体調不良で緊急入院するも、1週間ほどでスピード復帰したマツコ・デラックス(45)。冠番組3本を含む計8本のレギュラー番組を抱える超売れっ子だけに休むこともままならないのだろうが、視聴者含め「本当に大丈夫なのか?」と心配する向きは少なくない。

 なんでもマツコはトイレで用を足した後、立ち上がることがままならない激しい目まいに襲われたという。すぐさま病院で検査を受けるも脳に異常はなし。番組内で「この世が終わった」などと話し、死の淵をのぞいた当時を生々しく振り返っていたが、結局、原因究明には至らないまま。無事で何よりだが、やはりそう簡単な話ではないようで――。

■医師からは食事制限を勧められる

 さる民放キー局関係者の話。

「事務所サイドの本音はこれをいい機会にしばらく休ませたいと思ってるようですが、かなわない。レギュラー番組に加え、年末年始の特番の収録があるためです。すでに複数の特番の収録は終えたようですが、倒れて以降オファーを断ったり、キャンセルした番組もある。そもそもあの体格で体に何ら負担がないといえば嘘になるでしょうし、実際、医者からはダイエットを勧められているそう。だからこそ休業は無理でも、せめて大々的に食事制限したいところだが、スポンサー契約している企業との兼ね合いがあり公言もままならない状況のようです」

 先日発表されたばかりの2017年CM起用社数ランキング(ニホンモニター調べ)では、石原さとみ(30)や北川景子(31)、桐谷美玲(27)らと並んで〈女性部門6位〉にその名を連ねるマツコ。トヨタ自動車やP&G、花王といったナショナルクライアントに加え、「ピザーラ」(フォーシーズ)や「ななつぼし」(ホクレン農業協同組合連合会)、「ペヤングソースやきそば」(まるか食品)といった食に関するCMにも起用されている。

 しかも、「『マツコの知らない世界』(TBS系)をはじめ、レギュラー番組でも食ネタはテッパン。マツコが絶賛した商品はバカ売れし反響が大きく、視聴者受けもいい。テレビ的にもグルメ企画が禁じ手になるのは正直、痛いですね」(前出のキー局関係者)。

 働くのも食べるのも命がけだ。