資本家と労働者には、考え方に明確な違いがあります。
資本家と労働者の違いを知ったきっかけ
私が資本家と労働者の違いを知ったきっかけは、『金持ち父さん貧乏父さん』という有名な1冊の本でした。
改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)
- 作者: ロバートキヨサキ,白根美保子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2013/11/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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『金持ち父さん貧乏父さん』の本では、投資家と労働者の違いを以下のような物語で解説していました。
なお、ここでは概要のみとさせていただき、詳細は実際に本を読んでいただけると幸いです。
2人の水売り商人の話
むかしむかし、人に水を売って生計を立てる水売りという職業がありました。
同じ町の水売りだったAさんとBさんは、毎日毎日3kmも離れた川へ水を汲みに行き、村人に水を売っていました。
ある日、Aさんは考えました。
「もっと多くの水を汲むことができれば、さらに儲けることができる」
Aさんは、今までの2倍の時間を水汲みにあてるようになりました。
毎日毎日、Aさんはお金を稼ぐためにあくせく働きました。
一方、Bさんは考えました。
「もっと多くの水を汲むことができれば、さらに儲けることができる」
「だが、自分でこれ以上水汲みに行くのは体力的にしんどい」
「他に良い方法はないのだろうか・・・」
ある日を境に、Bさんは水を汲んで売ることをやめて、村から姿を消してしまった。
AさんはBさんがいない間、商売繁盛でした。
1年後、Bさんが村へ帰ってきました。
村人が、村から姿を消した理由を尋ねると、
「3km離れた川から水道をつないでいたんだよ」
「水道が完成したから、今日から新鮮な水を大量にいつでも売ることができるよ」
大量の水を安く売ることができるようになったBさんは、商売大繁盛になりました、とさ。
2人の水売り商人の話からわかること
Aさんは、労働者の考え方を如実に体現しています。
つまり、もっとお金を稼ぐためには、もっと労働時間を長くするしかないというサラリーマン的考え方です。
働いた対価がすぐに手に入らないと嫌だと無意識に考えています。
一方、Bさんは、資本家の考え方を体現しています。
つまり、もっとお金を稼ぐためには、仕組みを作る必要があるという考え方です。
仕組みを作るためであれば、無給で働くことも嫌がりません。
なぜなら、将来的に相応のリターンがあることがわかっているからです。
まとめ
資本家と労働者の考え方の違いをおわかりいただけたでしょうか?
もし「自分が労働者の考え方をしていたことに気付いた」という方は、今この瞬間から資本家の考え方を意識してみてください。
それが、稼ぎ方改革につながっていきます。
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