X JAPANのYOSHIKIに対し芸能関係者から感嘆の声 X JAPANは紅白歌合戦にも出場
2017年12月10日 11時35分 日刊ゲンダイDIGITAL
2017年12月10日 11時35分 日刊ゲンダイDIGITAL
2017年12月10日 09時26分 日刊ゲンダイDIGITAL
ロックバンド「X JAPAN」のYOSHIKI(52)に対して、芸能関係者から「大したもんだ」と感嘆の声が上がっている。音楽活動だけじゃなく、バラエティーやワイドショーでお茶の間をも席巻する勢いの仕事ぶりについてだ。
4日放送の「しゃべくり007SP」(日本テレビ系)では、8年ぶりのバラエティー出演とあってか、トークも全開。「(質問は)なんでも大丈夫」とし、移動にプライベートジェットを使い、最近はバンドのドキュメンタリー映画公開のプロモーションでほぼ毎日乗っているため、「基本的には空の上で寝ています」と話したり、ホテル滞在の際はピアノをクレーンなどで部屋に入れること、最近した大きな買い物を聞かれ「スタジオ」と答えるなど、仰天のセレブ生活を語った。
ここ二十数年は米ロサンゼルスのプール付き豪邸に住んでいるが、今年5月に頚椎人工椎間板置換の手術を受けた影響で、医師からクロールや平泳ぎを禁じられ、シュノーケルを使って泳いで周りから不思議がられているというエピソードや、得意の自撮りの腕まで披露。
■ビジネスの手腕も
ミュージシャンに詳しい芸能プロデューサーの野島茂朗氏がこう言う。
「米ビルボードチャートにランクインする日本のロックバンドでは『LOUDNESS』が挙げられますが、そうしたバンドマンとYOSHIKIの違いはプロデューサーやビジネスマンとしての顔になるでしょう。先輩たちが音楽とファッション以外の発信をしていなかったのに対して、YOSHIKIはバンドPRのために『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』でアパートの部屋でドラムを練習し、立ち食いそば店でライブというパフォーマンスをしたり、髪を逆立てた格好で運動会に参加したりしていた。
バンドがメジャーデビューできれば大喜びだった時代に、インディーズレーベルや楽曲の原盤管理会社をつくって、後輩バンドの著作権をも管理するビジネスモデルを打ち立てたりもしていた。提携したクレジットカードを一定期間にまとまって使うと、YOSHIKIのピアノ演奏付きのプライベート食事会が当たるというキャンペーンもかつてやっていたのです」
今回の帰国中は2020年パラリンピックのイベントにも登場。横綱白鵬と交流があることもあって大相撲の暴力事件について質問されると、控室へと促すスタッフにも構わず立ち止まってマスコミに対応、日馬富士引退について「びっくりして、ショックです」などと語った。山中伸弥教授と対談もしているというからマルチすぎる才能の持ち主である。
そんなこともあってか、X JAPANは大みそかの紅白歌合戦出場も決めている。番組を制作統括するNHKの矢島良氏は、「X JAPANは目玉のひとつ」とコメント。「FOREVER LOVE」などあまたのヒット曲を持ち、グループを崇拝するファンがたくさんいることでも知られているが、第一線で活躍し続けている理由はYOSHIKIの類いまれな営業力も大きいようだ。
「最近は手術でドラムが厳しくなり、ピアノの仕事を増やしているので、そのPRのためにアメリカンドリーム的に私生活を演出している。夢をも売っているのだと思います」(野島氏)
夢を売る男とは大したものである。
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