ダッフルコート、ずっと着てません。高校生のときは着てたんですよ、赤いの。
こんなんちゃうけど。着てたのはロング丈のやつ。
でもよく考えたら高校生のとき以来着てません。着なくなってから30年弱ですわ。
ダッフルコートがなんとなく好き
ナチュラル派には人気のダッフルコートですけど、ぼくは別にナチュラル派じゃないけど好きです。
なんというか、フォルムがいいんですよね。まぁ、それくらいしか好きな理由ってないんですけども。まぁ何となくいいなぁってカンジです。
そしてやっぱりトグルがいい。ダッフルコートといえばトグル。
これね。
元々ダッフルは北欧の漁師の仕事着で、手袋をしたまんま前を留められるようにっていうワケでトグルが使われてるらしいですね。
それはさておき、なんとなくそんなダッフルコートが好きなんです。
なんとなくかい。
赤いダッフルコート着よっかなぁ
で、そういえば高校生以来ダッフルコート着てないなぁ、なんてことを先日ふと思ったんです。ほら、最近寒いから。
それで、「あぁ、今年はダッフルコート着よっかなぁ」とか、勝手に口に出てました。つまり無意識に独り言を言いました。
そしたら隣に居た若い同僚がそれを聞くや否や「ええええっ!?」とか本気で驚いたんですけど。そして「ダッフルコぉトぉ?コバヤシさんがぁ?」とか間抜けに間延びした言い方で聞き返してきやがったんですけど。
「うん。赤いの」って答えたらまた「あぁかぁいぃのぉ!?」とか言いやがる。伸ばしすぎやっちゅーねん。
「なんやアカンのか」
「だってコバヤシさんいくつよ?」
「なんやねん歳関係ないやろ」
「いやいやいや、俺らくらいならわかるよ?でもオジサンがさぁ…」
「いや、俺似合うで?」
「いやいやいや、似合ってもさぁ。年考えなよ」
「やかましいアホンダラ」
まぁ、コイツの場合はお互いにけなしあってお互いにイジりたおしあってる仲なのでこういう言い方も全然許せるんですけど、多分「ダッフルコートはオッサンは着ない(着れない)」という考えはあると思うんですよね。根拠はないにせよ。
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ダッフルがダメなのか。赤いのがダメなのか。
よく考えたらぼくもその辺のオッサンが赤いダッフルコートを着てたら「うわぁ」って思うかも知れない。ぼくも自分が思うほどもはや似合ってないかも知れない。
オッサンはオッサンらしくトレンチコートでも着ときゃいいんでしょうか。誰の心もザワザワさせないために。
いやいや、トレンチコートの方が着こなし難しいぞ。
もしかしたら赤いから「ええー」って思われるのかもしれない。ぼくは赤が好きなので服も赤いのを選びがちなんですが、そういえば「そろそろ落ち着いた色でも着てみたら?」とか言われることもあったかもしれない。
えっ、じゃあ、オッサンが赤いダッフルコートを着ちゃいかんのか?
最後に
まぁでも、元々ダッフルは漁師のオッサンの仕事着なわけですし、ぼくもあんまり人の目を気にして服を選んだりしませんし。
だから「よし、今年は久々に着るか!」と思ってカミさんに「今年は赤いダッフルコートを着ようと思う」って言ってみました。
「ええええ!?赤いダッフルコぉトぉ!?」
何やねんアカンのかっ。