ロシア宇宙計画の偉業を映画化!驚愕のスペースミッション『サリュート7』公開決定
2017年12月09日 12時00分 クランクイン!
ロシアの歴史に残る、驚愕の宇宙ミッション!『サリュート7』公開決定(C)CTB Film Cie & Lemon Films
ロシアの歴史に残る宇宙計画の偉業を映画化した『サリュート7』が、2018年1月23日より日本公開されることが決定し、ロシア映画の最高峰チームによる本作の予告編とポスタービジュアルが解禁となった。予告映像では、宇宙を舞台にした壮絶なミッションへ向かう2人の宇宙飛行士の姿が壮大なスケールで映し出されている。
『サリュート7』は、1985年2月に原因不明の故障を起こした、ロシア開発の宇宙ステーション=サリュート7号に、たった2人の宇宙飛行士だけで修理に向かったという実話を映画化した作品。
長期滞在のために作られたステーションとしては世界初だったサリュート7号が、突如消息を絶ち、呼びかけにも応じず、操縦もできなくなってしまう。このままでは制御不能で地球に落下してしまう危険性もあるが、それを防ぐための唯一の手段は、ステーションに宇宙飛行士を送り込み、手動ドッキングをして直接修理することだった。修理のために、サリュート7号へ向かった2人の男。はたして、彼らはこのミッションを成し遂げ、無事に帰還することはできるのか。
本作の制作には、同年に公開された超大作『アトラクション 制圧』で手腕を発揮したVFXスタッフが参加。さらに、ロシアの宇宙開発全般を担当する国営企業のROSCOSMOS全面協力のもと、無重力状態で撮影を行った。また、プーチン大統領が人工衛星「スプートニク」打ち上げ60周年を祝うために、当時の宇宙飛行士とともに本作を鑑賞したことでも話題となっている。
映画『サリュート7』は、2018年1月23日よりヒューマントラストシネマ渋谷(東京)で開催する「未体験ゾーンの映画たち」にて上映。