こんにちはFX主夫です。
私は以前、酔っ払って終電を逃し、家まで歩いて帰ったことがあります。
今日はその夜のことについてお話しします。
はじめは楽勝だと思った20Km
Google Mapで調べたら距離は20キロ程度強。
マラソンと比べたら半分くらいです。
マラソンは走っていますが、私は歩きです。
これは余裕だろうと歩き始めたのです。
出発したのは深夜12:30ごろで、クリスマス直前でした。
ふだん運動をしないので途中でギブアップ覚悟です。
最悪ネットカフェで一晩寝るかタクシーをひらおうと考えていました。
目的地(家)まで約20km、GoogleMapが割り出した所要時間は4時間30分
歩き出してしばらくは楽勝!と考えてクリスマス直前で飾られた町の風景を楽しみながら歩いていました。
ただ、実際に歩いてみると街中でも気づかなかった上り坂や下り坂があって意外に体力を消耗しました。
じんじんと足の裏が痛み、腰もダルく痛くなってきます。
まだ半分も歩いていないのにこの先長く続く道のりを思って、タクシーに乗って帰ってしまおうかと本気で悩みました。
その度に、
いろいろな言葉を使って自分を宥め、励まし、バス停のベンチなどで歩いては休憩することを繰り返していました。
家に近づくにつれて人気がなくなり、景色が寂しくなっていきます。
ネットカフェやタクシーの数も減っていきます。
車に乗っている時にはなんでもない道が、歩きでは果てしなく感じました。
それでも歩き続ける限り辿り着けるんですね。
気が付けば、果てしないと思えた家までの道のりでしたがが、日の出とともに家には辿りつけてしまいました。
FXの成功は近いようで遠い道のり
この話で何を話したいかというと、
「FXで稼げるようになるのは当初自分が思っていたよりも長い道のりだった。」と言っていた人がいて、それを思い出したのです。
通貨について、ラインについて、チャートについて、トレードについて想像していたよりも覚えることが多く、実際にできるようになるまでは時間がかかる。
やはり、簡単には稼げない。
そんな風にどこか諦めそうになっていたのかもしれません。
私たちは、気が遠くなる道のりを前にした時、「ちょっと無理そうだしやめておこうか」と諦めてしまうことがたくさんあります。
足を踏み出したとしても途中で「もう疲れてしまった、でも道はまだまだこんなにあるのか・・・」と途方にくれ、足を止めてしまいます。
でも、そこで諦めないでほしいのです。
どうにか留まってください。どんなに小さな歩幅だろうと足を動かし続けていれば、遠くに見えた目的地がすぐ目の前に広がっているものです。
休憩を多くとってもいいです。
1km歩く度に1時間休憩する気持ちでも大丈夫です。
通貨について、ラインについて、チャートについて、トレードについて稼げるようになるトレードのやり方を一気に全て覚えよう、一気にできるようになろうと思うと気が遠くなります。
でもそこで勉強を止めてしまわず、ゆっくりとした歩みでもいいので、一つずつ確実に乗り越えていきましょう。
もし、「自分はFXに向いていないのかもしれない」「FXについての本や商品を買ってみたはいいけど覚えることが意外と多くて諦めそう」となった時、「まず目の前のことに集中して一つずつやっていこう」「疲れたら休もう」というちょっと軽い気持ちで取り組んでみてはいかがでしょう?
お互いに諦めずがんばってみましょう。
それでは今日はこの辺で。