「ドラゴンボール」シリーズの今まで放映された映画の中から、僕の独断と偏見で勝手におすすめしたい作品をランキング形式で紹介させていただきたいと思います。
「なんでこの映画が入ってないんだよ!!」なんて思うことがあるかもしれませんが、「あぁーこういう風に順位を付ける人もいるんだな~」と温かく見守っていただけたら幸いです。
※どれもおすすめしたい見てもらいたい映画ばかりなので、紹介した作品を一番好きだという人に感想を頂いて一緒に載せています。
★第10位★ドラゴンボールZ 復活の「F」
ドラゴンボールZ復活の「F]が上映されて、私は年甲斐もなく興奮し、上映と同時に息子を連れて映画を見に行きました。どこにそんなに興奮するポイントがあるかというと何と言ってもあの“フリーザ”を題材にしているという点でした。
尊敬する人はフリーザです!
余談ですが私は子供のころから大のフリーザファンで、大学生時代には、就職活動の時に面接で、「尊敬する人は誰かいますか」と言われた質問に「フリーザです」と答えたほどです。ちなみに現在はその質問にこたえた会社で働いています。普通にサービス業ですが。当時の面接官はきっと痛い奴が来たと思ったに違いありません。
ちなみにこれは冗談でも何でもなく、今でも真剣に尊敬する人(正式には人ではなくキャラですが)としてフリーザ様を崇拝しています。
子供の頃からの疑問
ドラゴンボールZ復活の「F」の物語自体は、復活したフリーザが新しくフリーザ軍を連れて悟空たちサイヤ人に復讐をするというお話でしたが、その物語には私の子供に持っていた疑問の答えが詰められていました。
それは、宇宙最強として恐れられていたフリーザですが、悟空に敗北するまで実は修業をしたことがなく、生まれ持った才能だけで戦っていたフリーザが、本気で修業に励んだらいったいどれだけ強くなるのだろうという疑問でした。
当時はフリーザは敵役だし、そもそも悟空に倒され、トランクスにも木っ端微塵にさせられたので、修業した後の姿なんて見ることはないだろうと私の頭の中だけで修業したフリーザを妄想するだけだったのですが、まさかこのような形でその姿を目にする日が来るとは思ってもいませんでした。
そしてそれは私の想像通り最強の姿でした。しかもその容姿もゴールデンへと変化し、まさしくフリーザ様といった感じです。
予想外で嬉しい挿入歌
そして何よりよかったのが、そのフリーザ様の復活時の挿入歌に“マキシマムザホルモン”の楽曲が使用されていたことです。マキシマムザホルモンの感性豊かな独特のヘビメタがフリーザ様の復活に見事にマッチしていてとにかくカッコよくてよりフリーザ様を引きたてています。
そしてゴールデンとなったフリーザ様はあの神様とも互角以上に戦っていた悟空を圧倒、まさに戦いの才能の塊が努力によって開花した瞬間でした。改めてフリーザ様の偉大さを証明しました。
ただし、やっぱりそこはドラゴンボール、最強となったフリーザですが修業した時間が短くて自分の強さに体がついてこれずに悟空達に逆転負けというパターンもドラゴンボールらしいなと納得しました。
つまりそこは、言い換えればフリーザ様の可能性であって、まだまだ強くなれるという証明でもあります。やはり私が尊敬するフリーザ様は宇宙最強だと思いました。
これからのフリーザ様に期待
ドラゴンボールZ復活の「F]が上映されて2年以上経ちますが現在では再び地上波でフリーザ様が活躍しています。しかもあの圧倒的に悪の塊だったフリーザ様が何と悟空達の仲間として戦っているのです。これを見たときはさすがに私は震えが止まりませんでした。もうアニメでは見ることがないだろうと諦めていたフリーザ様を映画を含めさらには地上波でしかも悟空達の仲間として見ることができるなんて、もう奇跡と言いたいくらい興奮しました。
しかも地上波のアニメ内では以前に自分を苦しめた悟空の元気玉に元気を与えたり、戦闘によって力を使い果たした悟空に自分の気を与えてやったり、当時からリアルタイムで見てきた私にはほんとに感慨深いところがあります。
この後フリーザ様がどこまで強くなるのかはわかりませんが、まだこの映画を見たことない人にはぜひ、アニメドラゴンボールZフリーザ編と現在放送されているドラゴンボールZ超宇宙サバイバル編を合わせて観賞することをお勧めします。(合計するとすごい長時間になってしまいますが。笑)
デスビームを顔面に受けて大丈夫だった人が光線銃一発であそこまでダメージを受けるものなのだろうか?
★第9位★ドラゴンボール 摩訶不思議大冒険
この映画はパラレルなのですが、そこでも本編同様に桃白白の舌で殺されてしまうブルー、彼はいかなる世界でも桃白白の舌で絶命する定めにあるのかも知れないですね。考えてみればオッサンの舌で死ぬって最悪の死に方もいい所です。
その最悪な死に方をした哀れなブルー何ですが、冒頭でアッサリとリタイアするし、桃白白戦では自慢の超能力も通用せずに瞬殺されてしまって、あまり良い所はないのですが、皇帝であるチャオズのお気に入りの人形、ランランちゃん失踪に大臣である鶴仙人が絡んでいると疑ったり、結構勘の鋭い1面を見せたりしてくれます。そこが彼の唯一の見せ場でしょうか。
けれど、勘の鋭さゆえに邪魔者と判断されたのか、桃白白に消されてしまう訳ですが。
この映画のボスキャラともいっていい桃白白ですが...
冒頭からその鬼畜ぶりを遺憾無く発揮してくれます。ドラゴンレーダーを完成させて褒美が貰えると喜んでいるピラフ一味を褒美という名の粛清をする桃白白。これ何気に酷いですよね。言い付け通りにドラゴンレーダーを完成させる事が出来ずに粛清するならまだ分かるのですが、ちゃんと言い付け通りに完成させたのに殺してしまうんですから。
手柄を立てて粛清なんてマネは初期のベジータやフリーザ様だってやりません(まあこの二人は使い物にならなければ容赦なく切り捨てますが)
こんな鬼畜をやるのはスポポビッチやヤムーを粛清したバビディくらいなものです。
まあピラフ達が皇帝に告げ口する可能性もありますし、それをネタに更にタカってくる可能性も0ではないでしょうからね。後々作戦の障害になる可能性がある以上、口封じに始末するのも自然な流れなのかも知れません。
ブルーの件でもそうなんですが、結構用心深い一味だなというのが私の印象です。
所で桃白白がピラフ達を粛清する時に私からの褒美=死を貰えるとは運の良い奴等だ的な事を言いますが、ドラゴンボールの敵キャラって結構こういう言い回しするキャラクターが多い気がします。私は好きです。
本来ならば全然ありがたくもない事であっても、俺にされるんだから光栄、喜ばしい事なんだから感謝しろみたいな。そのメチャクチャなジャイアン的思考が面白かったりします。
桃白白の強さについて
インフレの進んだドラゴンボール後期においては彼の戦闘力等チリにも等しいものですが、この当時だとかなりの強敵です。
悟空ですら捕らえられない高速スピードに、本編だと亀仙人にすら通用していたブルーの超能力も桃白白には全く通用しませんでした。という事は初期の亀仙人と桃白白では桃白白の方が格上という事になるんでしょうかね。
亀仙人の元で修行を積んでパワーアップした悟空のかめはめ波も全く通用せず、悟空を完敗に追いやる桃白白、劇場版のボスキャラに相応しい活躍と強さを見せてくれますが、アラレちゃんが登場してから見る影もなくなってしまいました。
アラレちゃんの前では完全にタオパイパイはギャグキャラに、けど相手が悪すぎますよね。
超でのアラレちゃんの活躍ぶりを見る限り、これがフリーザやセルでも同じような感じになってたんだろうなと。といいますかアラレちゃんの攻撃を喰らってよく死ななかったな桃白白、ギャグに救われたんでしょうか?でも結局は本編と同じ結末を迎えてしまう訳ですが。鬼畜キャラの桃白白ですが、大塚さんのコミカルな演技もあって、何だか憎めないキャラでした。
この映画はまだ初期でインフレもそんなのではないのでヤムチャが戦力外になってないのが良いなと。
後は戦いばかりではありませんので観ていて疲れる事もありません。自分の中では定期的に観たくなる映画です。
ブルーが瞬殺★
★第8位★ドラゴンボールZ
フリーザ様すら成し得なかった不老不死という野望を見事に達成したガーリックジュニアがボスのこの映画。
まあでもフリーザ様もナメック星のドラゴンボールではなく、地球だったら不老不死の夢を実現していたかもしれませんね。
地球はドラゴンボール集めてシェンロンを呼び出して終わりですが、ナメック星で願いを叶える場合はナメック語を喋れないといけないですから、地球に比べてずっとハードルが高いです。
300年前の地球は魔族だらけ?!
ところで、ガーリックの親父が神の座を狙って反乱を起こしたのが300年前で、ピッコロ大魔王が世界征服するべく暴れてたのも300年前でダーブラが地球を偵察したのもこれまた300年前。
類は友を呼ぶという言葉がありますが、300年前の地球はあっちもこっちも魔族だらけですね。
しかし、ダーブラみたいな極悪な悪魔が何故地球を偵察しただけでその後何もしなかったのか疑問だったのですが、ひょっとしたらダーブラが地球に手を出さなかったのはガーリックの親父やピッコロ大魔王のおかげかも知れません。
ダーブラからしたら同じ魔の者が幅をきかせていたら悪い気はしないでしょうからね、これが平和で穏やかだった場合、魔の者はピッコロ大魔王の例からもわかる通り、そういったのが生理的に受け付けない、大嫌いでしょうから、ガーリック親父やピッコロ大魔王が暴れて地球が混沌としてなかったら、あの時点で地球はダーブラの手によって滅ぼされていたかも知れません。
当然ですが300年前の地球には悟空達は居ません。完全体セルと同等かまたはそれ以上の戦闘力を誇るダーブラに対抗する手段がありませんから、ダーブラが本気で地球を潰しにかかってきた場合は成す術がありません。
完全に詰みです。そう考えるとガーリックの親父やピッコロ大魔王は地球の救世主と言えるかも知れません。
まあダーブラからは300年前に地球調べたけどこれといった奴はと、このお二方はおもっきり雑魚扱いされていて、評価自体は高くはなかったようですが。
そりゃピッコロ大魔王何て戦闘力300もないでしょうし、ガーリックの親父も息子を見る限りだと戦闘力1000あったかも怪しいですからね。そりゃダーブラ視点だと雑魚も良い所でしょう。
不老不死
後この映画を観ていて思った事は、不老不死になったものにとっての最大の敵は封じ込めじゃないかという事。
ガーリックジュニアは後に復活を果たしますが、封じ込めされてしまった場合、運が良くないと永遠にそこで生き地獄を味わう事になりますからね。考えただけで背筋が凍ってしまいます。
やはり不老不死はブウレベルになって次元の穴を開けれるようになるまでは手を出すべきではない、ガーリックジュニアごときには分不相応だなと感じました。
ガーリックは不死化という能力を得ても、多人数だったとはいえ、戦闘力では格下である悟空とピッコロにあの様でしたからね、戦闘力数万程度だった頃のベジータが不老不死になってフリーザを倒す気満々でしたが、仮にそれが上手くいってたとしてもフリーザ討伐は到底無理だったでしょう。ザーボンさんの言ってた事が正しかったとこの映画を観て思いました。
お気に入りのシーン
それはピッコロがガーリックジュニアの手下をボコボコにする所、何故そのシーンが好きなのかと言いますと、その時に流れているBGMがピッコロ無双とマッチしていて、観ていて凄くテンションが上がります。昔はこの場面をビデオが擦りきれるまで観た程です。
ただこのときに流れるBGMですが、Z前期には結構流れていたのですが、後期になるとあまり流れなくなってしまいました。個人的には一番好きなBGMなので残念です。
界王拳と超サイヤ人がない戦いの新鮮さ
★第7位★ドラゴンボール 最強への道
1996年公開の「ドラゴンボール 最強への道」は、ドラゴンボールシリーズの初期のストーリーを当時の最新技術を用いて新たに描きなおした、ファンにとっては懐かしくも新しい内容の映画でした。
キャラクターデザインも現代的に一新され、悟空の服装も初期のものではなく当時放送していたテレビアニメ「ドラゴンボールGT」の時のものに変更され、全く新しい形で初期のドラゴンボールが再現されました。
コンパクトに楽しめる内容!!
ドラゴンボールの初期ストーリー(ドラゴンボールZ以前のストーリー)は意外と長く、全編の半分近い割合を占めているため、一から単行本を読み直したりアニメを見直したりするとかなりの時間がかかってしまいます。しかし、この劇場版を観ることによって「Z」以前のストーリーを初めて見る人にはもちろん、久々に見てみたい人にとってもコンパクトに楽しめる内容になっています。
前半!!
壮大な物語の出発点である悟空とブルマの出会うシーンから始まり、ウーロンを仲間にしてまだ盗賊だったヤムチャとプーアルと戦いながらドラゴンボールを集めていきます。その後同じくドラゴンボールを探し入手していたレッドリボン軍と遭遇し、ホワイト将軍のいるマッスルタワーに乗り込んでいくのです。
「人造人間8号」とのエピソード
後半では最大の見所である「人造人間8号」との感動的なエピソードが訪れます。初期ドラゴンボールでも特に印象的なキャラクターだった人造人間8号ですが、この劇場版では原作とは一味違った展開ながらも再び悟空との強い絆について描かれています。
レッドリボン軍が開発し、本来なら悟空の敵であるはずの人造人間8号は悟空を苦戦させるほどの強さを見せますが、本来の優しい性格のため攻撃を止め、その後仲良くなって悟空の仲間になります。
さらに旅を続ける悟空達は後の師匠となる亀仙人と出会い、合計6つ目となるドラゴンボールを手に入れます。しかし、その時レッドリボン軍が再び現れ、悟空以外の仲間達が全員囚われてしまい、ブルマは持っていた5つのドラゴンボールを全て奪われてしまいます。レッドリボン軍のレッド総帥はすでにドラゴンボールを1つ持っていたため、最後の1個を持つ悟空をおびき寄せるのですが、仲間とドラゴンボールを奪われた悟空は次々とレッドリボン軍の刺客達を倒し、彼らを追い詰めていきます。
ところが、レッド総帥がドラゴンボールのよって叶えたい願いは「身長を伸ばすこと」だと知ったブラック参謀は総帥を撃ち殺し、巨大なロボットで暴れ出してしまいます。窮地に追いやられた悟空でしたが、その時、仲間になった人造人間8号が悟空をかばうのだった...
久々にドラゴンボールを見る方にはおすすめ!
まさにドラゴンボールを象徴するエピソードが凝縮されていて、鳥山明先生の世界観を忠実に描いた作品だと言えるでしょう。
ドラゴンボールの初期シリーズを映像作品で観るとどうしても画質・音質の荒さや時代感が出てしまうことがありますが、この作品では1996年当時の最新CGを駆使した映像によって初期のストーリーに新しい生命が吹き込まれています。
また、後期のストーリーでは失われかけていた当初の「ドラゴンボールを7つ集めて願いを叶える」というテーマが復活していて、ブルマや亀仙人、ヤムチャやウーロンなどおなじみのキャラクター達と出会う場面が新しい形で再現されているところも見所です。また、ブルマのお色気シーンも久々に登場しています。
久々にドラゴンボールを見る方にとっても、非常に満足できるクオリティの高い映画作品に仕上がっていると感じました。
エンディングに「DAN DAN 心惹かれてく」を使うのはずるい。
★第6位★ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦
神精樹の実というチートアイテムに出会った事で人生勝ち組と化したターレスがボスのこの映画。
優秀なチートアイテム
屈強な配下達に囲まれて、うまい酒を飲み、かって気ままに大暴れできるのもこの神精樹があればこそです。
というのも彼は本来は下級戦士のサイヤ人です。神精樹を食べ続けて強くなってなければ、ラディッツ並だった可能性もある訳です。つまり神精樹との出会いがなければ、配下の面々は仲間になる事もなく(自分より弱いものの下にはつかないでしょうから)一人寂しく宇宙を放浪する人生を送っていた事でしょう。
いえもしかしたら、神精樹での強化がなければとっくに戦死していた可能性すらあると思います。
ナメック星の若者でも戦闘力は3000、つまりサイヤ人の下級戦士よりは上でしたからね、下級戦士より強い宇宙人はそんなに珍しくはないのかも知れません。彼はラディッツと違ってベジータやナッパという強大な後ろ盾もありませんからね。
ターレスは作中ではピッコロを軽く一蹴する描写があるのですが、この時のピッコロの数値は18000、つまり地球襲来時のベジータと同等な強さな訳です。
つまりベジータやナッパから弱虫だのボロカス言われて落ちこぼれ扱いされていたラディッツも、もし何かの拍子に神精樹と出会っていれば…。
同じ下級戦士でも神精樹との出会いがあるか否かで人生こうも大きく違ってくるのかと観ていて思いました。
ターレスの強さ
悟空戦序盤では悟空の戦闘力数値3万に焦りの表情を浮かべてましたから、2万後半って所でしょうか?その後神精樹の実を食べて10倍界王拳を使ってる悟空を圧倒する程に強くなるんですよね。
地球から作られた神精樹の質がよほど良かったのでしょうか?今までターレスが食べてきた神精樹とは一体何だったのか?と思うほどのパワーアップ率ですが、このパワーアップぶりはナメック星でのベジータと被るんですよね。
ベジータはリクームに赤子扱いされて全く歯が立ってませんでした。この時のベジータの戦闘力数値は恐らくは3万前後位でしょう。しかし仙豆を食べて復活パワーアップを果たすと、今までの復活パワーアップは何だったのか?って位にデタラメな強さになるんですよね。
何たって戦闘力53万を誇る初期形態のフリーザと取っ組み合いをして、息を切らしてましたからやや劣勢な感じはしましたが、そこまで差はない感じでしたし、この時点でのベジータの戦闘力は数十万はあったと思われます。
宇宙制覇も夢じゃなかった?!
ターレスやベジータの件から分かる事はサイヤ人は戦闘力3万前後を境に大幅な成長を遂げるという事です。
作中でベジータも言ってましたが、スーパーサイヤ人に近づきつつある影響でしょう。つまりターレスもスーパーサイヤ人に近づきつつあったのだと思います。
あのまま神精樹を取り込み続けていればスーパーサイヤ人に覚醒してた可能性はあったでしょう。
純粋な悪だった頃のベジータでもスーパーサイヤ人になれましたからね。ターレスも神精樹でパワーアップを続けて、ふとしたキッカケさえあれば可能だったと思います。そうなった場合は配下も言ってましたがフリーザにとってかわって宇宙制覇をするのも夢物語ではなかったでしょう。
天津飯やチャオズやヤムチャが戦うシーンに不満
クリリンはチラホラあるのですが、彼等は殆どなかったと思います。
ここからは不満点になるのですが、彼等はZ以降は殆ど勝ち星がありません。ヤムチャに至っては序盤から負けてばかりです。武闘会でも毎度運悪く早々から優勝候補と当たって噛ませにされてましたからね。
サイバイマン戦もやっと勝ち星かと思ったら自爆されて相討ちですからね。
個人的には活躍の少ない彼等がターレス配下を撃破して欲しかったと、そう感じました。
元気玉が負けた瞬間の絶望度
★第5位★ドラゴンボールZ 銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴
この映画は、アニメ本編で言うところのセル編の後の物語になっています。悟飯がセルを倒した後の話なので悟空は天界にいるため今回は悟飯が主にメインの映画になっています。今回も映画オリジナルになっているため、原作にはないストーリーになっています。ですが、セル編の後の物語になっているため、未来から来たトランクスも出るため悟空の出番が少なくても思いのほか楽しんでみれました。
最初の方は天下一大武道大会を舞台に、悟飯、トランクス、クリリン、天津飯、ヤムチャ、ピッコロの格闘シーンが見られます。トランクス対天津飯、クリリン対ピッコロのバトルも見逃せませんでした。見事各トーナメントで勝ち抜いた選手達が次はミスターサタンの弟子達と対決との話しになりました。
見事勝ち抜いた悟飯、トランクス、そしてクリリン達がジェットコースター?みたいなものに乗ってそれぞれの対戦の舞台へといきました。ですが、ここでミスターサタンの弟子達が宇宙から来た超戦士にやられてしまいます。そしてその超戦士達と悟飯達が闘うことになりました。ここで出てきた超戦士こそ映画オリジナルのキャラクター「ボージャック」です。
ボージャック達の強さ
このボージャック、めちゃくちゃ強いです。強さでいうとスーパーセルくらい強いです。ですが、まずはボージャックの部下の超戦士達対悟飯達の闘いになります。序盤のほうは悟飯、トランクスはなかなか奮戦して闘っていました。もちろんクリリンはあっけなく倒されました。中盤あたりから超戦士のゴクアをトランクスがスーパーサイヤ人になって倒します。
ですが、不意を突かれてボージャックに倒されてしまいます。そしてここで、ようやくベジータの顔が出てきます。トランクス曰く、ベジータは悟空が死んでから屍のごとく何もする気がなく家に閉じこもっていたみたいです。ですが、ボージャック達の気を察知し、久しぶりに強いやつと闘えるということでボージャック達がいるところに現れます。本当はトランクスの気の反応を察知し、トランクスを助けにいったと思われます。いつものことながらピンチに現れ、敵を圧倒していきます。ですが今回は修業を怠っていたせいか、思いのほかベジータは活躍することなくやられてしまいます。
そして奮戦していた悟飯、そしてスクリーンで異変に気付いたヤムチャ、天津飯が悟飯を応戦にいきます。ですがここもあっけなく、良いところなくあっさり2人ともやられてしまいました。そして悟飯1人対ボージャックの部下3人になります。最初の方は悟飯もスーパーサイヤ人になり良い感じに応戦しますが、やはり数の差で押されていき、超戦士のコンビ技の金縛りでボージャックに捕まってしまい、ボージャックの肉体で身体を押しつぶされスーパーサイヤ人も解けてしまいます。
死んだはずの彼が助けに来た
意識を失いかけたその時に、ここでようやく今回出番が少なかった悟空が出てきます。悟空は死んで天界にいるため下界には来れないし、助けにもいけません。が、画面で見る限り悟空は瞬間移動を使い下界に来てボージャックを1発殴り悟飯を助けます。そこから悟飯の本領を発揮しだすのだった。
これからも何度も繰り返し見てしまう作品です。 本当にドラゴンボールファンならみんなが面白いと言うような、そんな作品でした。
超2悟飯の圧倒的強さはやっぱりこうでないと!!
★第4位★ドラゴンボールZ 極限バトル!!三大超サイヤ人
いったいドクター・ゲロに何があったのか?レッドリボン軍編で登場した心優しき人造人間8号のはっちゃん、彼の強さを当時の悟空を上回る程でしたが、ホワイト将軍のパワードガンを喰らって全くのノーダメではなかったですから、そこまでかけ離れてはいない筈です。
個人的には、人造人間8号(はっちゃん)はピッコロ大魔王よりは弱い気がします。 そしてこの映画に登場する人造人間13号、14号、15号は人造人間8号のはっちゃんとそこまで番号が離れていないにも関わらず、彼等の強さはサイヤ人所かあのフリーザを遥かに上回る程です。
空白の9~12年の間に何があったのか?やはりサイヤ人が地球に来たのが大きいんでしょうかね。戦闘民族である彼らを調べる事でゲロの研究は大幅な進化をとげたのかも知れませんね。
ここら辺はなかなか興味深いです。だとするならばもし後々登場する魔人ブウや破壊神等をゲロが調べた上に研究してたら、考えただけでもゾッとしてしまいます。
トラウマシーン1~人造人間14号
そしてこの映画に登場する人造人間14号ですが、彼がトラウマだったりします。幼少期に夢に出てきたくらいです。何か怖いんですよね彼、13号は普通に喋って人間味があるし、15号は14号の髪が当たった時に不快な表情を浮かべたり、穴にズボッと落ちたりとチラホラコミカルな描写があるので怖さは感じませんが、14号にはそれがない。
時折「そんごくう,,,,」と呟くだけで、終始無表情で顔も白く何だか観ていて薄気味悪さを感じてしまいます。
トラウマシーン2~合体13号
この映画におけるもう1つのトラウマは14号と15号の動力炉を取り込んで強化した13号の強さ、まあ見た目もちょっとトラウマだったりしますが、彼ブロリーそっくりですよね。
白目で筋肉質で更にZ戦士の攻撃を全くものともしないその頑丈さも共通しています。 まあコイツの方が登場は先だったんで、正確にはブロリーがコイツに似てると言った方がいいのかも知れませんね。
ブロリーと合体13号
ブロリーと共通点の多い合体13号ですが、ブロリーに比べたら何か影が薄いんですよね合体13号、ブロリーはMAD動画がいっぱい作られる程の人気キャラなのに、合体13号は劇場版の敵の中でもそんなに知名度が高くない気がします。容姿も似ていて、Z 戦士に対する圧倒ぶりもブロリーにさえ負けてはいないと思うのですが、ブロリーと合体13号はどこで差がついてしまったのか?
やはり肩書き何でしょうね?ブロリーは伝説のスーパーサイヤ人と肩書きは格好いいですが、13号は人造人間と肩書きは正直パッとしませんからね。
Z 戦士に対する圧倒ぶりはブロリーにさえ負けてはいないと言いましたが、悟空を打撃でアッサリ超化解除させた所を見る限り、Z戦士に対する圧倒ぶりはブロリーすら凌ぐ程かもしれませんね。
ブロリー戦ではエネルギー波を連打されて悟空が超化解除してしまう訳ですが、ただの打撃で超化解除何てシーンは確かなかったように思います。
そう考えると合体13号は劇場版の敵の中で最も当時のZ戦士達との力量差が大きかった相手だったのかも知れません。
合体13号の強さ
所でその合体13号何ですが彼の強さはどの程度のものなんでしょうね?ドラゴンボールでは合体というのはかなりのパワーアップ方法ですからね。元々13号は超化した悟空とも渡り合う程の猛者だったわけですから、それほどの使い手がフリーザを遥かに越える力を持つ人造人間2体の動力炉を取り込んで強化した訳ですから相当なものであるのは想像に難しくありませんね。
セルも初期形態はパッとしなかったですけど、17号や18号を取り込み完全体となってとんでもない強さになりましたしね。個人的には合体13号の強さは第2形態セル位はあるのかなという気がします。
最後に「カカロットは俺のものだ」と劇中で愛の告白?をしたベジータ。真面目なシーン何でしょうが観る度に笑ってしまいます。
いくら超サイヤ人でも股間パンチは痛いだろぉ....
★第3位★ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ
最近では新形態まで手に入れて、絶賛活躍中のフリーザ様ですが、この映画では華々しく登場したはいいものの、アッサリ悟飯に地獄に送り返されてしまう哀れなフリーザ、やはりフリーザはこうでなくては。
自分の中ではフリーザはかつては強敵だったものの、激しいインフレの波にのまれてしまい、雑魚化してしまった哀れなキャラクターという長年の認識が染み込んでしまってるせいか、最近のフリーザ様は逆に違和感があったりします。
とはいえ、流石にもうちょい粘って欲しかったかなという気もしますが。スーパーサイヤ人の悟飯ならともかく、ただのノーマル悟飯の腹パン一発でお陀仏ですからね。まあそれだけ悟飯が強くなったという事なんでしょうが。
このシーンを見て思ったのが、フリーザ様ってプイプイよりも弱いじゃないかという事です。
10倍重力で粋がってたプイプイでもノーマルベジータの攻撃にはある程度耐えてましたからね。
フリーザ程度一撃発言をして見下していた界王神様もプイプイには警戒してる感じでしたし。
かつては宇宙の帝王として君臨したフリーザ様もブウ編では噛ませ犬のプイプイ以下とは。
まあこの映画のフリーザ様はアッサリやられ過ぎて噛ませ犬にすらなってなかったですからね。やはりフリーザ様はインフレの犠牲者です。
フリーザがボージャックを従えている?!
フリーザが復活したシーンで気になった点がひとつ。フリーザが「痛い目にあわせてあげなさい」という掛け声と同時に地獄でフリーザの手下と化したかつて倒した敵キャラが一斉に出てくるシーンがあるのですが、何故かその中にボージャックがいたりします。
「何でよ、あんたフリーザより遥かに強いじゃないの」と観る度にツッコミを入れてしまうシーンです。
一体何があったんでしょうか?やはりこれにはセルが関係している気がしてなりません。
セルとフリーザは仲良しですからね、ボージャックもセルよりは弱いでしょうから、そのセルの命令でフリーザの下につけと言われて仕方なくって感じなのかも知れません。
所でそのセルですが、彼は復活しませんでしたね。後はパラガスはいたのにブロリーは出てきませんでした。
まあコイツらはアルティメット化する前の悟飯では簡単に倒せる相手ではないでしょうし、メインはジャネンバvs悟空、ベジータですからね。そこらの事情から登場見送りになったのかも知れませんね。
個人的にはアルティメット化前の悟飯とセルの戦いを見たかったですが、巷でよく議論されているセルvs ダーブラもこの組み合わせによる戦いが実現してれば答えは出るでしょうからね。
この映画において、フリーザ復活はオマケに過ぎないんでしょうが、1番インパクトのあるシーンだったので長々感想を書いてしまいました。
パワーアップ率がおかしい
この映画のボスキャラであるジャネンバですが、元々はか弱い鬼の少年だったんですよね。それが悪の気の塊の影響であそこまで強くなってしまうんですから驚きです。
変身前でも悟空が超3に変身する程ですし、無邪気ブウ並かそれに近い強さはあるのかもしれません、俺を超3にさせたのはブウに続いてお前で二人目だと同列に語られてましたし。
変身後にいたっては、超3の悟空でも敵わない程の強さですから、ガリがデブを取り込んで変身した悪ブウ並の強さはあるのかもしれません。ポタラやフュージョンの比じゃない程のパワーアップ率です。
もしも悪の気の影響を受けたのが、か弱い鬼の少年じゃなかったら?
これ思ったのですが、これが鬼の少年ではなくブロリーやセル辺りだったらとんでもない事になってたんじゃないでしょうか? 弱そうな鬼の少年がブウ並ですからね。コイツらなら破壊神並になってた可能性すらあります。それこそこの頃の悟空達では合体しようが何しようがどう足掻いても勝てない相手と化してしまいます。
そんな悪の気の塊を納めてる装置が地獄の近くにあるとは恐ろしい話です。地獄ではセルやブロリーが暴れていたりと管理が行き届いてるとは言いがたいですからね。
消える時のベジータ。なんだか見ていて切なくなった。
★第2位★ドラゴンボールZ 龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる
魔人ブウ編後の映画で、ある意味アニメ・ドラゴンボールが放送されていた当時の最後の映画と言ってもよく、ファンからは凄く期待された映画でもあります。
CMで、みんなフュージョンだ!と悟空が叫んでいたので、悟空と悟飯がフュージョンするのかなと思いましたが、違いましたね。当初は悟空の戦闘能力と悟飯の頭脳を合わせて敵を倒すと言うことを考えていたらしいですが、何でもかんでも融合や合体はいかがなものかやサイヤ人は本来、一人で戦うことを好むという設定からフュージョン案はなしになり、その代わり平和な世の中になってもしっかり修業をしていた悟空と、勉学に励んでいた悟飯の頭脳を活かした戦い方で決着がつくようにしたらしいです。
始まる前から気になっていたこととしては、この映画の主要キャラクターである勇者タピオンが持っている剱が、未来のトランクスが持っていた剱に似ていることからもしかしてという期待を持ったまま見れるといった感じがあり、しっかり往年のファンを楽しませる設定があるのが魅力のポイントでもあります。
大魔王ビルデガーンの復活
大魔王ビルデガーンを蘇らせるためにまんまと魔導師の策略にはめられたゼット戦士たちはドラゴンボールでオルゴールを鳴らし勇者タピオンを生き返らせてしまう。そして、徐々にヒルデガーンが復活へと進んでいく中で、下半身だけのヒルデガーンが町中で暴れているのを悟飯が制止した時に、勇者タピオンが現れたことで何かあると感づく、一方、復活した勇者タピオンに好かれようと扮装するトランクスに徐々にだが、感情を抱くようになる勇者タピオン!そんな時に自分の悩みをブルマに相談し、新たなオルゴールを作っていただくことに!これで安心と思ったが、上半身を引き寄せようとするヒルデガーンの魔力にやられ、オルゴールは壊れてしまい、ヒルデガーンがついに復活してしまう。
ドラゴンボールシリーズでは珍しく町中での戦闘で、一般市民も巻き込まれるなど少し現実感のある映画になっていました。また、悟空、悟飯、悟天の3人の親子が一緒に戦う姿を見れた唯一の物語でもあります。
優しいベジータ
何よりもこの映画の感動する場面はここから有ります。家を壊されたベジータが切れて、一人でヒルデガーンに挑むのですが、善戦空しくビルへ吹き飛ばされて、その後そのビルの人たちに助けられている時にヒルデガーンが吹いた火がビルに当たるところで気でバリアを作ってビルの人たちを助けます。もとは地球を侵略しに来たサイヤ人です。それがここまで人間的に成長している姿は感動しましたし、仲間っていいなと思える場面でもありました。
ヒルデガーンVSゼット戦士
それで戦闘ですが、完全体になったヒルデガーンに苦戦するゼット戦士たち、悟天とトランクスがフュージョンして合体したゴテンクスでも一撃やられてフュージョンを解除されてしまうほどの戦闘力を持っていて、あらゆる物理攻撃には霊体となってかわすので太刀打ちできません。そんな中、勇者タピオンがオカリナでビルデガーンを封印する音色を奏でて自らの体に封印することに成功させる。
そして、トランクスに自分を殺せと言いますが、トランクスはできずに、結局ヒルデガーンが復活してしまいます。しかし、立ち上がりスーパーサイヤ人3となった悟空がヒルデガーンの弱体を見破って新技「龍拳」でヒルデガーンに挑んでいった...
やっぱり、ドラゴンボールは孫悟空!
そんな風に思わせられる映画でした。ピッコロ、ヤムチャ、天津飯 、餃子などが出演しなかったのはちょっと残念です。出てもまともには戦えなかったと思いますが、どうせなら魔人ブウを出して欲しかったと言うのがファンの願いでもあります。
また、クリリンがボール集めだけで終わってしまったのが悲しいですね。ちなみに新必殺技と言われていた「龍拳」ですが、実はピッコロ大魔王の時に使用した技ではないかとも言われています。まあ、ともあれ少し現実感のある映画でした。
この映画の悟空は戦っているかっこいい姿以外にも、気を使ったりするやさしい一面も見れた。この映画の悟空はすべてがよかった!!
★第1位★ドラゴンボールZ 激突!!100億パワーの戦士たち
前作『ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強』の続編。
今作はナメック星人(フリーザ戦で消滅)の新しい移住先である新ナメック星に宇宙の彼方から飛来したマシン惑星・ビッグゲテスターが新ナメック星を侵略しに来る、地球の神であるデンデ(元ナメック星人)が悟空たちに助けを求め、悟空、悟飯、クリリン、ピッコロ、亀仙人、ウーロン、ヤジロベーが宇宙船で新ナメック星へ向かい侵略者のロボット軍団と対決する、がそこに現れたロボットのリーダーはかつて悟空が倒したはずのフリーザの兄・クウラが機会と融合した「メタルクウラ」だった、というのが今作のあらすじ。
迫力のあるハイスピードバトル
悟空の「瞬間移動(指を額にピッと当てていきたいところを思い浮かべると一瞬で移動できる術)」は知っている人も多いが、なんと今回悟空はバトル中に瞬間移動をしながら戦う、この戦術でメタルクウラ相手に余裕を見せるが、なんとメタルクウラも瞬間移動を使うことができるという、そしてここからが(主観で)ドラゴンボール史上最高のバトル「連続瞬間移動のバトル」で目まぐるしいハイスピードのバトルを悟空とメタルクウラが繰り広げる。
もうこのシーンは文章でゴチャゴチャ書くよりとにかくその目で見るに限る!自分はドラゴンボールの劇場版は数多く見てきたけどこのバトルが一番燃える(むしろこのバトルがすごすぎたのか、これ以降バトル中の瞬間移動は使われなくなってしまった)
絶望したシーン
一見互角の戦いを繰り広げている悟空だが少しづつ陰りが見えてくる、メタルクウラの能力は瞬間移動だけでなく、失った体を瞬時に復元させる再生能力も持っているため悟空は立て続けに致命傷を与えないと倒せるすべが無いのだ、が、そこになんとベジータ(今回が映画初登場)が悟空の助っ人にやってくる(熱いシーンだ!)
二人の猛攻が何度も続きようやくメタルクウラを倒しヘトヘトになるも二人は勝利を喜ぶ、がここで二人は信じられない光景を見てしまう、崖の上に「何百体というメタルクウラの集団」が二人を見下ろす、今しがた二人が倒したのは数多くいるメルクウラのコピーの一体にすぎなかった。
もうこのシーンの絶望感はすごい、いあままで何度となく圧倒的な強さの敵と戦ってきた二人だがもう見ているこっちはただただ「いや、もうムリだ」と思うしかない、だがそこは悟空とベシータ、決して逃げ出したりせずメタルクウラの集団に立ち向かっていく(ここのベジータの「くそったれーーーーっ!」という台詞がめちゃくちゃカッコいい!)
熱いシーンばかりな映画
この戦いの結末がどうなるのかはぜひ作品で確認してほしいが、しつこいようだけど、とにかくこの圧倒的なバトルと展開のすごさは映画ドラゴンボールのなかでダントツのすごさ!初の映画で描かれる悟空とベジータの共闘、そしてドラゴンボールの代名詞といってもいい、おなじみの影山ヒロノブさん( 「CHA-LA HEAD-CHA-LA」など)が歌うエンディングの「HERO(キミがヒーロー)」もまた熱い!
もちろん悟飯やクリリン、ピッコロなども活躍し、途中に出てくる敵の案内ロボットのコミカルなキャラクター性は鳥山明作品らしくていい具合の軽さを作品に与えてくれる、いつの時代のどんな世代におすすめできる作品だ。
超サイヤ人の二人がやっと倒したメタルクウラが大量に現れたシーンは本当に絶望だった。