12月に無理なく始める「年間25万円節約法」
2018年は絶対に「おカネが貯まる人」になる
年末年始は家計を見直すのに最適なタイミングといえます。年始の新鮮な気持ちは新しい事柄をやる気にさせてくれます。
また、普段は忙しくて時間がない人も、まとまった休みをとれる可能性があり、家計を振り返るきっかけにできるからです。この記事を読んだ読者の皆さんは、12月の今はもちろん、冬休みの予定に、「2018年から始める家計の仕組み作り」を加えてみるのはいかがでしょうか。
「家計簿アプリ」使用なら、毎月2万円強の家計改善に
仕組み作りでは家計簿アプリを利用するのはかなり有効です。家計簿アプリを提供している企業はいくつかありますが、代表格であるマネーフォワードが行った意識調査「お金の意識調査 2017年度下半期」によると、ユーザーがサービス利用前後で実感した収支の改善額は、平均で月額2万1513円という結果でした。年間なら25万円以上の改善です。
家計簿による家計の改善は、「日々のデータの記録」→「記録した情報の分析」→「改善案の実践」というステップを踏みます。直接、家計改善に目に見えて効果があるのは、行動に移す「実践の段階」になってからです。できれば、記録に時間をかけず、分析以降に進みたいところですが、やり方を間違えると、データを記録しては忘れたりの繰り返しになったりで、なかなか前に進みません。
その点、家計簿アプリを利用することで、記録の手間を軽減し、分析以降のステップに速やかに入れることは、確かに家計改善の効果を得られそうです。
ラクして分析以降の段階に進む方法は、いくつかありますが、もし家計簿アプリの選定や設定を難しいと感じる人は、どうすればいいでしょうか。