身元不明の上半身のみの遺体発見 鶴岡市

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 このところ、北朝鮮からとみられる木造船や遺体の発見が相次いでいる山形県鶴岡市の海岸で10日朝、身元不明の上半身のみの遺体が発見された。

 遺体が見つかったのは、鶴岡市堅苔沢の新五十川トンネルから北方約200メートルの海岸で、10日午前8時20分ごろ、釣りに来た市内の38歳の男性が、上半身のみの遺体が打ち上げられているのを発見し、警察に届け出た。

 警察の調べによると、遺体は紺色のセーターなど複数枚を重ねて身につけており、遺体の損傷が激しいことから死後、かなりの時間が経過しているとみられ、身元や性別の特定には至っていないという。

 鶴岡市の海岸では今月2日から4日にかけて、木造船と北朝鮮国籍とみられる遺体3体が発見されており、警察がそれらとの関連も含めて詳しく調べている。