ちょっとだけお仕事が一段落した平日のお昼前、たまには上野辺りでゆっくりと食事をしようと思い、友人を誘って上野駅で待ち合わせ……。
「さて、何を食べましょうかね!」と友人に問うたところ、「ガッツリ系の食事!」との返事が返ってまいりました。そこで、久しぶりに『北京料理 蓬萊閣』という屋号の中華飯店に入ってみることにしましょう。住所は台東区上野二丁目十四番地二十九号、京成上野駅から不忍池方面の出口を背にして斜め左側に位置します。
正午になる少し前にお店に着きましたので、さすがにまだ店内は空いておりました。店の奥はけっこう広い空間で、昭和の雰囲気漂う懐かしい雰囲気ですよ(嬉)!!!
席に着いて卓上のメニュー表を物色……すると、向こうのテーブルから「A定食!」と注文する声が響いてきました。が、手元のメニューには見当たりませんね。そこで店員さんに訊ねたところ、定食メニューは近くの壁面に貼られておりました!!!
定食メニューはA・B・Cとありますね。『A定食』は八宝菜と酢豚、『B定食』は海老と茄子のチリソース&牛肉と玉葱の炒め、そして『C定食』は担々麺とカニ春巻が二本……。
うーん、酢豚好きの僕は、やっぱり『A定食』ですかね。こちらと『B定食』は、おかず二品にライス・スープ・御新香・杏仁豆腐がセットで付いているようですね(嬉)!!!
あっ、友人も同じものが良いとのこと、ではさっそく『A定食』を二つ注文をしましょう。すると間もなくコーン風味の卵スープと、八角の香りのする御新香が配膳されてきました。うーん、この卵スープは優しい塩気と旨味のバランスがたまりませんね!!!
続いて、ライスも配膳されましたが、量的にはさほど多くもないので、すぐにお腹が空いてしまいそうな気もします。でも、そのあと配膳されたお料理の量が多かったので、結局は満腹状態に……。
なぜなら、二品のお料理のうちの八宝菜が先に配膳されてきましたら、思ったよりもボリュームがあることにビックリ!!! セロリ・ブロッコリー・フクロダケ・筍・イカ・海老・ベビー帆立・鶏肉などが、オイスターソースなどの調味料とともに炒められていて、旨味が強烈でとっても美味。そして、ウズラの卵も添えられているので、僕的にはすごく嬉しくなります!!!
さらに間を入れずに運ばれてきたのが、コチラもなかなかのボリュームの酢豚!!! 揚げ豚肉の量も然りですが、玉葱・人参・筍・ピーマン・木耳など具だくさん、どちらもライスにピッタリなおかずですね!!!
味付けは甘過ぎず酸っぱ過ぎず、これぞ本格中華と思わせる、老舗の美味しさ(嬉)。肉の旨味であっという間にご飯を食べきってしまいましたが、僕としては珍しく、ご飯を食べ終わった状況でどちらのおかずも半分以上残っております……。うーん、『A定食』のボリュームは恐るべし。で、これらはご飯なしで美味しくいただきましたが、もうお腹がはち切れそう(笑)!!!
かなり苦しい状態だったものの、デザートは別腹。マッタリとした美味さととモチモチ食感の杏仁豆腐を堪能しつつ、この日のお食事会はお開きとなりました。そのあとは、しばし『上野恩賜公園』をお散歩して友人を駅まで見送りましたが、仕事の合間のこうした息抜きも、絶対必要ですよね!!!!!