こんにちは~筋肉料理人です!
以前ご紹介したしめ鯖(サバ)の自家製「お茶っ葉燻製」、
今日は塩鯖の3分燻製を紹介させていただきます。鯖は脂がのった魚なので燻製にしてもパサパサにならず、うま味も強いので燻製の香りが邪魔になりません。それに、あの独特の臭みを燻製の香りが消してくれ、燻すのにぴったりの食材なのです。自宅のキッチンで作れるお茶っ葉燻製にしてみましょう。
筋肉料理人の「塩鯖のお茶っ葉燻製」
【材料】4人分
- 甘塩鯖 切り身 (身の長いフィレタイプなら 2枚、半分にカットされたものなら4枚)
- 緑茶の茶葉 大さじ5
- 砂糖 大さじ1
- 大葉、レモン 適宜
- 日本酒 1/4カップ
- サラダ油 大さじ1
作り方
1. 塩鯖はパックから出し、キッチンペーパーで包んで水気を吸い取ります。
※鯖は骨抜きの物を使うか、骨抜きで小骨を抜いてから使うと食べやすいです。
2. フライパンにサラダ油を入れて弱めの中火にかけます。熱くなったら、塩鯖の皮を上にして入れます。2分位焼いてから日本酒を注ぎ、フタをして7~8分蒸しましょう。
※途中、日本酒が蒸発してしまったら、お湯を少し足して下さい。蒸しあがったら取り出し、冷ましておきます。
3. 鉄の中華鍋と金属製の網、アルミホイル、鍋にぴったり合うフタを用意します。
※網は中華鍋の半分くらいの深さにはまる位のサイズで。今回はボウルをフタ代わりに使っています。機材については100円ショップを活用しましょう。
鍋にアルミホイルを敷き、緑茶の茶葉と砂糖をちらし、中火(コンロの火が鍋の底に当たるくらい)にかけます。煙が出始めたら塩鯖を網にのせ、
フタをして3分煙で燻しましょう。砂糖には燻製の香りと色艶を良くする効果があります。
※換気扇をしっかり回し、火にかけている時は鍋から絶対に離れないこと。加熱時間を守り、茶葉に火が付かないよう注意しましょう。
お茶っ葉燻製の作り方はこちらと同じです。
4. 3分燻製したら取り出します。すぐに食べてもいいのですが、じつは燻製って作ってからしばらく休ませたほうがおいしい。塩鯖は網を敷いたバットにのせて冷まし、出来れば冷蔵庫に一晩入れて休ませましょう。
※鍋やフタは高温になり、またフタを外すときには熱い煙が出てくるのでやけどに注意しましょう。使い終わった茶葉は水をかけてから処分を。
この深い色! お酒が欲しくなる味です!
たった3分の燻製ですが、塩鯖にはいかにも燻製!って感じの深い色がつきます。皮を破らないように切れ味の良い包丁で一口大に切って皿に盛り、レモンを添えていただきます。強い燻製の香りと鯖のうま味がまさにベストマッチ!
お酒がいける味というか、お酒が欲しくなる味です。これからクリスマス、正月と宴会シーズンがやってきますが、パーティー料理にいいし、おせちに入れても変化が出ていいと思います。
そのまま食べてもおいしいのですが、試していただきたいのがサンドイッチ。トルコ料理の鯖サンド風? 食パンにマスタードを多めに塗り、ベビーリーフ、トマト、玉ねぎスライスと塩鯖燻製、マヨネーズをはさんだだけ。これがまたおいしかったです。これまたビールが欲しくなるサンドイッチでした。塩鯖のお茶っ葉燻製、おすすめです。
お茶っ葉燻製でベーコンもおいしくなります!
※この記事は2017年12月の情報です。