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- » 2018 . 01
Category : 未分類
ワクチン接種の勧奨中止を「間接的殺人を許してはならない。」といい出すのは乱暴なものだ。 どーも僕です。さんはワクチンの勧奨中止は将来の死亡者三〇〇〇を出す殺人だと述べている。
■ ワクチン接種がコストに見合うかは不明
だが、ワクチンでどれだけ子宮頸がんが減るかはわからない。HPV感染率は減るかもしれない。それに由来する子宮頸がんの発症率も減るもしれない。だが、その定量的効果は明らかになっていない。接種勧奨時期と非勧奨時期で少なくとも10年、あるいは20~30年ほど比較しないとわからないからだ。
現状の発症率がゼロになるか、それとも1割しか減らないかは全然わからない。子宮頸がんは年間1万件の診断があるという。男性を含むがざっと人口の1%が罹患するということだ。それがゼロになる、1%から0%近くに減るならなら大効果だろう。だが1割減、人口1億人で9000件にしかならないなら効果は判然としない。
副作用や接種コストに見合うかどうかは全くわからないということだ。
それをすでに効果があるように述べるのも不思議なものだ。もしワクチンに効果がなければ無意味だからだ。
■ ピロリ菌も胃がんで人を殺しているが除去は無償でもないし学校段階で推奨もされていない
もちろん「打たないよりも打ったほうがよい」考え方もあるだろう。
だが、それだけを理由に接種勧奨の中止を「間接的殺人」( どーも僕です。)というならピロリ菌除去の非強制はどうか。胃がんでは年間100万人が死んでいる。うち1%がピロリ菌起源だとすれば、その効果は子宮頸がんワクチンよりも高い。「間接的殺人」での殺害数ならそちらのほうが高い。
他にもいくらでもある。感染症ならインフルエンザも子宮頸がんよりも殺している。直接死亡者ではなく超過死亡でみれば例えば98年度は2万以上を殺している。これは肺炎を足しただけの数字であり、他にも気管支炎や脳血管障害、糖尿病も随伴しているという。(http://idsc.nih.go.jp/iasr/20/238/graph/dt23821.gif)
さらに自由な行為をあげれば死亡率が高い例はいくらでもある。喫煙、飲酒はそうであるし合法的薬物や入れ墨もそうだ。オートバイや自動車レースもそうだろう。
■ 年に3000人しか死なない上、接種は無料
その程度なら目くじらを立てる必要はない。実際の死亡率でみても人口ざっと一億、女性5000万人で年3000人にあたるかどうかの問題だ。
評判が悪いから打たない選択肢もあり得る。それも責め立てるほどの中身ではない。
そもそもワクチン接種が禁止されたわけではない。対象年齢層ならHPVワクチンは未だに無償で接種できる。年齢外でも自由診療で打てる。
■ 科学を口実とした説教魔
それらを差し置いてHPVワクチンだけ「間接的殺人」( どーも僕です。)と言い立てるのは不思議なものだ。
そう主張する連中も一種の精神運動を疑うものだ。日華事変の生活総動員であら捜しに似ている。「パーマネントはやめましょう」とと街頭で宣伝し、街頭で髪を切らせようといった行為に似たものを感じる。
それは電力事情を理由としたいじめだったとも言う。パッとしないおばさん達が自分たちの規範から逸脱した若い娘のパーマを攻撃するのは快楽だったのだろう。
同様にワクチンも科学を口実とした説教なのだろう。面を見てもパッとしない理系カルトのオッサン連がリスクを案じて接種しないオバサンたちを中途半端な科学根拠で説教するのも快楽なのだろう。
どーも僕です。(どもぼく) @domoboku
ワクチンで防げる子宮頚がんで亡くなる女性は毎年約3千人。交通事故より多い。
これを報道した人がネイチャーも関わる賞を獲得したら『全国子宮頸がんワクチン 被害者連絡会事務局長』は科学的な反証ゼロで陰謀論を展開。
理性を捨てた感情論は多くの女性を殺してきた。間接的殺人を許してはならない。
https://twitter.com/domoboku/status/938247575383052288
■ ワクチン接種がコストに見合うかは不明
だが、ワクチンでどれだけ子宮頸がんが減るかはわからない。HPV感染率は減るかもしれない。それに由来する子宮頸がんの発症率も減るもしれない。だが、その定量的効果は明らかになっていない。接種勧奨時期と非勧奨時期で少なくとも10年、あるいは20~30年ほど比較しないとわからないからだ。
現状の発症率がゼロになるか、それとも1割しか減らないかは全然わからない。子宮頸がんは年間1万件の診断があるという。男性を含むがざっと人口の1%が罹患するということだ。それがゼロになる、1%から0%近くに減るならなら大効果だろう。だが1割減、人口1億人で9000件にしかならないなら効果は判然としない。
副作用や接種コストに見合うかどうかは全くわからないということだ。
それをすでに効果があるように述べるのも不思議なものだ。もしワクチンに効果がなければ無意味だからだ。
■ ピロリ菌も胃がんで人を殺しているが除去は無償でもないし学校段階で推奨もされていない
もちろん「打たないよりも打ったほうがよい」考え方もあるだろう。
だが、それだけを理由に接種勧奨の中止を「間接的殺人」( どーも僕です。)というならピロリ菌除去の非強制はどうか。胃がんでは年間100万人が死んでいる。うち1%がピロリ菌起源だとすれば、その効果は子宮頸がんワクチンよりも高い。「間接的殺人」での殺害数ならそちらのほうが高い。
他にもいくらでもある。感染症ならインフルエンザも子宮頸がんよりも殺している。直接死亡者ではなく超過死亡でみれば例えば98年度は2万以上を殺している。これは肺炎を足しただけの数字であり、他にも気管支炎や脳血管障害、糖尿病も随伴しているという。(http://idsc.nih.go.jp/iasr/20/238/graph/dt23821.gif)
さらに自由な行為をあげれば死亡率が高い例はいくらでもある。喫煙、飲酒はそうであるし合法的薬物や入れ墨もそうだ。オートバイや自動車レースもそうだろう。
■ 年に3000人しか死なない上、接種は無料
その程度なら目くじらを立てる必要はない。実際の死亡率でみても人口ざっと一億、女性5000万人で年3000人にあたるかどうかの問題だ。
評判が悪いから打たない選択肢もあり得る。それも責め立てるほどの中身ではない。
そもそもワクチン接種が禁止されたわけではない。対象年齢層ならHPVワクチンは未だに無償で接種できる。年齢外でも自由診療で打てる。
■ 科学を口実とした説教魔
それらを差し置いてHPVワクチンだけ「間接的殺人」( どーも僕です。)と言い立てるのは不思議なものだ。
そう主張する連中も一種の精神運動を疑うものだ。日華事変の生活総動員であら捜しに似ている。「パーマネントはやめましょう」とと街頭で宣伝し、街頭で髪を切らせようといった行為に似たものを感じる。
それは電力事情を理由としたいじめだったとも言う。パッとしないおばさん達が自分たちの規範から逸脱した若い娘のパーマを攻撃するのは快楽だったのだろう。
同様にワクチンも科学を口実とした説教なのだろう。面を見てもパッとしない理系カルトのオッサン連がリスクを案じて接種しないオバサンたちを中途半端な科学根拠で説教するのも快楽なのだろう。
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Comment
No title
16:22
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結局のところ、ワクチンよりも定期集団検診の方が重要のようですね。国保にも無料の定期健康診断を付けた方が医療費は安上がりになりQOLも上がると思うのですが。長年の学校での歯科指導と啓発により子供の虫歯は激減しましたし。
もう一つ言えば、かつてのペストやコレラのような社会を破壊するような伝染病なら多少の副作用での犠牲を払っても強制接種するという判断はありますが、子宮頸がんはそういう種類ではありません。副作用で苦しむ人間と発病しない人間の数がどっこいどっこいじゃないの?というなら推奨さえ馬鹿げています。
Re: No title
17:30
文谷数重
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仮に副作用がなかったとしても接種がどの程度有効かどうかもはっきりしていない
副作用は極端に多いわけではないし接種はリスキーともいいませんが
今回の「副作用は科学的に存在しない」って、いつもの副作用との因果関係は「証明できない」だけの話でしょ
効果が微妙なのにリスクだけ負いますかといった話でリスクと効果はそれぞれが判断してくれでしょう
だいたい13年まで一律接種勧奨でなかったものにガーガー言うのはねえ
さらには接種決定にも利益相反の指摘もあるというのに
Re: Re: No title
17:39
文谷数重
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ロケットやら原発やらと同じで
それに引っかかる連中が「正義の日本による悪の新中国の戦い」やら
「普通の日本人による反日分子との戦い」とかと熱心なのも納得できるもんです
実際に高橋洋一とか上念司とかが賛同してんだもん
他にもGATE好きのあたりとかも盛大に引っかかってるし
No title
10:52
被本塁打大王
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古くは水俣病等の公害病、最近では原発事故による甲状腺がん増加にも当てはまる残念な話ですよね。