オンライン英会話の「レアジョブ 」というサービスを利用してから8年以上経ちました。利用し始めた当時は今ほどオンライン英会話が世間に普及していない時期です。
オンライン英会話を利用するキッカケになったのは、3ヶ月間の語学留学から帰国後、せっかく身に付けた英語を忘れないために、外国人と会話できる環境が欲しいと思っていたからです。日本に戻り普通に生活していると英語に触れる機会は全くありません。
そこで見つけたのがオンライン英会話の"レアジョブ"です。
インターネットの大容量時代に突入したことで、ネットユーザーは高品質、格安サービスに慣れてしまいましたが、冷静に考えて月額5800円で毎日英語講師と25分会話できるオンライン英会話はとても優れたサービスです。
ここでは、駅前留学や海外の語学留学と比較して、オンライン英会話で学ぶことで得られるメリットを紹介します。
- 実際にオンライン英会話でどれくらい上達できるの?
- オンライン英会話レアジョブとは?
- メリット1:1回あたりレッスン料が格安193円〜
- メリット2:毎日レッスンが受けられる
- メリット3:いつでもどこでも利用できる
- メリット4:マンツーマンレッスンが受けられる
- メリット5:朝6時から深夜1時まで
- メリット6:初級者に易しい
- メリット7:留学する必要がない
- メリット8:無料体験が2回受けられる
- 有料プランの詳細
- 有料プランの支払い方法
- オンライン英会話のデメリット
- オンライン英会話まとめ
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実際にオンライン英会話でどれくらい上達できるの?
Amazon:36歳からオンライン英会話をはじめたら英語で仕事ができるようになりました
著者は36歳から学生時代以来の英語学習をオンライン英会話でスタートします。 オンライン英会話の徹底活用とTOEICテスト900点突破を経て、外資系企業担当として日常的に英語を使うようになりました。
オンライン英会話だけでここまで英語が上達するのは、珍しいケースだと思います。それでもこういう方がいるのも事実です。
オンライン英会話を使った効率の良い学習法、モチベーションを維持する方法、停滞期を乗り切る方法、どういう過程を経て上達してきたかが学べます。また、著者はオンライン英会話でスピーキングだけではなく、ライティングスキルも身につけています。
どの程度勉強すれば、英語で仕事ができるレベルになれるかという指標になるのではないでしょうか。
月に6000円の出費で、これだけのベネフィットがあれば十分過ぎるの程の元が取れています。
オンライン英会話レアジョブとは?
オンライン英会話の先駆者は、東京都渋谷区に本社を構える"レアジョブ"と呼ばれるサービス会社です。Skypeなどネットのテレビ電話を利用した英会話サービスでは最大手になります。
サービスを開始したのは2007年、順調にユーザー数を増やし現在は累計登録者数15万人、2014年には東京証券取引所マザーズにも上場を果たしました。2013年あたりからビジネスで紹介されたり、一般ユーザーにも認知されるようになったのではないかと思います。
【レアジョブの特徴】
・オンライン英会話の最大手
・オンラインで完結するため低価格
・インターネットがあればどこでも受講できる
・スマホ、タブレット端末でも受講可
・フィリピン人英会話講師によるマンツーマン授業
・講師数は4000人以上と国内最大規模
・ビジネスに特化したビジネス英会話プラン
・英語研修を導入する企業が多い
・2回の無料体験レッスンが受けられる
スカイプを利用した英会話について
Amazon:129円のマンツーマン英会話 スカイプ英語勉強法
メリット1:1回あたりレッスン料が格安193円〜
オンライン英会話の最大のメリットは、1回あたりのレッスン料が非常に安い事です。月に5800円のコースを契約し、毎日授業に参加すると1回あたりの受講料は193円です。
オンライン英会話が普及する前は、社会人であれば駅前留学などのオフラインスクールに通うことが主流でした。
料金はスクールによって異なりますが、自分が参加したスクールは週に2回(1回40分)のグループレッスンで月に支払う料金は2万円程度。1回あたりの授業料は2500円、その他にも入会金やテキスト代を支払います。自分の英語力が低いこともあり、英語講師はネイティブではなく日本人でした。
3ヶ月通ってみた成果はというと、全く話せなかったので多少英語には慣れましたが、それでも会話をまともにできるレベルではありません。このまま通い続けたしても、期待するほど英語が話せるようにはならないと自分でも薄々感じています。
掛けたコストに対するリターンは非常に小さかったです。
今でこそ駅前留学は高いと感じますが、オフラインの英会話スクールならこれくらいが相場です。外国語専門学校に通えば、年間で100万円以上の授業料を支払いますが、1年間通ったからといって、英語がペラペラになるわけではありません。都内駅前の高立地、スクールの運営や維持費、日本人や外国人講師の人件費を支払うと下げるにも限界があります。
オフラインスクールが高いのではなく、インターネットを利用したオンライン英会話が安過ぎるのです。
日本に住む英語講師の人件費の10分の1、ネット上で授業を行うため物理的な空間を必要としない、スカイプとインターネットさえあれば誰でも好きな時間に英語を勉強できる、だからこそここまで低価格を実現できています。
メリット2:毎日レッスンが受けられる
オンライン英会話のもうひとつの魅力は、毎日レッスンが受けられることです。
オフラインスクールの場合、学校に通う必要があるので通えても月に8回、週に2〜3回が限界になります。忙しいサラリーマンであれば、どうしても日程が空いてしまいます。
英会話は、筋肉トレーニングやランニングと同じで日々の積み重ねで効果を発揮していくものです。1日中集中して取り組んだからといって、突然話せるようになるものではありません。
英会話レッスンを毎日受講することで高いモチベーションが維持できます。昨日よりも今日、今日よりも明日話せるようになるため、文法の勉強をしたり、海外ドラマで語法を覚えたり自然と英語のことを毎日考えるようになります。
日が空いてしまうことのデメリットは、自然とモチベーションが低下を避けられないことです。週に1回や2回のレッスンしかないのに、仕事が忙しく参加できないとそのままフィードアウトしてしまう人は非常に多いです。
これは、スポーツジムや早朝のヨガ、ストレッチなどでも同じことが言えます。
メリット3:いつでもどこでも利用できる
毎日受講できることに加えて、いつでもどこでも利用できるというのは仕事が忙しい社会人に強い味方です。デバイスはパソコンである必要はなく、スマホやタブレットでも受講することができます。
当たり前のことですが、オフラインスクールの場合レッスンを受講するために決まった場所へ移動する必要があります。週末であれば難しくないですが、平日であればいつも参加できるとは限りません。
仕事の都合によって行けない日も出てきます。
駅前留学に通い始めた頃、突発的な仕事が発生する度にレッスンに行けない日が何度かありました。その度にスクールに電話し日程を変えてもらうのがストレスでした。
オンライン英会話なら、時間が空いた時にいつでもどこでもレッスンが受けられます。職場にいても休憩時間に受講しようと思えばできます。また、スカイプに接続する端末はパソコンである必要もありません、スマホやタブレット端末でも受講することは可能です。
英語を勉強していた同僚は、仕事が忙しく時間が取れないため通勤中のクルマの中で受講していました。移動中といっても、スマホ端末からスカイプに接続し、マイク付きのイヤホンを使用すればスマホに耳に当てなくても会話できます。
通勤中に利用できれば、時間を無駄にすることなく毎日受講することが可能です。
メリット4:マンツーマンレッスンが受けられる
人件費が安いフィリピン講師の特徴ですが、マンツーマンレッスンが受けられることも大きな魅力です。
グループレッスンは一緒に勉強する仲間を作れますが、デメリットは発言する機会が大幅に減ってしまうことです。それはたとえ2〜3人の少人数制でも変わりません。会話のペースは自然と参加者の中で1番レベルが低い人に合わせることになります。
グループレッスンを3時間受講するよりも、マンツーマンで講師と話し続けた方が当たり前ですが、英語は短期間で上達します。
メリット5:朝6時から深夜1時まで
レアジョブは忙しい会社員でもレッスンが受けられるように朝6時から深夜1時まで予約することが可能です。受講したい時間で講師に空きがあれば5分前からでも予約できます。
レアジョブを使い始めた当初は、仕事帰りの電車の中で授業を予約し帰宅してから受講していたのですが、仕事で疲れたときはそのまま寝てしまう事が何度かありました。
そこで受講時間を朝に変更しました。朝受講することのメリットは、目覚まし代わりに使える、受講して5分後には目が冴える、仕事で疲れても毎日受講できる事ができます。
メリット6:初級者に易しい
英会話初心者が、いきなり英語で授業を受けるのはハードルが高いと考える人は多いです。しかし、フィリピンの英語講師はまともに英語を話せない日本人や韓国人を相手に長年教えてきたので、初級者を相手にすることに慣れています。
授業の会話はネット上にあるテキストに沿って進められます。レベルごとにテキストがあるので、会員登録時に英語のレベルを伝えると、初級者用のテキストを用意してくれます。内容は中学校の英語で習うような簡単なものです。
何回か授業を受ければ、進め方や次に何を質問するか予想できるので、1週間も経てば不自由なく進められるようになります。
メリット7:留学する必要がない
オンライン英会話の最大のメリットは、留学しなくても十分に英語が身につけられることです。インターネットが普及する前に本格的に英語を身につけようと思ったら、最終的には英語圏に留学する必要がありました。
学生であれば夏休みや冬休み、休学を利用して訪れることはできますが、社会人であれば留学するために仕事を辞める必要があります。
これだと、仕事のキャリアに大きなロスを生じてしまいます。
過去に英語を身につけるために3ヶ月語学留学したことがありますが、次の就職先を探すのに苦労しました。3ヶ月の留学で掛かった費用は、ホームステイ付学費で40万円、航空券で15万円、現地の生活費やビザ代で15万円程です。
これでビジネスの現場に役立つ程流暢に会話ができれば良いですが、3ヶ月の留学では簡単な日常英会話がようやくできるレベルです。オーストラリアやカナダなどネイティブ圏に行ったら何を言っているか全く聞き取れません。
オンライン英会話の存在を知っていれば、語学留学を選択していませんでした。毎日マンツーマンレッスンを受けて、地道に英語を勉強していれば留学しなくても半年もあれば同じレベルまで到達できます。
ビジネスで英語を使うことを目標にするのであれば、オンライン英会話で会話力を磨き文法や語彙は自分で勉強する、転職や職場移動で実際に英語を使う事になったら、空き時間を利用したり、上司に相談して海外へ短期留学へ行くのが良いと思います。
3ヶ月フィジーという国で留学していました。
→ 【フィジー英語留学の本当の魅力】3ヶ月滞在した経験者がメリットとデメリットについて語る
語学留学が以前より安いのは事実ですが、それでもオンラインと比較すると高いです。
→ 【1ヶ月の短期留学費用を比較】フィリピン、フィジー、マレーシア、インド、マルタ島
→留学したからと言って英語の仕事に就けるわけではありません。
【留学で失敗しないために】なぜ留学生の8割は学んだ英語を使って仕事ができないのか?
メリット8:無料体験が2回受けられる
"レアジョブ"は無料体験レッスンが2回、日本人カウンセラーの学習相談を2回受けられます。カウンセラーでは、目的やレベルに合わせた勉強の仕方やコースを教えてくれます。カウンセラーを必ず受ける必要はありません。
1.無料会員登録
”無料体験レッスンはこちら”を選択
2.個人情報を入力
作成したアカウントでログインすると、レッスン2回がカウントされています。
3.スカイプをインストールする
STEP1 インストール | オンライン英会話No.1 レアジョブ英会話
音声通話サービスの"スカイプ"がパソコンにない場合はインストールする必要があります。レアジョブのサイトからダウンロードが可能です。
4.レッスンを予約する
レッスン予約はレアジョブ画面上部の「レッスン予約」を選択します。レッスンの"日程"、"時間帯"、英語講師の"年齢"、"性別"、"特徴"でフィルターをかけることができます。
検索結果から好みの講師を選択します。講師を選択すると、自己紹介、音声、講師の職歴や趣味、日本語レベルが表示されます。
5.英語講師からスカイプコール
レッスン開始時間になったらスカイプを起動し、講師からコールされるのを待ちます。授業5分前になるとチャットで連絡をくれます。
授業はフリートークか、記事の内容をディスカッションするか、教材に沿った授業を選択できます。体験レッスンの場合はフリートークになります。
仕事や趣味などの自己紹介、英語を勉強する理由や目的を聞かれます。レッスンを受ける前に予め英語で考えておいた方がいいです。
フリートークは頭を使わないので楽ですが、慣れてきたら記事の内容をディスカッションする授業に切り替えた方がいいです。フリートークばかりだと毎回同じような内容を話すことになります。ディスカッションの場合は、短時間で記事の内容を理解する読解力と、自分の考えを相手に伝える力が求められます。
1日に複数回受講することも可能なので、面白いと思ったら同じ日に無料体験を受けてみるのもいいかもしれません。
有料プランの詳細
日常英会話コースの最安値は「月8回」の4200円(1回525円)です。1回あたりのレッスン料を考えると「毎日25分」の方がお得です。
「あんしんパッケージ」980円とは、次の3つの特典があります。
・学習プランを見直すためにカウンセリングが3ヶ月に1度受けられる
・レッスンの自動予約
・スピーキングテストが毎回割引価格で受けられる
自分で英語学習を進められる人には必要ないプランです。
他にもビジネス英会話コース(9800円)がありますが、通常のコースとの違いは次の2つです。
・特別なトレーニングを認定された講師から授業を
・特別なグローバル教材
これも特に必要ないプランです、5800円のプランでも自分の勉強の仕方次第でいくらでも調整できます。
有料プランの支払い方法
料金の支払いはクレジットカードと銀行振込の2つがあります。
クレジットカードだと自動で翌月分を支払ってくれるのは便利ですが、解約するタイミングが難しいです。最初お試しで利用したいなら、銀行振込で決まった金額を先に振り込む方がいいかもしれません。
オンライン英会話のデメリット
オンライン英会話にもいくつかデメリットがあります。
ひとつは手軽にいつでもレッスンを受けられるのが魅力のサービスだが、手軽すぎるせいか毎日受講できている受講生は意外と多くありません。あるアンケート結果によると、受講生1人あたりの平均受講数は月に6回だといいます。
1回あたりの授業料が安過ぎるせいで、仕事が忙しくなると諦める人が多いのかもしれません。自分が以前勤めていた会社でも、補助金を出し会社単位でレアジョブを導入していましたが、大半が忙しいを理由に毎日受講できていた人はいませんでした。
もうひとつ、自主的に勉強できる人は効率良く上達できますが、学ぶ姿勢が受け身だと難しい事です。予約する講師はいつも同じ方とは限りません。お気に入りに登録することはできますが、その講師がいつ空いているかは検索しないとわからないからです。
オフラインスクールの場合、教えてくれる講師は基本的にいつも同じです。親切な日本人の英語講師だと、レベルに合わせて教材を選んでくれたり、伸び悩んでいるとオススメの勉強法や教科書を教えてくれます。
英語講師も苦労して英語を身につけた経験があるので、挫折しそうになった時にモチベーションに繋がります。オンラインだと、毎回顔をあわせる講師は違うので常に自分との戦いです。
オンライン英会話まとめ
オンライン英会話はレアジョブ以外でも数百校以上あります。オンライン英会話の比較サイトを見ると、料金、授業内容、コース、細かく比較していますが、個人的にはどこを選んでも大差ないと思っています。
現地の英語講師を雇い予約サイト、教材、カリキュラムを用意するのはどこも同じなので、結果似たようなサービスに落ち着きます。
こだわりがなければ、業界最大手の"レアジョブ"を選択、フィリピン人講師以外からレッスンを受けたいのであれば"DMM英会話"、仕事が忙しくて時間が取れない方は"チケット制"で良いと思います。
→ 【無料体験できるオンライン英会話3校比較】スクールに悩んだらこの3校から選択すれば良い
DMM英会話は、複数国の英語講師を選択できるのは魅力ですが、大半はフィリピン人講師です。また、全世界に渡って講師を集めようとすると維持費、管理費が膨大に掛かります。それでも最安値を実現できていますが、利益を確保できないと状態が続くと、消費者か労働者がその分のコストを支払うことになります。労働者の不満が溜まるとサービスの質も低下します。
効率の良い英語学習方法
→ 英語が苦手な日本人が短期間で効率良く「楽に」上達する方法
フィリピン人講師に慣れたら徐々にネイティブに切り替えた方が上達が早いです。
→ ネイティブ講師のレッスンが受けられるオンラインスクール3校比較
動画配信サービスでも効率良く英語の勉強ができます。
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誰でも気軽に英語を勉強できる時代になりましたが、挫折する方が多いのも事実です。