私のワクチン接種歴、感染歴

私は昭和25年、1950年生4月生まれです。
私のワクチン接種歴を思い出して記してみます。
かなり記憶が消えていると思いますが。
(少しずつ修正していきます。)
ワクチンの注射はイヤでした。

種痘: 小学校入学前だったと思います。左上腕に跡があります。副作用が出なくてよかった。
小学1、2年生のころのワクチンの注射があったように思いますが何だか思い出せません。
しょう紅熱のワクチンでないかとおもいます。
ツ反とBCGがありました。
いつもツ反が陰性で、BCGがイヤでした。
小学校の低学年の頃、腸チフス、パラチフスのワクチン注射があったような記憶があります。
すぐ、無くなったような。
5、6年生のころ、インフルエンザワクチン接種があったように記憶しております。
高校生。大学生になってかワクチン接種はありませんでした。
この程度しか思い出せません。

これをみると、私の予防接種歴が裏付けられます。
予防接種法改正の経緯
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000s2dr-att/2r9852000000s2kz.pdf
昭和23年の予防接種法では、痘そう、ジフテリア、腸チフス、パラチフス、百日咳、結核が定期接種とされていた。
昭和36年にポリオが定期接種に加えられた。
昭和45年に腸チフス、パラチフスが定期接種から外された。
昭和52年麻しんが定期接種に加えられた。
昭和53年風疹が定期接種に加えられた。
平成6年に日本脳炎が定期接種に加えられた。

下の図をみるとすごいですね。コレラ、ペストのワクチンがあったのですね。
歴史的に仕方がない部分がありますが、結構行き当たりばったり、いい加減です。
このようなワクチンは、病原菌を培養して、フォルマリン処理して、精製して出来上がり。
何か○○○部隊を思い出します。

腸チフス、パラチフス、発疹チフス、ペスト、コレラ、しょう紅熱、ワイル病のワクチンが効くはずがありません。
このように考える根拠は、免疫抗体は毒素のような分子量の小さいものに有効である、
しかし、細菌のように、巨大で複雑、さらに多数の表面構造組成をもっているものには効かない(できない)、という原則があるようにおもうからです。

種痘(痘そうの生ワクチン)はワクチンとしては効くとおもいます。WHOはワクチンで痘瘡を撲滅させらえたと言いますが、私はそうは思いません。痘そうは栄養、自然環境がよくなって消えたのです。種痘は副反応が多かったので止めざるをえなかったのです。
ヒトには病原性が弱いといても牛には痘瘡をつくる生きたウイルスを、皮膚に傷をつけてしっかり入れるのです。怖いワクチンだったと思います。

私の育った地域では、たまにワイル病の方が出たことはあったようです。
私がワイル病のワクチンをされたかどうかは記憶がありません。
お年寄りの患者さんから聴いても、この地域で感染症がはやった、人が死んだ、ということはなかったようです。

予防接種1.png予防接種2.png













予防接種3.png













私の場合、確実に言える事は、はしか、水痘、風疹、3種混合(ジフテリア、破傷風、百日せき)のワクチン接種はしていない、という事です。
田んぼや小川に裸足で入り、小魚を取って遊んでおりました。夏は濁った川で泳いでいました。破傷風になった同級生はいませんでした。
小学校に上がる前、ちょうど田植えの頃、麻疹にかかって家で休んでいたことを覚えています。
小学校に上がる前、インフルエンザにかかり、入浴のあとふらふらして、失神しそうになったのを覚えています。
小学生の高学年もインフルエンザにかかり、朝礼で失神しそうになるのをこらえていた事を覚えています。結局前の友達の肩に掴まりました。
これも小学生の高学年だった記憶していますが、おたふくかぜにかかりで、食物を口にいれると、耳下腺がキュッと痛くなったのを記憶しています。

小学生(3クラス150人)、中学(5クラス240人)の同級生、さらには上下の学年で、はしか肺炎、SSPE、インフルエンザで死亡した者は誰もいなかった、と思います。
2つ上の学年に、小児麻痺のため、車いすで通学なさっていた方が1人おられました。
小学生の上級生のころだったと思いますが、日本のどこかで小児麻痺が流行って、「鉄の肺」とか、ワクチンが輸入されたとかいうことを、新聞、ラジオのニュースで聞いたのを覚えています。
私は記憶がないのですが、同級生の話だとポリオワクチンを飲まされたようです。

成人になってからワクチンを注射したのは、B型肝炎ウイルスワクチンのみです。
最近、どうなっているかと思って、B型肝炎ウイルスに対する抗体(HBs-抗体、HBc-抗体)が出来ているかどうか調べました。
ゼロレベルでした。効果は完全に消失している、ということです。

インフルエンザワクチンは一度も注射したことがありません。「効かない」、と考えているからです。
開業してから20年になりますが、インフルエンザにかかったことは無いようです。
いわゆる風邪、上気道炎は年に2~3回かかります。
下痢をおこす風邪にも今まで2、3回かかった記憶があります。
(H24年にもかかり、下痢が5日ほど続きました。)

上の「予防接種法の経緯(3)」を見ますと、平成5年(1993)に、「一般的な臨時接種として接種していたインフルエンザについては、社会全体の流行を阻止するデータは十分にないと判断された」とあり、義務接種からはずされました。
しかし、いまでも、厚労省はワクチン接種を推奨するような事を言って、接種を煽っています。
あわせてお読みください。

この記事について

このページは、さとう内科循環器科医院 - 宮城県大崎市が2011年6月22日 13:30に書いた記事です。

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