スネップ仙人が毒吐くよ

50代ひきこもりの独白記


Windows 10のUpdateで画面の解像度がおかしくなった

皆様、Windows 10 Fall Creators Updateは無事お済でしょうか?

 

無事お済の方、おめでとうございます。

 

当方は先週、12月6日(水)にメインで使用している古自作PCに通知が来て7日(木)午後実施したところ無事……

 

トラブルに見舞われましたよ(>_<)

 

一応更新自体は途中で止まってしまうこともなく、新しくなったWindows10の、デスクトップ画面が表示されたのだが……

 

何で画面が中央に小さいの!

 

当方ワイドモニターなのだが、左右に黒帯付きの4:3画面が表示されている。

一瞬焦ったが、ここは冷静にデスクトップの何もないところを右クリックして、コンテキストメニューから「ディスプレイ設定」を開く。

 

解像度が「1280 × 1024 (推奨)」になっているではないか。

 

NO!

 

断じて、そんな解像度が(推奨)であるはずがない!!

 

とにかく変更だ。我がワイドモニターに合致する適正な解像度に変更するのだ。

 

しかーし……

いくら探してもメニューには、適正な解像度は無かったのであるorz

 

まだ手はある、ディスプレイ アダプタのプロパティから「ドライバーの更新」を試すのだ。

ところが最新版の自動検索を試すも、むなしく「このデバイスに最適なドライバーが既にインストールされています」と表示されるばかり。

手動検索で、Windows 7用の古いドライバーをあてがってみたが、インストール不能である。

更に手動検索で、互換性のないドライバーを、警告を無視して、当ててみたら・・・・・・

 

やってもうたーっ(滝汗

 

再びWindowsが立ち上がる事は無かったのであるー(>_<)

 

バカだった。完全にヒートアップしてしまった。最悪である。

こうなる前に、更新をロールバックして以前のバージョンに戻せば良かったのである。最新版ではなくなるが、いまだWindows 7を使っている人もいるのだから、ゆっくり対応を考えれば良かった。

 

こうなると、もうOSのクリーンインストールしかない。

だが、ディスプレイの解像度はどうなる?

ドライバー類はOSのインストール時にネットから自動収集されるので、適正な解像度にならなかった最新版のディスプレイ ドライバーがあてがわれることだろう。

普通はOSインストール後に、CD-ROMやネットからダウンロードしたデバイスメーカー製のドライバーをあてがうが、自分の機種は古すぎて既にメーカーはドライバーの供給を止めている。

Windows 8の時点で、メーカーはドライバの供給を止めていて、Windows 10ではMicrosoftの基本ディスプレイドライバーで動いていたのだ。

どうやら、Microsoftは最新の基本ディスプレイドライバーでワイドモニター対応の解像度を止めてしまったのだろう。

17インチのSXGAモニターに繋ぎ変えれば使えないわけではないが、いまさらそれは嫌だ。

 

どうしたものか。

 

とりあえず、トラブルがあったその日は、性能の劣るサブの古デスクトップPCやノートPCで、やるべき事は済ませたが、能率が悪く非常に疲れた。

性能的に古デスクトップより、Core i3のノートPCを多く使ったが、ディスプレイが13インチでは、老眼の自分にはきつく、翌日は目に痛みを感じるほどである。

そのため、ピンチヒッターで長くしのぐのは、どうにも無理そうである。

早急に元の環境以上に戻す必要がある。

 

しかしながら、いつも言っているように金がない。それなりの性能のPCに買い替えだと5万円では済みそうにない。マザボを最新にして、セレロンに8GBのDDR4メモリ、DSP版のOSにしても4万円コースだ。

何とかローコストで復旧する方法はないか?

 

というか、方法はすぐにマッハで思いついたw

 

そりゃそうだ、うちの自作PCの性能改善案として前々から検討課題にしていたパーツがあったからだ。

 

それはグラフィックボードを購入することだ。

 

これまでは、マザーボード内蔵のグラフィック機能でディスプレイに表示させていた。今回それに不具合があって、画面の解像度がおかしくなった。

内蔵グラフィックがダメなら、外付けのグラフィックボードを取り付ければ良いではないか?

ただし、?疑問符が付いてしまうのが、長年自作界隈から遠ざかってしまったので、現在のグラフィックボード事情が皆目分からないのである。

何しろ、最後に買ったグラフィックボードはAGP仕様の物で、自分の今使用しているマザボのグラフィック用スロットはPCI-Express2.0 ×16仕様である。

果たしてPCI-Express2.0 ×16仕様のスロットは今でも使えるのだろうか?

調べる前は、そんなことさえ分からなかったのである。

 

とりあえず、サイバーマンデーが始まるので、もしかしてお得商品があるかもしれないので、Amazonでグラフィックボードを探してみた。

 

玄人志向 ビデオカードGEFORCE GT 710搭載 ロープロファイル 空冷FAN GF-GT710-E1GB/LP

玄人志向 ビデオカードGEFORCE GT 710搭載 ロープロファイル 空冷FAN GF-GT710-E1GB/LP

 

そこで、まず目についたのがこれである。商品名はビデオカードとなっているが、グラフィックボードと意味は同じである。また、Windows内での表示のディスプレイ アダプタでも意味はおおむね同じだ。

I/FはPCI-Express2.0 ×16であり、これは自分のマザーボードのスロットと同じだ。

希望が出てきた。これが使えるなら、約3千円で済むことになる。緊急出費は痛いが、自分でも出せない金額ではない。

レビューを見てみると、Core2世代のPCで使えた、不具合が解消したという声が多い。

 

もう少し見てみよう。

 

MSI NVIDIA GeForce GT710搭載 GDDR3 1GB グラフィックスボード VD5932 GT710 1GD3H LP

MSI NVIDIA GeForce GT710搭載 GDDR3 1GB グラフィックスボード VD5932 GT710 1GD3H LP

 

上のグラボとGPUチップとビデオメモリは同内容の様である。違いはヒートシンクで、こちらはファンレス仕様である。

自分は、PCオーディオにも少々うるさいので、ファンレス仕様の方が良いのである。

ファンの風切り音が気になるわけではない。DCモーターはオーディオの音質を汚すノイズを発生するので無いほうが良いのだ。

 

snep1000.hatenablog.com

 

外付けのサウンドカードを取り付けているPCで、隣にファン付きのグラフィックボードを取り付けたら音にノイズが入るようになったという話もよく聞く。スロットの位置を離して取り付けたら解消したとも。

千円以上も値段が高くなるが、致し方ないところだ。

 

こちらも、レビューを見るとWindows 10で不具合が発生した旧型のPCが復活したとの声がみられる。

どうやら、ほぼグラフィックボードの追加で解決できるとみて良さそうだ。

 

すぐに、ポチっても良かったのだが、一応楽天や他の店の価格情報も検索し、地元のパソコンショップにも行ってみた。

実店舗では、何と送料が含まれていないのに、同じMSIのグラボが千円も高かった。どうやら送料より、実店舗の運営コストのほうが高いらしい(当たり前か?)。

しかし、あと1日以上の時間を待つより、できることなら今すぐ入手して復旧に掛かりたいところである。

 

ふと脇をみると、その店ではMSIや玄人志向の低価格グラボ以外に、もう一つファンレスの低価格グラボがあった。

 

Sapphire R5 230 1G DDR3 PCI-E H/D/V グラフィックスボード VD5899 SA-R5230-1GD01

Sapphire R5 230 1G DDR3 PCI-E H/D/V グラフィックスボード VD5899 SA-R5230-1GD01

 

Amazonの価格ではMSIの GeForce GT710搭載のグラボより値段が高かったが、地元の店では、こちらの方が安く、ほぼAmazonと同価格だった。

性能はGeForce GT710の方が、こちらのグラボに使われているRadeon R5 230より全然良さそうであるが、当方はゲームをしないので気にしない。

相性的にも、自分のPCのマザボはAMDなので、同じメーカーのRadeonの方が問題なさそうな気がするので、これを購入した。

 

結局、OSが起動しなくなったのでクリーンインストールという面倒くさい事になってしまったのだが、買ってきたグラボをマザーボードに差し込む事で、あっさりと解像度の不具合は解消したのだった。

 

最初から、Windows 10の設定を下手にいじらず、そうすれば良かったという話である。

お粗末。