタイミングがより多くなるので、感受性もより刺激されます。 

 

 

 

というわけで、泣く泣く3つに絞って紹介してみましたが、本当どれも甲乙つけがたいレンズです。

 

 

 

M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO

P1020773

EM169739

 

 

 

M.ZUIKO ED 40-150mm F2.8 PRO

EM204670-Edit

EM054795

 

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M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO

EM199874-2

 

EM143897

 

 

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M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro

EM082821

P1010656

 

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あと、マイクロフォーサーズではないですが、ヤシカコンタックスのPlaner 50mmF1.4 もあります。

一絞り絞ればこいつもめちゃくちゃよく写ります。

逆光などはフレアもゴーストも出やすいですが、シャープでNocticronより濃厚で暖かみのある描写です。

何よりEVFでのマニュアルフォーカスのやりやすさは、一度使うとOVFを使う気になれないほど快適です。

 

 

 

とまあ、結局手持ちのレンズ全部貼り付けてしまいました(笑)

本当全部、魅力的で描写の良いレンズばかりです。

描写の良さはレンズの良さで、写真はレンズで撮っているんだなぁと実感できます。

 

 

他社カメラをお使いの皆さんも、是非、銘玉揃いのマイクロフォーサーズ沼へお越しください(笑)

 

 

 

このエントリーは"OM-D E-M1 Mark II / E-M1 Advent Calendar 2017"の12月11日(8日目)です。図々しいことに2回も投稿してしまいました😅

 

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