Qualcomm Technologiesと百度(バイドゥ)は米国時間12月7日、戦略的提携を締結した。両社は今後、バイドゥの音声AIシステム「DuerOS」を最適化し、スマートフォンやIoTデバイス向けのAI音声およびスマートアシスタントソリューションを改良することで協力する。
提携の詳細は、Qualcommがハワイで開催した「Technology Summit」で発表された。Qualcommは、バイドゥとの提携により、OEM各社は「より優れたユーザー体験をもたらすAI音声ソリューションを自社デバイスに搭載し、より短期間で市場に投入する」ことが可能になると説明した。
2015年にリリースされたDuerOSは、携帯電話、テレビ用セットトップボックス、スマートスピーカで利用できるAI音声アシスタントシステムだ。今回の提携の主眼は、このDuerOS技術をQualcommの「Aqstic」ハードウェアおよびソフトウェアに最適化させて、常時稼働、低電力、音声起動、エコー除去、ノイズ抑制などをシステムに組み込むことになるだろう。
Qualcommは、同社の次世代モバイルプロセッサ「Snapdragon 845」もDuerOSの最適化の対象となり、最初の1年は同プロセッサが取り組みの中心になると述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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