じいちゃんのマッチコレクション(一部)。果たして今でもお店はあるのだろうか?
喫煙者が減ってきているなか、あまり見かけなくなってきたマッチ。が、亡き祖父の家を片付けていたら大量に出てきた。
そのほとんどが祖父のいた新潟にある様々なお店の広告マッチだ。でも中には都内のお店のものもいくつかあるぞ。 どこか行けるとこあるなら行ってみたい! ※2011年11月に掲載された記事の写真画像を大きくして再掲載したものです。
東京葛飾生まれ。江戸っ子ぽいとよく言われますが、新潟と茨城のハーフです。
好物は酸っぱいもの全般とイクラ。ペットは犬2匹と睡魔。土日で40時間寝てしまったりするので日々の目標は「あまり寝過ぎない」
前の記事:「佐賀のバルーンフェスタがとにかく凄かった!」 人気記事:「「コーラと同じ量の砂糖が入った水は飲めたもんじゃない」は本当か」 > 個人サイト twitter 大量に出てきたマッチこの夏、新潟にあったじいちゃんの家を皆で片付けていると、他の家族が私を呼ぶ声がした。「ほらこれ、あんたどうする?」
この3箱とビニール1袋分くらい
薬箱から大量のマッチがでてきた。数えたら430個ある。
写真やお面や変な置き物好き、という、いま思えば趣味が似ていたじいちゃんのこういったコレクションは私が処分をどうするか考える役目だった。(大概捨てられず貰ってくる) 顔はめ好き。血筋を感じる
ひとまず眺めてみようマッチには大きく分けると、販売用と広告用があるのだが、じいちゃんのは広告用がほとんど。行った先々で記念に貰ってきたものらしい。
少しだけ紹介したい。 タバコ、居酒屋、酒造、喫茶店、旅館・ホテル、石油、理容、生命保険、郵便局、農協、もろもろ。可愛いなあ。
微妙な古さがまた良い
オイル系マッチは女性モデルを採用(なんとなく爽やか順に並べました)
お色気マッチも!
仕事の都合や旅行好きのため、泊まった旅館・ホテルが多くを占めていた。それだけでなく、お色気系もちょっとだけどあった。
厳しかったじいちゃんこういうのをクローズアップしてしまうとどんな人だったんだと思われてしまいそうだが、校長先生をしていたじいちゃんは、ご飯を食べる時は正座、夏休みや冬休みには毎日午前中に宿題の成果を報告させ(その時も正座で)、働かざる者は食うべからず精神の厳しくて真面目な人だった。
開けてビックリ。カラフルなマッチたち
他に面白かったのは、たまに変わった色のマッチがあったこと。ちゃんと箱のデザインに合わせてるのが良い。
集めたらこんなに。綺麗だ
こんなおしゃれマッチ貰ったら嬉しい
コレクターが驚く程の価値あるものは無いだろうけど、それなりに楽しめるマッチ。
そうして眺めていると都内のお店もいくつかある事に気がついた。 これは…どこか行ってみたい! 東京や近郊で行けるとこをピックアップ。候補は18箇所あった。
さてどこに行こうか。いくつか同じマッチがあった「割烹 文豪屋敷」が気になる。とんかつや高級喫茶店もいいな。
事前調査開始これら広告マッチの大半は、大まかな住所か電話番号しか書かれていないのがほとんど。向かう前にネットで下調べをする事にした。
すると…ほとんどお店が無くなってる! ここもあそこも…もう無くなってる…!
喫茶店や旅館、居酒屋が無くなっていっている中で生き残ったのは下の写真の3店舗のみだった。
カレー、中華、中華。全部食べ物屋さんだった。
この中だと「カレー&アクセサリー」というおかしな組み合わせが目を引く。マッチのデザインも可愛らしいJUNEが一番気になった。最近カレーも食べていないし…よし、ここに行ってみよう!
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