来年は、いぬ年!!なので、年賀状作成に使える犬的年賀画像素材を、柴犬ももと作ってみたいと思う。
(※フリー素材としますのでみなさん自由に使ってくださいませ。)
多摩在住のイラストライター。諸メディアにおいて、フマジメなイラストや文章を描くことを専門としながらも、昼は某出版社でマジメな雑誌の編集長をしたりするなど、波乱の人生を送った後に、新たなるありのままの世界へ。そんなデイリーポータルZでのありのままの業務内容はコチラを!
前の記事:「3カ月で3kgヤセる!?「大きなコロッケパンだけダイエット」」 人気記事:「柴犬が大根おろしに似てるので「柴犬おろし」を作ってみた」 > 個人サイト ヨシダプロホムーページ 年賀状売り場を見ていると
来年は、いぬ年!!ゆえに、
なんとも犬だらけで、犬好きとしてはたまらない。わぉぉん。
そんななか、日本の犬の象徴なのか、やたら
柴犬が多い気がする。 …ん、…待てよ、そういえばうちにも柴犬がいる…!
「ん?」
これはビジネスチャンス!!(別にビジネスではないが。) そこで今回は、そんな柴犬ももをつかって、年賀状作成で使える年賀画像素材を作っていきたいと思う。 ●年賀LEVEL1「和風的年賀状」
まず正月って、日本的な和風ムードに包まれがちだが、まるでそれを具現化するような 唐草模様の風呂敷があった。さすが実家。なんでもある。
この柄、和風だし日本の正月っぽいだろう。そこで早速ももに巻いてみたのだが
お、っぽい。なんか「和風総本家」っぽくなった。柴犬の豆助のアレだ。
柴犬的にはしっくり来る理想のビジョンとなったが、あらためて、和風的に作ってみた年賀画像が、コレだ!
あ。やべぇ、これ泥棒のアレだ。ちょっと巻き方をうっかりしたようである。でも似合ってるし、もうこれでいいであろう。
では次いってみよう! ●年賀LEVEL2「みかん的年賀状」
正月と言えばやはり、みかん。 鏡餅でも上部に鎮座し、正月感を醸し出すコイツ。そこで、ももの頭にものせようとしてみたら、
「そういうのはちょっと」
ももだいぶ乗り気じゃない。で、 すごくのらない。みかんすぐ転がり落ちる
そして嫌がる。頭の搭載スペースがすこぶる狭い柴犬の構造的欠陥ゆえだろう。欠陥呼ばわりされるのは心外だろう。
頭ペッタリだった先代の黒ラブのモモは みかんで鏡餅な感じってことでね。モモを見習ってますます精進してほしいものである。
●年賀LEVEL3「モチ的年賀状」
正月によく食べるのが、モチ。そこでモチを題材にしたいと思うが、 もも、すでに
チョー欲しがっている。
この犬の食欲、えぐい。でも、できるだけびよ~んと伸びた状態をめざし、ハシっこをももにちょっとくわえてもらうことで完成した、モチ的な年賀画像が、コレだ!
おぉ、奇跡的なタイミングで奇跡的なびよ~んが!! って、もも食っちゃダメだからね。
ちなみにもも、このあと モチの一部が口の上アゴにくっついちゃって、かなり困惑していたことも一応記しておく。
●年賀LEVEL4「お年玉的年賀状」
また正月に欠かせないのが、お年玉。合法的な贈収賄の儀式である。そこでお金だが えげつない。ここまでの硬貨感は求められていない。そしてお年玉っぽくポチ袋を
まき散らす。お金も
まき散らす。品は、ない。でもこうして完成した、お年玉的な年賀画像が、コレだ!
あらマネー。金の亡者が、そこに誕生したのであった。年賀状ってお年玉番号も付きがちなので、お年玉感で許して。
●年賀LEVEL5「嵐的年賀状」
この冬は、嵐の年賀状が出ることが、たいへん話題になっていたので その勢いには、やはり乗るべきであろう。そこで、ももに
ニノ全開のこの「an・an」を読んでもらう画にして、なんとかしたいと思う。
なかなか読んでくれなかったが、ようやく読んでくれた結果、いちおう完成した、嵐的な年賀画像が、コレだ!
おぉ、事実上の嵐年賀状の完成!で、あるが、きちんとグレー処理は欠かさない。大人だからね。あとは受け取る者のリテラシーに委ねて構わないであろう。
●年賀LEVEL6「干支的年賀状」
いぬ年ってことだが、正月といえば干支!かと思うので、干支的にはやはり、 ウサギがいいだろう。干支では一番人気だしね。(知らねぇ。)
そこで、なぜか家にあったウサギ耳。昔なにかに使ったと思われる。が、覚えてない。
ってことで、ウサギに変貌! そうして完成した、干支的にもめでたい年賀画像が、コレだ!
ピョン。なんだかめでたいピョン。でも犬なので、別にウサギにしなくてもよかったのでは、と思っている。
●年賀LEVEL7「新年会的年賀状」
正月にありがちなのが新年会。会社でもあるかもだが、その象徴と言えるのが、宴会タスキ。そんなめでたい席のメッセージとしては、例えばこんなのがあるようだが、 どれもムカつく。
そこで、フリーでメッセージを描ける無地のがあったので、
伝えたいことをそれなりに表現しよう。
そしてももにつけてもらい、タスキ的にできあがった年賀画像が、コレだ!
毎年いぬ年、ということでね。意味わからない。毎年いぬ年では、ない。でも犬を見てると、どの時代も、そんな万能感で生きている気はする。だから嘘ではないだろう。
●年賀LEVEL8「千葉的年賀状」
そういや正月って、めでたいからか、色味が赤色になりがち。そこで、そんな赤味を重視して具現化してみた年賀画像が、コレだ! 赤いね。つまりこれは千葉の象徴、
千葉君だね。チーバ君。千葉県民が受け取ったらテンション爆上げ必至であろう。いや千葉県民でもそんなに上がらないかも。まぁいいだろう。
●年賀LEVEL9「オールスター的年賀状」
いろいろやってきたが、正月なので、もう正月っぽいオールスターを登場させよう 獅子舞!!
門松!!
なんか飾り!
と、典型的なのを一気に投入し、ももに施しまくって完成した、正月オールスター年賀画像が、コレだ! おぉ! ただ置いただけだけど、ももの迷惑そうな顔はさておき、かなりの正月感!!であろう。やっとちゃんとした年賀状っぽくなったので、どうせだからコレは
タテ用のもね。正月のオールスター感謝祭ということで、お好きなほうをぜひ。
●年賀LEVEL10「初詣的年賀状」
そういえば、正月と言えば初詣。 インドアな僕には想像を絶するが、正月アウトドアとしてマストなイベントであろう。そこでしかたなく外出!したが
ももも僕に似てインドアなので
「多すぎよ」
人の数に食傷気味。でもなんとか気合い入れて、 一年のご多幸を願って、初詣的に誕生させてみた年賀画像が、コレだ!
まぁ、正月ロケということで、正月に外出したガッツはホメてください。
●年賀LEVEL11「顔面的年賀状」
…と、もも いろいろ撮ってきたけど、最後にあらためて犬全開のも一応ってことで、コチラ
顔面どん。ここまで犬アピールすれば、受け取った者も、いぬ年を痛感せざるをえないであろう。
そんな本懐を遂げるべく今回はいろいろ作ってきたわけだけど、これら年賀状画像、フリーで使っていただいて構わないので、みなさんの年賀状ライフに少しでも貢献できたら幸いです。 じゃぁもうそろそろいいですよね。ではまたおやすみなさい…。
はい、以上いかがでしたでしょうか今週の「嵐の年賀状ほしい」。毎年いぬ年を満喫していきましょう。よろしくおねがいいたします。
結局「和風総本家」がデフォルトになった犬。
これも読んでほしい Recommended by |
|
▲デイリーポータルZトップへ | バックナンバーいちらんへ |