「ストップ詐欺被害！私はだまされない」。
今回のお願いは、こちら。
「警察手帳を見せられてもしっかり確認を！」。

１１月１７日、甲府市に住む８０代の男性のもとに１本の電話がありました。
声の主は、自分は警察官だと名乗った上で「あなたの口座からお金が下ろされているかもしれない。別の者が自宅に行くので、キャッシュカードを確認させてほしい」と言いました。
その２時間後、実際に男が訪ねてきて、そこで見せられたのが、警察手帳でした。
実は、この警察手帳、まったくの偽物だったんです。
偽物だと気がつかず、男を信用してしまった男性。
男は隙を見てキャッシュカードをほかのカードとすり替えて、盗み取ったということです。
その後、男性の口座からは現金が引き出されてしまいました。
改めて私からのお願いです。
「警察手帳を見せられてもしっかり確認を！」。
刑事ドラマの撮影などで使われる警察手帳のレプリカは、インターネットを通じて販売されていることがあります。
もし警察官を名乗る人物が訪ねてきたときには、警察手帳だけで信用してしまうのではなく、勤務する警察署などを聞いたうえで、実際に連絡をして確かめてから話を聞くようにして下さいね。