mobicomm(モビコム/ジグソー)の「不可解」なリリース  -Altair社との関係-

ジャスダック上場企業ジグソー(JIG-SAW)の子会社であるmobicomm(モビコム)が、2017年9月にリリースしたaltair semiconductor関連の内容について、疑義があることを指摘します。

更新日: 2017年12月11日

0 お気に入り 174 view
お気に入り追加

当モジュールは、2017年頭には既に提供済でありさくらインターネット社にて利用されている。

5.太陽誘電名義モジュールにはmobicomm社は関与していない

4.の取り組みには一切mobicomm社の名前が登場しない。
Altair社との関与についても、HP内には同社の記載は一切ない。

6.mobicomm社はAltair社との開発パートナーとして重要役割ではない

5.と関連するように、Altair社モジュール開発の取り組みにおけるmobicomm社の位置づけは
重要役割ではなく、HP内でも記載がないことから関与としては薄い、もしくはないと思われる。

7.mobicomm社は10数名の零細企業である

東京本社、岩手ラボの2拠点であるmobicomm社だが、HPには従業員数の記載がない。
ただし、求人サイトには企業全体人数「14人」とある。
10数名の零細企業が開発、出荷できる体制を整えることができるであろうか。
また、過去mobicomm製としての出荷実績はなく、他社との共同開発等のみである。

従業員数当事業所14人(うち女性5人) 企業全体14人

親会社であるジグソー(JIG-SAW)は、過去に以下のような指摘をされています。

概要
• 株価は熱狂しており、売上⾼⽬標が達成できなかったにもかかわらず、1年前のIPOから800パーセント以上も上昇している。
• この会社がハイテク企業であるという特徴はなく、設備投資も研究開発も
なく、従業員の賃⾦は信じられないほどに低い。
• 会社の事業や戦略は、当業界の専⾨家には全く不可解である。
• プレスリリースは誤解を招くおそれがあり、重⼤な不実表⽰である。
• 会社の「提携先」はJig-Sawを認識していない。
• 会計実務は警告を促している。
• 会社が公表している唯⼀の⽬標は望ましい時価総額である。
• 株価はいかなる測定基準においてもばかげている。
• 内部関係者は株式を売り抜けている。

12