日本で初めて生まれた仮想通貨のモナコイン。
2014年に誕生してからあまり話題になることが少なかった印象がありますが、実は機能的にも使えるコインでこれから値を伸ばしていくと考えられているんです。
そこで今回はビットコインはどこで買えるのか?どうやって買うのか?を中心に解説したいと思います。
モナコインとは?どんな購入方法があるの?
モナコインは2013年にMr.Watanabe(わたなべ氏・2chpool ◆bzJIFpVqts)によって開発され、2014年の元旦にリリースが開始されました。
巨大掲示板の2ちゃんねるで誕生したことから、モナーというアスキーアートのキャラクターが名称とモチーフに使われています。
ゆるい猫ちゃんのイラストのアイコンがかわいいですよね。
実用化された直後は掲示板での質問や人気の解答をしたら得られるコインとしての使用が主な使用方法でした。
現在でもAskMonaという掲示板でモナコインがチップのように使われています。
内容もゆるく楽しめるスレッドばかりなので、気になる方はお試しください。
この情報だけだとちょっとジョークコインのように感じますが、モナコインは立派な仮想通貨です。
ライトコインをベースに作られており、ビットコインと同じようにブロックを生成して取引を記録するブロックチェーン技術が用いられています。
このブロック生成スピードがとても重要で、ビットコインは600秒(10分)かかるのが実用するにあたり大きなネックとされていました。
ビットコインを補完する存在のライトコインはブロック生成までに150秒と、大幅な短縮に成功しました。
しかしモナコインはわずか90秒で取引ができるため、投資目的だけではなく実際に通貨として使うためにもとても便利なコインなんです。
それだけではなく、モナコインには通貨発行元が設けられておらずオープンソースのため、第3者が不正や改悪をすることはできません。
コイン送金料もほとんどかからないため、素早く低コストで取引できます。
個人使用はもちろんのこと、将来的にはビジネスシーンでの活躍が見込まれている通貨なのです。
さらにモナコインは世界でも初めてSegwit2Xの実装に成功した通貨として、国際的に知名度を上げました。
たった1週間で1MONA=50円だったものが14倍の720円まで高騰したこともあります。
前述のAskMonaでもらえたり「投げMONA」と言ってニコニコ動画やPixivで
作品を投稿したクリエイターに送金することもできます。
日本の仮想通貨取引所でモナコインはbitFlyer・bitbank・Zaif・FISCO・BitTradeの5か所で購入できます。
日本生まれの通貨の強みとして、日本語で多くのコミュニティやサービスが展開していることも利点として挙げられます。
仮想通貨のほとんどはアメリカなどで開発されており、投資のために情報収集をしようとしても英語が使えないと難しいかもしれません。
しかしモナコインは日本語の掲示板で利用できたり、都内でイベントを行ったりと日本人が仮想通貨を身近に感じることができる存在です。
以前から仮想通貨に投資をしている堀江貴文さんもモナコインを所有しているらしく、投機的にも高い可能性があると注目したいですね。
ビットフライヤーでの購入方法と購入手順
国内最大手の仮想通貨取引所であるビットフライヤーは、2017年10月からモナコインの取り扱いを開始しています。
これを受けてモナコインは大きく値を伸ばしています。
購入方法は至って簡単で、トップページの左部にあるメニュー一覧の「アルトコイン販売所」をクリックし、ページ上部の通貨一覧からモナコインを選択して手続きするだけで購入できます。
仮想通貨を買うためには取引所のアカウントに入金する必要がありますが、これも簡単です。
・銀行振込
ビットフライヤー指定の口座に振り込む方法です。
取引所へ支払う手数料は必要ありませんが、銀行へ振込手数料は必要です。
低コストが魅力な方法ですが、時間が限られていたり反映が遅かったりするというデメリットもあります。
ネットバンキングの口座を持っている人は、そちらを使うと便利に手続きできます。
・クイック入金
365日いつでも入金できて、すぐ反映されるため急いで取引したい通貨がある場合などはこちらが便利です。
コンビニ・ATM・じぶん銀行・住信SBIネット銀行から入金できます。
1回324円の手数料が必要なので、複数回手数料を取られないように余裕を持って入金しましょう。
・クレジットカード
ビットフライヤーではVISAとマスターカードを使って入金できます。
すぐアカウントに反映されて1,000円から買えるため、便利なのですが7.5~10%ほど手数料が必要です。
他の支払い方法と比較してもかなり割高なため、急ぎの場合以外はあまりおすすめできません。
その他のモナコインの購入方法
ビットフライヤーでは仮想通貨入金という入金方法も利用できます。
他のウォレットからビットフライヤーのアカウントあてに送金でき、送信方法も簡単です。
他の取引所からビットフライヤーに変えたい時など、出金せず通貨を移動させることができるため手間が少なくて済みます。
送金にかかる手数料は下記のとおりです。
モナコインの送金手数料
・ビットコイン 0.0001BTC
・イーサリアム 0.0001ETH
・ライトコイン 0.16LTC
その時の市場価値によって価格が変動しますが、イーサリアムが一番安く送金できそうですね。
ただ、仮想通貨入金はセキュリティチェックがされるため反映に数時間から1日必要です。
ザイフでのモナコインの購入方法と購入手順
テックビューロ社が運営しているザイフでは取引所でモナコインを購入できます。
売買注文板で利用者同士が取引できるため、スプレッド(手数料)が含まれず売値と買値に差がありません。
お得にモナコインを購入したい場合は、ザイフを利用するといいかもしれません。
ただ、国内でもまだ利用者があまりいない通貨のため、タイミングによっては売買が成立しにくい可能性もあります。
ザイフもビットフライヤーと同じく、アカウントに日本円を入金してからモナコインが買えます。
方法は下記の通り。
・銀行振込
日本円で入金のページの「銀行振込による入金」の欄から希望の金額を入力すると、振り込み先の口座が表示されます。
銀行の営業時間外に振り込むと反映が遅くなってしまいますが、振り込み手数料のみと負担が軽いため平時は銀行振込を利用すると良いかもしれません。
さらにザイフと同じ住信SBIネット銀行からの振込だと、手数料無料なのも嬉しいポイント。
パソコンやスマホから簡単に操作できるため、ザイフで仮想通貨取引をするなら口座をつくった方が長い目で見てお得と言えるかもしれませんね。
・コンビニ
ザイフのコンビニ決済入金は1時間以内に反映されるため、即入金したい時に使える方法です。
3万円未満 378円、3万円以上 486円、5万円以上 486円+印紙200円が手数料として必要なため注意が必要です。
・クレジットカード
ザイフではクレジットカードを使ってビットコインとモナコインが直接購入できます。
対応カードはVISAかマスターカードなのでビットフライヤーと同じですね。
ただ、手数料分レートが高くなってしまうため、その分利益が出るような取引以外ではコスパが悪いかもしれません。
・その他の購入方法
ザイフでは他にペイジーを使った日本円入金ができます。
金融機関の種類を問わずネットバンキング、ATMからお手軽に入金でき、反映されるのも早いため便利な入金方法です。
しかし各種金融機関によって手数料が変わるため、事前にチェックしておく必要があります。
ザイフでは積み立てでモナコインを購入する事が出来る
さらにザイフならではの独自のサービスとして「Zaifコイン積立」があります。
1,000円単位の少額から設定できるため、まずはどんなものか試してみたいという人にも最適です。
毎月27日に設定した金額を引き落として、翌月の10日~翌々月の9日まで1日ごとに通貨を買い付けて積み立てるサービスです。
一定金額を持続して購入する「ドル・コスト平均法」という種類の投資の方法を用いています。
これは価格が上がっても下がっても固定の金額で買い続け、長期間積み立てを行うことでローリスクで利益を生み出せる仕組みなのです。
売買のタイミングが分からなかったり、少しずつ手持ちの通貨を増やしたいという投資目的の人に向いていると言われています。
積み立てでモナコインを購入するのはおすすめ出来る?
目的によっておすすめできるかどうかは変わると思うのですが、個人的にはモナコイン積み立てはいい方法だとおもいます。
なぜかというと…
1.安く買える
2.アルトコインは将来性がある
3.マイナーなので短期的な動きが少ない
ことが理由です。
1.安く買えるについてなのですが、11月22日現在でモナコインの価格は1MONA=381円。
初期よりも値段が上がったとは言え仮想通貨としては買いやすい部類にはいると思います。
投資目的である以上、確実な未来は分かりませんが…
安いうちに買っておくに越したことはありません。
2番目の理由については、仮想通貨市場全体でアルトコイン(ビットコイン以外の通貨)のシェアが急激に成長していることが挙げられます。
もちろんビットコインはどんどん値を上げているのですが、市場が拡大するにつれてかつてのようなビットコイン1強状態ではなくなりつつあると言えます。
2018年にはイーサリアムやリップルなどもさらに価格が上がると予想されているため、モナコインも高騰する可能性は十分あります。
今のうちから定期的に積み立てておくことで、来年の今頃は大きな利益を手にしているかもしれません。
最後の理由についてなのですが、ビットコインやイーサリアムなどメジャーな通貨は1分1秒値段が大きく乱高下します。
そのため1日単位の短期的な取引でも収益が得られる場合があるのですが、モナコインは時価総額ランキング36位とは言え、まだ大きな利益を出しやすい通貨ではないのが現状です。
しかし、技術的にも大変優れているため過小評価されている通貨との評価が多くを占めています。国内外の仮想通貨の評論家も、モナコインに大変な注目をしています。
近い将来もっと活気あふれる取引が可能になるまで、少しずつ集めていくのもいいかもしれません。
ザイフとビットフライヤー以外の取引所でもモナコインは購入する事が可能?
ズバリ可能です。
先ほども少し書きましたが日本国内の仮想通貨取引所では、他にもモナコインを取り扱っているところがあります。
・BitTrade
こちらはFX取引サービスを提供するFXTFが運営する仮想通貨取引所です。
ビットバンクの取引方法を取り入れているため、ビットバンクを利用したことのある人は使いやすいかもしれません。
FXで培った高機能なトレーディングビューで、自分仕様の取引画面が作れますよ。
・bitbank
ビットバンクはアルトコインを現物取引ができるのが特徴です。
取引手数料も-0.05%に設定されているため、短期トレードでも手数料による損失を出さないうえにコインがもらえるというメリットも。
・FISCO
ブルームバーグなどの大手サイトに情報提供している金融情報企業がオープンした仮想通貨取引所です。
Eストアと提携しており、フィスコ取引所で購入した仮想通貨を店舗や企業で決済できるという特徴も。
仮想通貨の販売所ではモナコインは購入する事が出来ない?
以前はモナコインの販売は取引所のみだったのですが、ビットフライヤーがモナコインを導入してから販売所でも購入できるようになりました。
仮想通貨を販売所で買うのは、手数料が上乗せされるため割高だという印象がありますが、すぐに欲しい分だけ手に入るメリットがあります。
ビットコインやイーサリアムなどの有名な通貨なら取引所だけでも、必要な量を手に入れることが出来るのですが・・・。
それほど知名度のない通貨の場合は売買注文板だけでは十分な取引が成立できない可能性もあるため、常に販売所で購入できるのは利用者にとって大きな利点でしょう。
知名度を広げるため広告による秋葉原ジャックをはじめ、モナコインで購入できるモナコーヒーやモナ普及米などの販売もスタートして盛り上がっているので、気になる方はぜひお試し下さい。