基地、貧困、世代間の意識...沖縄が今抱えているものたち

沖縄が抱える現状を、子どもの貧困率や基地関連収入、航空機事故の件数など9つの数字から振り返ります。

米軍基地の7割が集中する沖縄。生まれた時から基地がある、そんな環境で生きてきた若者たちの本音を聞きました。

沖縄住民らによる集団自決のあった自然洞窟「ガマ」が、少年4人によって荒らされる事件がありました。少年たちは「肝試し」だったと供述しています。

30年以上ガマを掘り続け、戦争で亡くなった方々の遺骨を探しているという具志堅さん。「一人でも多く家族の元に帰したい」と語ります。

「若い世代は、賛成だ、反対だと主張するのではなく、葛藤しているんです」と語る沖縄出身の仲村颯悟さん。本土の人へ「自分が伝えないといけない」と思った彼が選んだ手段は、「映画」でした。

元沖縄知事の大田昌秀さんの著書「沖縄健児隊の最後」には、大田さんが見た景色、聞いた言葉たちが書き込まれていました。